くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おちょやん 今、前を向いて生きているということ

 

いよいよ残り少ない回数でどんな内容が語られるのか。

ラジオドラマですっかりメジャーの女優として知られることになった千代ちゃん。

忙しい毎日の中、平穏無事には進まないのがおちょやん。

大勢の人が登場する物語。

やはりなにか語るべきエピソードがあるようだ。

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生放送の放送風景 やっぱりかなりの大所帯だね

お名前.com

チヨ子おかあちゃん

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出番が来ればマイクの前に立つ

NHK大阪付近の人たちは皆千代ちゃんのことをチヨ子おかあちゃんと親しみを込めて呼ぶ。

放送開始からおよそ半年が経って、人気は不動のものとなっていた。

主役を演じている当郎さんと千代ちゃんの軽妙な掛け合いが誰からも受け入れられた。

そうした中、通常は30分で放送する番組を1時間の特別版として放送することが決定。

ラジオドラマの1時間は、トーク番組でもない限り大変な快挙だったかもしれない。

特に、生放送でこれだけの時間を退屈させずに放送するとなると、その下準備だけでもかなりの手間がかかると言えるだろう。

しかし、大人気の反響はいつも通りの放送では物足りなくなってきたようだ。

この当時、ラジオの人気ドラマは映画化されることが多かったと聞く。

このお父さんはお人好しも然り、東京で人気だった君の名は

これらが当時の代表作で映画化されている。

どれほどの人気だったのか推し量ることができると言うもの。

ラジオドラマは人気絶頂

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岡福ではみんなかぶりつき

ドラマの生放送のときの様子と、ラジオの前で聴きいる人たちの様子が対照的に描かれていた。

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なんといってもこの2人の軽妙なやりとりはドラマのエンジンと言えるだろう

当時の様子がよくわかるように描かれているが放送ブースの外側に全体を取り仕切るディレクターがいて、そこから様々な全体の指示が出ている。

俳優たちの後には楽団員が控えていて音楽を求めに応じて奏でる。

その楽団員の横のスペースに効果音の人が何人か配置。

はっきり言ってかなり大掛かりな様子。

ドラマを聞いている人たちは当時の大型の真空管ラジオの前でみんな勢ぞろいで聞いていたね。

電波が悪いとかそういう事はなかったんだろうかな?

私が子供の頃にもテレビが家に来るはるか昔は大型のラジオが設置されていた。

今思い出してみると大きさはちょうど今の家電の電子レンジぐらいはあったと記憶。

ボリュームのつまみとラジオの選曲のつまみがあって、操作は主に母親がやっていたと記憶する。

彼女がラジオドラマを聴いているのうっすらと記憶の中に思い出すことが。

確か、私の記憶の中では「私は燃えている」と言う題名のドラマがあった気が

多分私が3歳か4歳位の頃。

昭和31  2年頃だったかと。

ネットで調べてみてもちょっとその音源は見当たらない。

幼い頃の記憶で題名もかなり曖昧だが、私の母親が確か聞き入っていたのでずっと記憶に残っている。

その頃の人気ドラマの1つに浪花千栄子さんが出演していたと言うことで。

一平君の苦悩

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寛治 3周年記念の台本書いてくれへんか?

今日の放送のわりと早い時間で、一平君の苦悩が描かれていたね。

彼はこの3年間必死で頑張ってきたけれど、スランプに陥ったままなかなか復活できずにいた。

彼にとって1番の目安はいかにお客さんがたくさん来てくれるか。

どうやら離れていったお客さんも多いと嘆いている様子も描かれていたね。

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千代はすごいなぁ それに比べるとうちらは未だ厳しいね

道頓堀での様子が詳しく語られていたけれど、3周年記念公演に向けて台本がなかなか出来上がらないことに皆苛立ちを隠しきれないのだが。

時間ばかりが過ぎていくことに全員が苦しみを共有して、じっと辛抱している。

何よりも当事者である一平君。

彼は誰よりも責任を感じて頑張っているのでは。

しかし発泡手を尽くして舞台の脚本を書いてはみるものの、残念ながらものにはならない。

ついに辛抱できずに寛治君に助け舟を求めてしまう。

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千代さんのこと灯子さん新平君のこと 全て書きなはれ

必死に叱咤激励するが、もう限界を感じてすっかり意欲を失っている一平君。

ギリギリまで頑張って努力をして、それでもあかんときには俺が引導を渡したる。

これはある意味一平君への最後通告のようなもの。

追い詰められて、一平君が果たしてどんな行動を取れるのか。

脚本は無事に出来上がるのだろうか。

この時期になると成田凌のメイクも白髪まじりで年相応に見えた。

静子ちゃん どうしたん?

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何か悩みがあるみたい

1時間枠で放送が決まったお父さんはお人好し。

そんな中、五女を演じている静子ちゃん役の祥子ちゃんが思い詰めた様子で訴えていた。

今度は私が活躍できるような台本にしてほしいと。

個人的な希望が受け入れられることも無いのだが。

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脚本家長澤誠 並々ならぬ思い入れてドラマを制作しているがついに過労で入院

彼はこのドラマを制作するにあたって、登場人物一人ひとりに綿密な調査をしてキャラクター作りをしたようだ。

皆、戦争があったがために人生を狂わされた人が多い中、彼なりの物差しでひたむきに前向きに生きようとする人たちをピックアップしたようだ。

そしてこれからの人生を見据えて頑張ろうとする人たちにエールを送ろうと。

ドラマの1時間枠の台本が待たれる中、五女の静子ちゃんの悩みがいかほどのものなのか明日語られるだろう。

とにかく今週終わってしまえば後は1週間で物語は完結するのだ。

ネタバレ情報で全体の流れは把握できているが、この目で確認するまではまだ何とも言えない気がする。