今週1週間は見所の多い1週間だったと言える。
なんといっても物語が始まった頃から謎とされていたモネの胸の内が詳しく語られることに。
はじまりは3度目の正直となった気象予報士試験の合格💮
真っ先に教えたかったのはサヤカさんだったはずなのが、チャンスを逃したために結局嘘をつくことになってしまう。
5年前の地震の時に受けたトラウマは簡単に合格の喜びに浸らせる事はよしとしなかった。
しかし、菅波先生のアドバイスなどを受けて、自分の大切な人たちとしっかり向き合えることができ、自分の進むべき道が東京にあることを宣言。
周りからも祝福してもらって、いよいよこの物語の前半部分が終了。
故郷にも里帰りをして気持ちをきちんと伝えることもできた。
俳優たちの名演技が光った1週間。
15分の中で語られるにはあまりに盛りだくさんで重いテーマだが、見ているものを飽きさせなかったね。
目次
気象予報士試験合格から始まる未来へ向けてのストーリー
3回目の試験は今までとは方法がらりと変えて、専門のスクールに通っていたよね。
合格率5%の国家試験は、付け焼き刃で1人で努力してもなかなか突破する事は難しいみたい。
合格の葉書を一緒に見てお祝いしてくれたのは菅波先生。
そのままの足で、まっすぐサヤカさんに知らせようとしたところがうまい具合に見つからない。
サヤカさんは春にやってくる登米能で仕舞を舞うことが决定していた。
その練習で家を留守にすることが多かったのだ。
また、この時あの樹齢300年のひばの木の伐採も決まっていた。
森林組合のスケジュールはここへきてずいぶんと立て込んできている。
知らせることができないまま時間が経つと新たな悩みが湧き出てくる。
合格を知らせると同時に東京行きも話さなければならない。
つまり登米を離れることを告白しなければならないのだ。
実はモネには震災の時から抱えているトラウマがあった。
自分が留守にしている間、大切な人たちやその家族に何かよくないことが起こったらと考えると、簡単に今いる場所を離れることにはならないのだと。
嘘をつかなければならなかったトラウマ
試験の合格発表がそもそもだと感づいていたサヤカさん。
歳はとっていてもカンの鋭さは誰にも負けない。
菅波先生などにも直接尋ねてみたところ、合格していることを確信する。
しかし、この時モネは不合格だったと不本意にも嘘をついてしまうのだ。
サヤカさんを1人殘しては東京には行けないと。
そうは思っても自分のやるべき事は東京にあるので、葛藤するしかない。
ついに、サヤカさんに愛想つかされてしまう。
どうして嘘をついたんだい?
私がかわいそうだと思ったかい?
大丈夫だよ!
年寄りだと思って馬鹿にしちゃいかん
痛烈な一言を浴びてしまう。
そんな困ったときに助け舟を出してくれたのは菅波先生。
的確なアドバイス菅波先生❣️
仕事柄、患者としっかり向き合う事は菅波先生にとって最も重要なことだと言える。
モネが抱える悩みをひとしきり聴いた後、
サヤカさんにきちんと話してみたらどうですか。
サヤカさんも僕も永浦さんの気持ちをわかってますよ。
なんともありがたい言葉。
そして能舞台でしっかりと話をさせてもらうのだ。
サヤカさんはモネの気持ちはお見通しだった。
その上で東京へ行くことをきちんと了承してくれる。
さらにはアドバイスを1つ。
里帰りをして家族にきちんと話をしておいで
モネも自分の気持ちをきちんと報告する必要があると思っていた矢先だったので、突然の里帰りになった。
既にひばの伐採は終わっており、乾燥期間50年にも及ぶ材料の保管場所その他、モネの働きによってきちんと確保することもできていた。
その上で故郷に帰ってきたのだ。
本音で語る地震の体験
地震の時は自分は何もできなかったと今でも自責の念に駆られている。
もし、気象の仕事を全力ですることができたなら、未来を予測することが可能。
そうすれば人が不幸な目に会うのを防ぐことができるかもしれない。
そのための仕事をしたい。
それは掛け値なしの本音。
娘の本気度を確認できた両親。
反対するはずもなく、東京行きを了承する。
そして、ひょっとしたらモネはもう故郷に戻ってこないかもしれないことに覚悟を決めて送り出そうと。
東北のこの地域の人たちにとって、あの地震で受けた苦しみは簡単に癒せるものではない。
しかし、ここで生きる人たちにとって、どうしても乗り越えなければならない大きな課題だとも言える。
いざ東京へ
東京へ行く直前伐採されたひばのそばでサヤカさんとやりとりがあった。
東京へ行ってきます。
わかった!
行っておいで。


最後にモネが気象予報士としての実力を見せる。
天気を予測することがどういうことなのかを改めて示したモネ。
いよいよ来週からは東京編が始まる。