くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

青天を衝け 物語は幕末の1地方から始まる

 

いよいよ第1回目の青天を衝けが始まる

主人公は武蔵国血洗島の出身 渋沢栄一。

1840年生まれ、江戸幕府の終焉を見た世代だと言えるだろう。

つまり明治維新の当事者だったとも言える。

とにかくこの時代は幕末の様々な事件、とりわけ黒船来航など日本の歴史の中でも大きな転換点にあったと言える。

物語は登場人物全てが歴史上の個人名をそのまま使っている。

もちろん物語として脚色してあるので、歴史に出てこない人たちの登場も前回の麒麟がくる同様設定されているかも。

今回の物語の中で

特に注目すべきは北大路欣也扮する徳川家康が登場すること。

徳川家康が歴史の解説係のような立場で時々出てくるようだ。

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徳川家康(東照大権現)

目次

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血洗島の人々の生活

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土地があまりよくなく畑作で生計を立てていたようだ

地元の生活の様子が克明に描かれていてとても親切な物語設定だなと感じた。

特に養蚕業が盛んで、さらに藍染の職人である父親の様子など詳しく描かれていたと思う。

物語として語られるまで私もこのような状況は存じ上げなかった。

渋沢栄一が暮らした実家は明治時代に建てられたもの。

今は本人のアンドロイドも観光客用に設置されている。

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驚くほどよくできているよね

とにかく地元では超有名人だが、

明治維新の日本の歴史を考えたときに彼の果たした業績は半端でなく大きいのだ。

おそらく今回の青天を衝けで詳しく語られるはずだが。

彼の人となりのもとになるエピソードが最初の何回かで語られると思う。

子供时代は多感で寂しがりやで、甘えん坊。

しかしそのくせ頭脳明晰で、姉と同時に父親から受けた論語の教育なども姉以上にもの覚えは良かったようだ。

物語の設定では7歳の時に父親から読み書きの手ほどきを受けたとされている。

そして、描かれていた様子を見ていると、とにかくたくさんの人が1つの集落で暮らしている。

渋沢家だけでなく親戚一同も1つの集落で暮らしていたようだ。

徳川慶喜

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水戸家出身だが一橋家に養子に赴く

明治維新の徳川幕府の重要人物と言えば15代将軍徳川慶喜だろう。

彼についても物語の中で詳しく語られている。

最終的には草薙剛君が演じることにはなっているが、子役の時代から通しで物語は作られていたね。

そして慶喜公の側近の家臣や父親など著名な人物は皆勢ぞろいといった感じ。

これから少しずつ、私も調べていくので納得できたところから紹介できたらと思う。

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初めて徳川慶喜と越権するシーン なんとなくサービスシーンだったような気が

今日のストーリーの中で目玉になるシーンだけれど、これは渋沢栄一が自ら直訴するような描かれ方をしていたが、なんとなく家来の1人が画策したような雰囲気もありあり。

一介の農民が簡単に将軍に会えるなど考えにくいことなので。

しかし、

渋沢栄一と徳川慶喜は明治維新以降も長く関係を続けていた

渋沢栄一は最初は幕府の役人として仕官することになる。

その後、さらに実力を買われて明治政府にも雇われることに。

この時代幕府と明治政府と両方に支えた役人はあまり多くはないだろう。

私が知る限りでは榎本武揚が同じように両方に使えていたはずだ。

渋沢栄一も榎本武揚も共通点は海外留学の経験があること。

そして誰もが納得する頭脳明晰さ。

実力ある人たちがきちんと活躍する場を与えられたのが明治維新だとも言える。

渋沢栄一の人となり

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子供の頃から口数が多く、でも頭脳明晰思いやりのある少年

両親からこの時代にしては珍しいくらい手厚く教育を受け、愛情いっぱいに育てられた栄一。

彼の性格が如実に表れていた例として、自分が大切だと思う人にはなんとしても報いたいと気持ちを手向ける。

そのような人となりが様々なエピソードを交えて語られていた。

生涯を共にする奥様も幼なじみで、今日の物語の中でもしっかりと描かれていた。

彼の性格の重要な部分、自分が幸せであると同様に他の人の幸せにも目を向ける。

一言で語るならば利他心と言えるだろうか。

この時代の人としてはおそらく他に類を見ないほどの性格だったと思う。

まとめ

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ビジュアル的には似てないと思う

今日初めて描かれたエピソードなので、まだこの先どのように物語が展開していくか読めない部分が多い。

前回の麒麟がくるは最終回付近でずいぶん視聴率が上がったとも聞いた。

その後を受けての今回の青天を衝け。

テレビで放送する以上は視聴率が気になるところだが、私的には物語の完成度をとにかく注目して見ていきたい。

これだけの業績を上げていながら渋沢栄一の知名度は私は個人的にとても低いと思っている。

福沢諭吉や伊藤博文など著名人が山ほどいる中で間違いなく彼らの業績よりも渋沢栄一の業績の方がはるかに大きいはず。

そう感じるのはヒイキ目に見すぎだろうか。

主役を演じている吉沢亮君がどれだけの演技をするのかも楽しみ。

晩年まで演じなければいけないはず。

渋沢栄一は1840年から1931年まで存命だった。

90歳を過ぎるまで長生きしたのだ。

物語の中でどんな風に描かれるか今から興味が尽きない。

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江戸末期の地方都市を想定

しげしげと眺めてみると朝ドラでもお馴染みの顔ぶれがたくさん見られる。

これからの物語は今日から始まって来年の1月10日までと設定されたようだ。

やはりコロナの関係で越年は免れないらしい。