くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 真心に託す思い

 

いよいよ迎えたひば伐採の当日。

その日は他でもないあの大震災の前日でもあった。

3月11日は誰にとっても忘れられない。

おかえりモネはここから始まった物語。

1人の少女の目を通して、人々がどんなふうに苦しみや悲しみと向き合い、前進するかが描かれる。

ひば伐採は粛々と行われた。

サヤカさんの思いは未来に向かって託されることになる。

さて、気象予報士試験合格の事実はサヤカさんにはしっかりバレていた

きちんと事実を告げて、思いを伝える必要が。

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切り倒されるひば 未来へ伝える

目次

お名前.com

ひば伐採

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木材の宿命 役にたつためには命を捧げなければならない

モネとサヤカさんの木挽きで始まったひば伐採。

本格的な作業はチェーンソーで通常通り行われる。

樹齢300年の木といえども、伐採されればその場に倒れこむことに。

木材として人々の役にたつためには、木は伐採されてその命を全うしなければならない。 

 木材と関わって仕事をしている人たちは、これらの1連の作業に自らの思いを込めるしかないのだ。

サヤカさんの心の支えでもあった樹齢300年のひば。

真心として次の世代に紡いでいく。

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見守るモネにも万感の思いが

この行事はモネにとっても特別な思い入れがある。

予報士試験に合格していることを成り行きで隠してしまったこと。

自分が敬愛するサヤカさんと離れてしまうことにどうしても不安が付きまとってしまう。

ドラマの中ではさらりと語られていたが、それぞれの人たちの胸の内は複雑なのだ。 

保管場所確保❣️👏

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神社の宮司さんがモネから依頼を受けていた

このときのやりとりがこのドラマの中でこの先のストーリー展開に大きく関わってくることになる。

保管場所を見つけることが当面の一番の課題となったひば伐採の顛末。

やはり50年以上の保管期間がどうしても地元の人たちを躊躇させる。

そんな中、モネは地域のハザードマップのようなものを作ってみる。

それは水害などが過去どのように起こってきたかを具体的に示したもの。

その中で100年以上にわたって被害のなかったところは神社なことを発見。

そこで複数ある神社の中にいくつか声をかけてみたようだ。

そして、お目当ての宮司さんからついに色良い返事が。

みんなの気持ちは故郷を愛すること、その気持ちに応える形となった。

それにしてもあのハザードマップの上に透けて見えるトレース紙を重ねたあたり、気象予報士試験で勉強していた時と全く同じやり方。

あぁいった示され方をされると見てる人もすぐに納得しちゃうよね。

バレていた嘘

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伝えるタイミングが遅れたことで新たな不安が…

伐採が終わって保管場所も見つけてその日の仕事が終わった時、サヤカさんからついに言葉が発せられる。

今日は本当によくやってくれたね。

仕事で頑張ったモネをねぎらってくれるサヤカさん。

しかし、その後は驚くほどの内容が。

なぜ試験に合格していたのを黙っていたの?

70手前の普通の年寄りがかわいそうになったかい?

私は大丈夫!心配しなくていい。

ばかにしないでね!

最後の一言はちょっと強烈。

この言葉を投げかけられて気持ちが一気に沸騰するモネ。

最初はなんとなくタイミングを逸しただけだったんだけれど、少し時間が経って考えてみるとあの地震の時の辛い体験がよみがえってくる。

あの地震の時に自分は現地にはいなかった。

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サヤカさんのキッチン モネもしょっちゅう利用する

実はモネの気持ちはサヤカさんにはお見通しだったのだ。

気象予報士の仕事に興味があること。

東京の朝岡さんのところに行って仕事をしてみたいこと。

そのために登米を離れなければならないことなど。

そして1人残すサヤカさんにすまないと思う気持ち。

しかしサヤカさんには他人からの同情などよしとしない心意気があった。

だから馬鹿にしないでの一言になったのだ。

図らずも、サヤカさんを不愉快にさせてしまったかもしれないモネ。

菅波先生に相談をしてみることに。

語られたモネの本心 菅波先生のアドバイス

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私が離れている間にサヤカさんに何かあったら…

菅波先生に語る自分自身の本音。

おかえりモネの今まではっきりとは語られなかった物語の1番のテーマがここで明かされた。

大震災の時、モネは故郷にはいなかったのだ。

そしてそれは数日間続いた。

自分の家族や仲間たちが大変な目に合っているときに、自分は蚊帳の外だった。

そして妹のミーちゃんにかけられた言葉。

お姉ちゃんはあの津波見ていないもんね!

この言葉はモネの心をズタズタに引き裂いた。

もちろんこの言葉にそんな悪意などあろうはずもない。

しかし、肝心な時にその場に居合わせなかったことを責めているモネにとっては 、最も残酷な仕打ちとなったのかも。

その思いを振り返ったときに、今自分が東京に行ってサヤカさんに何かあって自分が助けられないとしたら、それはとても受け入れられることではない。

ばかにするなと言われたけれど、モネは自分自身が同じような辛い体験を繰り返すことを何よりも恐れたのだ。

そのことにそっとアドバイスする菅波先生。

サヤカさんにきちんと話をしてみれば。

僕も、サヤカさんもあなたの気持ちはわかっています。

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きちんと話をしなきゃね

ここから先は確認作業になる。

しかし、わかってはいてもきちんと言葉に出して表明することこそ、お互いを信頼していることの証になる。

モネは仕舞の練習をしているサヤカさんのもとへ。

今日の話はここまで。

みんなが真心で通じ合っている事は、この物語の大きなテーマ。