あのチャップリンが日本にやってくるとのことで、日本と世界のチャップリンで喜劇の交流会をする算段に。
鶴亀の大山社長が画策したこと。
日本から誰が出場するかはこれから舞台をやってみてお客さんが多かった方が担当するとの事。
万太郎一座対家庭劇。
どうやらこの2つのグループで競い合うことに決まったようだ。
実力実績ともに万太郎の方が格上。
しかし家庭劇の千之助は万太郎に恨みを抱いていることもあり、絶対に勝つ意気込みで行動を起こすのだ。
目次
暴走千之助
なぜか万太郎対千之助の構図になってしまう舞台合戦。
万太郎の言葉が出た途端に激しく興奮する千之助兄貴。
過去にどんないきさつがあったかは、まだ詳しくは語られていない。
家庭劇のメンバーたちの様々な記憶をたどってみても、内容は皆ちぐはぐで噂の域を出ない。
つまり誰も本当のことを知らない。
しかし、千太郎は本気どころかそれ以上の意気込みで自分のやり方を貫こうと。
台本は一平君のものはしみったれているとして自分が書くと宣言。
どんな物語になるかはこれから書き始めることなので、まだ内容ははっきりはしない。
しかし、今も昔も舞台に演目を披露するときには必ず脚本を書いてそれを皆で稽古するのが習い。
簡単にその場でできることでは無いのだ。
女優は要らん
千之助兄貴の暴言は続く。
ワシのやり方が気に入らない者は出て行けと。
実はその時に、真っ先に槍玉に上がったのが女優たち。
香里さん、ルリ子さんの出番は無いとはっきり宣言されてしまう。
そしてこともあろうに、女形復活と。
その発言に激しく反応したのが一平君。
冗談やない!
そんなものは家庭劇やない
絶対に承服でけへん
ならお前も出て行け!
こうしてほとんどのメンバーがいなくなった状態で千之助兄貴の出し物が考えられることに。
千之助兄貴は万太郎のやり方に真っ向勝負を挑もうとしている。
万太郎一座では女優は採用されていない。
全てが男たちだけで演じられているのだ。
ちなみに家庭劇を主催する一平君は役者の配役については女性は女性が演じるのが1番と考えている。
そのせいで、わざわざ女形を廃止したのだ。
それを逆行する形で元に戻すなんて、はいわかりましたと言えることではないね。
香里さんもルリ子さんも千代ちゃんにしっかり釘を刺して出て行った。
あんたもな、男たちに媚売ってるんじゃないよ
この媚って言葉は劇団の中での千代ちゃんのイメージ。
これもちょっとひどい言い方だよなぁと、見ていて感じたけど。
千代ちゃんは根っからの世話好きな女子。
人の世話を焼いたり、自分が手助けをすることが大好きな人間。
だからこそおちょやんなのだ。
小山田さん チャップリンに会うためには⁉️
千之助兄貴の口車に乗せられて万太郎一座にこっそりと忍び込んだ小山田さん。
それは万太郎一座の舞台の出し物を偵察するため。
そして、まんまとばれてしまう。
万太郎一座のメンバーに囲まれて右往左往する小山田さん。
そんなところに千代ちゃんが押し掛ける。
この人は記憶力も悪くてスパイなんか出来しまへん
どうか、許したってな
大騒ぎをしている中でついに万太郎が登場する。
さすがに彼が登場するとみんなひれ伏してしまうんだけど。
喜劇王須賀廼家万太郎の演技の様子は、実はおちょやんではまだ詳しくは披露されていない。
どんなふうに面白くて道頓堀でナンバーワンなのかも正直ハッキリしない部分はあるよね。
所々でギャグを見せるシーンは過去の放送でいくつかあったけれど、見ていてそれほど面白いとは思わなかったんだよな。
もともと万太郎を演じている板尾創路さんは喜劇役者ではないので、多分今演じている役柄は
初めてやる役かもしれないね。
小山田さんは果たして許されるのかな。
万太郎と千之助
とにかくこの2人の関係は描かれ方を見る限りは、
上から目線の万太郎
激しく噛み付く千之助
はっきり言いきれる。
実はこの理由の詳しいいきさつは過去にほんの少しだけ語られたと思った。
万太郎一座を追い出される形で千之助は役者として途方に暮れていたのだ。
その千之助を再び舞台に上がるように口を聞いてくれたのが初代天海天海。
彼がわざわざ呼び止めに来てくれた。
そして千之助は初代天海を恩人として崇めるようになっている。
この物語の中で語られていたエピソードはこれだけ。
なぜ万太郎が仙之助をクビにしたのかは語られていない。
さて、今日はここまでで物語は終了。
どうやら明日以降のエピソードでこの辺の詳しい理由が語られる可能性が。
と同時に万太郎一座と家庭劇の対決にどんな結末が用意されているのかも興味は尽きない。
まさか、チャップリンが登場する事は無いとは思うけど。