くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 思い出をつなぎとめていたのは音楽

 

物語が始まった時から謎の部分が多いなと感じているおかえりモネ。

少しずつその秘密が明かされつつある。

たまたまお盆の時の帰省で再会したモネちゃんたち

嬉しさのあまり、民宿だった永浦家に全員泊まることになった。

物語は皆が布団の中に入ってからモネちゃんと明日美ちゃんの会話から始まる。

女性3人と男性3人がそれぞれ隣の部屋で眠っていて、彼女たち2人以外は全員寝たとの設定にはなっていたが、実はモネちゃんの妹未知ちゃんは寝たふりをしていただけ。

同級生の女子2人のたわいもない会話の中にこの物語の明されなかった秘密がいくつか。

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泊まったのはこの6人 ノリノリ

目次

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思い出の始まりは音楽

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こんな小さな時にアルトサックスを買ってもらえてたことがびっくり

子供の頃から見ていたのは父親がトランペットを吹く姿。

そして自分もやってみたいと子供心のままに楽器を始めることに。

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父耕治も家業を継ぐずに自分のやりたいことをのびのびやっていた

父親がトランペットを吹く姿を見ていたら子供は興味を示すようになる。

やりとりを繰り返すうちに音楽好きの子供が出来上がったとしても全く違和感のない話。

おかえりモネでは主役の清原伽耶が最初のエピソードから登場していたが、実は子役も何人か用意されている。

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今はこういった子供たちが大活躍するテレビ番組

このほかにもモネを演じる俳優がいるようだ。

物語は2014年当時の設定になっているが、回想シーンで昔のエピソードを用いている。

中に登場するキャラクターは子役を使うことになっているようだ。

この物語で

重要なキーパーソンになるのはやはり2011年の東北大震災

この地震の前後を思い出すことによって物語の謎の部分も全て語られるような気がする。

今日描かれるのは、子供時代のモネちゃんが音楽好きが高じて中学時代吹奏楽部を再結成するにいたり、メンバー集めとかコンクールに落選したこととかが描かれていて、その中に絡んでくるのが父耕治。

彼が中学校の吹奏楽部の指導を担当していた。

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ノリノリで練習 やった人はわかるけど練習も楽しいんだよな

素朴な疑問だけれど、顧問の先生とかは特にいなかったんだろうかね?

子供たちの前で父がトランペットを吹く姿を見せて、それに子供たちが憧れる設定になっていた。 

父耕治が果たしてきた役割

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父耕治指導のもと ジャズがお得意

実は耕治はジュニアジャズバンドに娘を加入させていた。

中学校に入る前にすでにアルトサックスはそれなりの腕前になっていたのではと勝手に想像する。

小学生の時からバンドで練習を積めば、それなりの腕前になる事は間違いない。

好きで始めた事ならなおのこと。

また、クラシック音楽の楽器のトレーニングのような過酷な練習も仲間でやるバンドならばそれほどきつくはないだろう。

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撮影する母亜哉子。彼女が記録をきちんと残していた

ここまでで明らかになってきたのはモネちゃんは音楽が大好きで、できればその道に進みたかった。

しかし、世の中そう簡単に順風満帆とはいかない。 

吹奏楽部結成

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妹未知ちゃんも口説き落として楽団員をかき集める

中学に入ったときに物置のようになっていた吹奏楽部の楽器置き場。

そこには主な楽器が全て揃っていた。

自らメンバーを集めて吹奏楽部を再結成しようとするモネちゃん。

亮君が加入することで明日美ちゃんも加入。

さらにはトロンボーンやユーフォニウムなど主な楽器担当者を全て集めることに 成功。

妹未知ちゃんを口説き落とすときの言葉がユニーク

クラの担当者がいないの

あなたなら絶対に似合うと思う

この時も亮君の一言で加入が決定。

わずかな時間だけれどこの辺の物語の描き方で吹奏楽担当者の独特の短縮言い回しが紹介されると思う。

吹奏楽経験者はクラリネットのことをクラ

トランペットをペット

ユーフォニウムをユーホ

聞き覚えのある人も多分いると思う。

ちなみにサクソフォンの場合はサクソフォンそのものを発音しない。

パートの名前をそのまま使う

アルト

テナー

バリトン

こんな感じ。

ちなみにフレンチホルンはただのホルン

各楽器ごとに楽器の調が決まっていて、C管、B♭管、F管、E♭管など様々

ちなみにモネちゃんのアルトサックスはE♭管。

大学受験に失敗した思い出

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受験に失敗した時、仙台のジャズ喫茶で演奏を聴いている途中だった

 2011年のこの時間は東北大震災がまさに起こった瞬間。

正確には2時46分18.1秒とされる。

この物語の中心的なエピソードがこの辺に描かれるはず。

モネちゃんは希望していた音楽学校の受験に失敗

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自分の受験番号はなかった😓

この後父親と2人で父行きつけのジャズ喫茶に行って演奏を聴くことになる。

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耕治は学生の頃から知っていたジャズ喫茶

ここで食事をしてそのまま帰るつもりだったところが、たまたまサキソフォンを中心としたジャズの演奏会が始まった。

何気なく耳に入ってきた音楽はびっくりするほど胸に響く。

そういった様子が描かれていて、大学受験に失敗してさらにまた音楽の魅力が語られるあたりが、この物語のユニークなところ。

後は今まで語られてきた事実を見ている人が勝手につなぎ合わせて物語を作っていく。

明日今回のエピソードが完結するが、地震の時の様子が詳しく語られるはず。

主人公や仲間たちが何を感じどんなふうに行動するのだろう。

おかえりモネのメインのテーマが紹介されるのでは。

追伸

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実は彼女たち仏間で寝ているが仏壇のほうに足を向けているんだよなぁ

録画したものを見ていてふと気がついたのでせっかくだから書き足すことにしたもの。

お盆のローカルな行事の内容が詳しく語られていたので、とても興味深く観させてもらったが、実は今朝、何気なく見ていたこのシーンだけど彼女たちは足を仏壇のほうに向けていたんだよね。

あれだけ綿密に取材をして丁寧に描いていた物語なのに、これはちょっとどうかなと。

私のような者でも仏壇に足を向けないのは常識的にわかるんだよね。

こんなことでケチをつけるつもりはないけれど、あれだけ丁寧に作られているストーリーの設定だけど見るたびに違和感を感じたもので。