2週目のエピソードで今日物語が無事オチを。
うまい具合に、遭難からも無事生還することができた。
今日は無事森林組合事務所に戻ってきてからのエピソードが詳しく語られることに。
最初、山小屋で圭輔君が眠らないように必死で声かけをして世話をするモネちゃん。
気象予報士と医者のアドバイスで的確な行動をとることができた。
この手の物語はよく見かけるが、主人公がピンチに陥った時に必ず助け舟を出してくれる人がいる。
また日常生活でも困ったときに誰か周りに手を差し伸べてくれる人がいるかいないかで結果はまるで違うだろう。
今日描かれたエピソードは、
アドバイスをきちんと受け入れて生き延びることができたモネちゃんの物語。
目次
適切なアドバイスを実行できるかどうか
山小屋まで無事にたどり着けたまでは良かったが、その後ずぶ濡れになった着ているものはすぐに脱いで暖かくしなければいけない。
低体温症は冬とか水の中に入ったばかりのことを想定するが雨でも基本は同じ。
特に10歳以下の子供が体温調節がうまくいかないとの情報は初めて知ったかも。
電池の残りすくない携帯と知りつつわざわざ電話をかけて指示してくれた菅波先生。
もしこのまま圭輔君が眠ってしまった場合は運が悪ければ心停止する恐れもあるとのこと。
そうなってしまえば死亡事故だから、ただでは済まないよね。
物語の中で語られていた衣服を脱いで乾いた布で体を覆うこと。
そして暖房があればすぐに使うこと。
最後に温かい飲み物が準備できればそれを飲ませること。
今日は物語の最初の方で圭輔君が無事目覚めて震え始めていた。
ガタガタ震えるのは体の防衛反応のスイッチが入ったことでとりあえずは安心できると見ていい。
後は言われたことを可能な限りきちんと実践していく。
おそらく防災の専門家から見れば、当たり前すぎる位の事だろうが、一般人は意外とあやふやな知識しか持ち合わせていない。
いざっていう時に困らないように準備はあったほうが絶対に良い。
普段、なかなかそういった講習会や研修会には足を運ばないことが多いと思うので、現代人として必要なノウハウの1つに入れておきたいね。
無事生還
救助されて事務所に戻ってから早速菅波先生の診察を受ける。
ここまできて、意識がしっかりあるんだから大丈夫で良いだろうね。
また他の子供たちも無事に戻って来れたので、今回は全員無事で大事にならなくて済んだ。
山の天気の事なので、人の予想を超える場合も多い。
特にここ何年間かの気象のニュースでも大雨の様子がテレビで見かける。
その時に聞く言葉に
想定外の事態
当初、事故が起こるたびにこんなことが語られていた。
自然相手の事なので想定内で収まることの方が少ないはず。
それは気象だけに限らず地震やそれに伴う津波も同じことだろう。
自然相手だと想定外のことが起こって当然との認識はとても大切だと思う。
世の中の常として何か起こればほぼ誰かが責任を取らされる。
無事に済んだからよかったと言うことにもならない。
どんな些細な事でも無事に切り抜けられるような準備と、何かが起こったときには的確な判断で事故を回避する努力が求められる。
今回サヤカさんがわざわざみんなに謝罪したのにはこれからも今日のような非常事態に備える準備がとても大切だとその戒めの意味も込められていたのでは。
菅波医師の忠告


圭輔君のお父さんにお礼をされるモネちゃん。
あなたのおかげで助かりました。
助かったからこその感謝の気持ちを告げられるんだけど、言われればまんざら悪い気もしないよね。
今日の物語の一番の見所がこの辺の1分2分。
菅波先生は正直な気持ちとして、モネちゃんに忠告。
感謝の言葉を真に受けてはいけない
自分の知識ではなく他人のアドバイスに従っただけ
プロなんだから責任を持たなきゃ
やるべきことを探すなんて甘えたことを言ってはいけない。
痛烈な言葉で、思わず押し黙ってしまうモネちゃん。
言われてみれば確かにそうだけど、私は個人的に思うのは、
必要な時に誰かの助けをきちんと受け入れられることこそその人の優れた特徴だと考える。
大抵の場合、誰の助けも受けられずどつぼにはまって落ちていく人が圧倒的に多いのでは。
今回の遭難事故でもそう。
電話とは言え助けてくれる相手にきちんと連絡を取れたこと、素直に指示に従えたこと。
この業績は限りなく大きいと感じるのだが。
菅波先生はモネちゃんに知らず知らずに感情移入しすぎてるよね。
自分自身と同じ目線で見ているから。
あえてつらく当たってしまうのでは。
この2人は将来的にそれなりのいい仲になりそうだよね。
先生の最後のセリフに実感がこもっていたもの
まだまだあんたは甘い😤
気に入った女の子の前で少し意地悪をしてみせる。
私にはそんなふうに映ったけれど。
海と山そして空は水でつながる
エピソードの最後を締めくくるのは気象予報士朝岡さんとの電話の会話。
今日の詳しいいきさつを予報が終わってからきちんと検証していたね。
予報と実際がどこまで一致しているかを最後に考察してこれからの予報に役立てる。
海の天気と山の天気は基本的には別の振る舞いをするが、水を介することによって空でつながる。
目に見えている水は大抵の場合液体だけれど、寒くなれば凍るわけだし、普通は水蒸気の形で目には見えない状態で空気中に大量に含まれる。
気象の1番のポイントがこの辺にあるとも言える。
朝岡さんの一言
海のことを知っていて山のことを勉強し始めている。
空のことも学ぶべきだ。
この言葉でどうやら気象予報士を目指す下準備ができたような気が。
特に参考書の最後に書かれてあった言葉
気象予報は命を助ける仕事。
そういえばモネちゃんは誰かの役に立ちたいって常々考えていたはずだから、この辺の言葉にはきっと激しく反応したんだろうな。