新しい劇団はどうやら産みの苦しみが。
かつてのメンバーが次々と離反してなかなか形にならない。
一平君も座長の立場上、あちこちに手を回して努力を重ねているが、
何せ1番のポイントは千之助兄貴に戻っていただかないことには、何も始まらないとの事。
しかしそんな中、古い座員の天晴や徳利が紆余曲折を経て何とか参加してもらえるめどが立った。
そして千代ちゃんは自分を捨てて千之助の説得を試みている。
今日もまた女優杉咲花のありえないものまねが見られる。
目次
■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
■お名前.com
須賀廼家天晴と漆原は新劇団の新しいメンバー


一平君にしてみれば、とてもメンバー全員を呼び戻せるとは思っていないようだ。
なんといっても千之助兄貴がへそを曲げたのだけは如何しがたい。
千之助にしてみてもどうしてもゆずれない部分がある。
それはほかならぬ須賀廼家万太郎を上回るだけの舞台をやり遂げたい。
そのためには一平君のところにいたのでは絶対無理だと決めつけていた。
千之助がいなくなると他のメンバーもつられてみんないなくなってしまう。
それを引き止めることができなかった一平君だが、少しずつ志ある仲間を引き戻せることができるように。
最初に戻ってくれたのが天晴。
ちなみに女形の漆原はずっと残っていてくれたメンバー。
何とか仲間が戻ってくれたことで喜びを隠しきれない一平君。
しかし、千代ちゃんはとてもじゃないがそんな気にはなれない。
どうしても必要ならば千之助を呼び戻すしかあらへん。
それはウチがやったる😤
ここぞとばかりに意気込んで出かけるのだ。
須賀廼家徳利の迷い


徳利は一平君の元を離れて万太郎一座に入門しようとした。
しかしそこでは新参者として軽くあしらわれるばかり。
本当はあまり得意ではない酒をたらふく飲まされてついに暴れ始めたところ返り討ちに遭ってしまう。
そんなボロボロの状態を巧みにとりなしながら一平君の一座に誘導する千代ちゃん。
彼女がお茶子時代に培った様々な手練手管はこんな時大いに役立つ。
岡安時代 天海一座のメンバーの好みは全て把握していた。
その時の記憶は今もしっかりと残っている。
徳利の好みの料理を並べて、彼が1番好きなビールをたっぷりと飲ませる。
そして例の千代節。
相手の心を巧みにくすぐるようなセリフがあって、ついに徳利は陥落する。
やっぱり天海一座のメンバーと芝居がしたい。
これでメンバーはあと千之助を残すのみとなったようだ。
須賀廼家万太郎の威厳
須賀廼家万太郎。
調べてみると彼のモデルは曽我廼家五郎。
しかし、そのまんまの名前を使うわけにもいかないので曽我の代わりに須賀を使うあたりが大阪人のユーモア。
この物語の中では当代随一の喜劇役者とある。
一平君の一座の鶴亀撮影所の大山社長がこの万太郎の1人勝ちの状況を決して許すことなく、対抗する喜劇集団を作り上げて競わせようと。
世の中の不景気を一掃するには喜劇は必ず必要になると見込んで、そこが発展するためには競い合う2つの勢力が頑張ってなんぼだと。
その思惑に基づいて立ち上げられた劇団。
しかし、ハードルは高い。
最初の舞台で成功できなければ、二度と道頓堀では芝居ができないようにすると厳しいお達し。
万太郎一座は、基本的には関係のないことだろう。


この牙城を崩すのは大変かも。
人気者には人気者たる所以がありそうだ。
彼は人をあっと驚かせて笑いを取る名人のような側面がある。
そして、そんな彼の魅力のもとにファンだけではなく同業の役者たちもたくさん寄ってくる。
この彼にチャレンジし続けているのが千之助となるのだ。
あら〜、女優の千代ちゃんが〜😭🤣
タコ入道とコケコッコー。
これが千代ちゃんの持ちネタ。
これは多分杉咲花が自分で考えて出してきたネタだろう。
お笑い芸人でもなかなかここまではやらんね。
吉本新喜劇でも、いろんなギャグネタを持っている人たちがいるが、そこのお笑い芸人なら受けるなら何でもやるぞと意気込む芸人はいるかも。
それにしても女を捨てている。
これで千之助兄貴が戻ってくれなければ骨折り損のくたびれ儲け。
さてそんな中一平君から爆弾発言が。
それは漆原に向かって言ったこと。
私はネタバレでストーリーを確認しているので、この後のいきさつも理解はしているが。
おちょやんでは必ず翌日に期待を持たせるかのように物語が進んでいく。
漆原をクビにしようとする話ではなさそうだよね。
新しい劇団は見てわかるとおり、男だけではなく女性も参加しているのだ。
女形の需要が果たしてあるかないかの議論になる。
ネタバレしては気の毒なので、ここまでにしておくが一平君にはどうやら考えがありそう。
さて、未だ劇団は機能し始めていない。
今週、残りの2日で形になるような物語が語られるかどうか。