物語は昭和7年、先週の感動的な結婚披露からの続きとして。
さて千代ちゃんと一平君の新婚生活はどうなのかなと。
夫婦2人で水入らず、仲良く暮らしていると思いきや。
何せ、旦那さんの一平君は劇団の座長。
毎日のように劇団員が家にやってきて酒盛りをする。
そしてお決まりの芝居談義。
そのお世話に明け暮れる千代ちゃん。
夫婦水入らずになどなるはずもなく。
目次
思い描いていた生活とはかなり違っていたりして
やはり座長の一平君の所には人がいっぱい集まる。
なんといってもみんな芝居が大好き❤💕
芝居談義に花が咲いて、さらに酒が入ったりするともう誰にも止められない。
夜中まで飲み明かし、そのままみんな雑魚寝で寝てしまうのだ。
酒の世話や料理なども全て千代ちゃんの役目。
お客さんの相手で、夫婦水入らずなんてどこへ行ったやら。
結婚してから3年後、思い描いていた夫婦生活とはまるで違うかもね。
福富や岡安の様子は?


さて福富では初孫の一福君が誕生。
お姑さん夫婦は目に入れても痛くないほどの可愛がりよう。
子供がかわいいのとはどうやらまるで訳が違ってる。
その時にお菊さんが一福君に聞くことがある。
岡安のおシズさんと私のどちらが好き?
菊ちゃん😍💕
なるほど一福君 上手い。
これで岡安に行っておシズさんに同じ質問をされたときには
シズちゃんと答えるそうな。
人間関係をこの年でわきまえているなんてさすが。
ちなみにこれはミツエちゃんと千代ちゃんの会話。
話の中で出てきたのは
千代はまだ子供作らないの?
すぐに年いってまうで!
千代ちゃんにしてみれば夫婦で一緒にいる時間がほとんど劇団員たちと一緒なので、夫婦2人だけでいる時間がない。
はっきり言えば子供を作っている時間がないのだ。
そして岡安ではごりょんさん(おシズさん)が千代ちゃんの愚痴聞きのお相手を。
多分今までの人生の中でも1番と言っていいぐらい忙しい時間を過ごしている千代ちゃん。
チャップリンが来日 変凹君⁉️って呼ばれてた😳
この当時、結構な有名人が日本を訪れていたりしている。
その代表は私が知る限り2人。
喜劇王チャールズチャップリンと、
相対性理論の理論物理学者アルベルトアインシュタイン。
世界中にその名を知れた有名人と言えば、たくさんいる中でも日本に縁のある人たちはこの2人。
チャップリンは日本では高野寅市を通訳にしてあちこち観光もしていたらしい。
この当時は飛行機などあるはずもなく、皆 船旅で日本を訪ねていたようだ。
世界の喜劇王は、この当時日本では変凹君と呼ばれていて、かなりの有名人だったと聞いている。
それにしてもすごいあだ名。
万太郎一座と家庭劇の一騎打ち
大阪道頓堀の喜劇界でも チャップリンが日本に来るとのことで、日本の喜劇も見てもらおうと計画が持ち上がる。


鶴亀の事務所で何やら話をする2人。
それはチャップリンに日本の喜劇を見せる話だが、
万太郎一座と家庭劇で一騎討ちをして観客をたくさん呼べた方1つだけがチャップリンに披露できる。
ここへきてずいぶんな条件が。
そのことの発表を受けて真っ先に反応したのが千之助兄貴。
彼が万太郎に抱く対抗心は半端じゃない。
勝負のための脚本は自分が書いて、さらに自分が主役をするから家庭劇のメンバーは邪魔をするなと釘を刺す。
再び傲慢不遜な千之助が表に出てくることに。
2代目天海天海襲名の後は、穏やかに芝居をしていたはずだったが、どうもそんなことにはなっていなさそう。
チャップリンを交えたエピソードが今週の目玉になる。
それにしても千代に子供ができるかどうか、ちょっと心配になってくるのだが。
実はモデルの浪花千栄子さんは子供はできなかった。
この2人にはどうやら子供ができない運命として描かれる可能性が高い。
あまりネタバレはできないけれど、実際のモデルの浪花千栄子さんのエピソードはおそらく高い確率で正確に描かれるはずなので、そのうちあの有名な喜劇俳優藤山寛美も登場するはず。
そういったことが描かれ始めれば、物語はより面白さを増してくるだろう。