昨日亡くなってしまった天海一座の座長天海天海さんの葬儀。
道頓堀の興行を一手に取り仕切っている鶴亀株式会社。
そこの社長が劇場葬で葬式をすることに。
大物芸人の葬式なので多数の人たちが参列。
今日初めて気がついたんだけれどこの当時の女性の喪服って白装束だったんだね。
気になってあちこち調べてみたら、過去の朝ドラでも同じシーンがあったようだ。
最近はこのブログをアップする関係で真剣に見ているので、細かいことがいろいろよく気がつく。
さてそんなことを踏まえつつ、千代ちゃんはどうなっちゃう?
大物たちが行き交う
葬式のシーンでは新たな登場人物もいっぱい。
そんな中で気になったのは女性の喪服が白装束だったこと。
いつものように調べてみたら以前の朝ドラあさが来たでも似たようなシーンが。
この当時は、実は今でもなんだけれども喪服は黒だと決まっているわけではなさそう。
中村勘九郎さんの葬式の時は奥様は白装束で出席されていた。
他にも調べれば色々出てきそうで、男性も白装束の場合があるとの事だった。
実は今のように黒い喪服が一般的に出回るようになったのは明治末期、乃木大将が亡くなられた時にこの喪服を採用したことがきっかけになっているらしい。
私も様々な葬式に出席した経験を持つが、白装束はただの1度も見た事は無い。
さて物語の中で描かれていた社長と須賀廼家万太郎(板尾創路)の掛け合い。
どんな場合でも笑いを取ろうとする役者魂をここで表現してみせる。
演技ににかけるマインドが生き方すべてに通じるのだと言わんばかり。
天海一座のこれから
大山社長の言いつけでなくなった天海座長の遺言が披露された。
一座の跡取りとして一平君を指名していたような。
その時に動いたのが須賀廼家千之助。
舞台の稽古をしに行くと言ってはみたが、なくなった座長の役柄も自分の役柄も全て自分が引き受けてやると。
もともと舞台にやる気のない一平君。
それでもさすがにまずいと思ったのだろう。
いくらなんでもむちゃくちゃや‼️
残念ながら、彼の発言がものを言う事はなさそう。
千代ちゃんの小さな胸を痛めること
河内の隣のおっちゃんから聞かされた夜逃げした元家族のこと。
実はそのことが気になってほとんど何も手につかない千代ちゃん。
女将さん(ごりょんさん)にお使いを任されるのだが、まるで気持ちの入らない返事を繰り返すばかり。
今までならそんな簡単なことでミスなど犯すはずもないのだが、今回ばかりは考えることばかりでうつむいたままとぼとぼ歩いたりして。
そんなときたまたま見かけた一平君と少し話をする機会が。
調べてみて分かったのだがこの一平君を演じている彼。
中須翔真君
彼はこの間の朝ドラスカーレットの武志君。
これ見るとびっくりだよね。
大阪のドラマなので俳優たちが大阪の俳優がいっぱい出ているとは知っていたけれど、子役も同じ俳優さんが出演していたとはね。
大体、今主役を演じている毎田暖乃ちゃんは、スカーレットの時の照子ちゃんの長女の役柄で出ていたよね。
スカーレットのときの配役がみんな出演している印象を持った。
とにかくこの子たちはとてつもなく演技がうまい。
全く違和感なく心の中に葛藤を抱いている様子がひしひしと伝わってくるではないか。
千代ちゃんも一平君も心の中にトラウマのようなものを抱いている。
言葉には出ないけれどそういったモヤモヤ感が彼らは本当にたまげるほど上手に表現できている。
こういった描かれ方でドラマの格が上がっていくと言うもの。
ついにクビ❗️
さすがに時間が経ちすぎていて届け先のお客さんが苦情を言ってきた。
そのことを知った女将さんは激怒。
ついにクビを言い渡される。
物語を見ていて驚くのはクビを言い渡された千代ちゃんの驚くほどの潔さ。
自分でもミスしたと言う思いがあるに違いない。
そうはいっても、簡単にあきらめられるはずはなかろうに。
考えればすぐにわかることだけれど、彼女には帰る家だってないのだ。
何せ河内の一家は夜逃げしているので今は音信不通。
そんな中で1人街をうろつく千代ちゃんは突然降ってきた雨の中、雨宿りの場所を探す羽目に。
今日の物語はそこまで。
果たして行き先が見つかるのだろうかね。
既におちょやんはネタバレ情報もたくさん出回っているのでかなり先のストーリーまで把握できることにはなったが、とにかくすごいなと思うのは、この千代ちゃん、この先とんでもなく苦労を背負うことになる。
これはモデルとなった浪花千栄子さんのエピソードをそのまま用いているらしいんだが。
行方不明になったあのぐうたらで甲斐性なしのお父ちゃんはこれからも時々現れるようだ。
それと、男女関係のドロドロしたこともてんこ盛り描かれそう。
朝ドラでどこまでリアルに描けるんだろうか。