いよいよ始まったオリンピック。
前回1964年の東京オリンピックも私はリアルタイムで見ていた老人世代。
あの時小学校5年生だった私もすでに齡70歳に近い。
さて、オリンピックと言えばもっとのびのびとワクワクドキドキが当たり前で毎日が興味津々で行けるものと考えがちだが、今回だけは今までとは全く違っている。
これだけケチのついたオリンピックも過去にはあっただろうか。
もちろん、ケチのついたあげく中止になった大会や、不参加でろくな参加者もいない大会も過去にはあったようだ。
しかし、今回ほど開催するにあたって低いモチベーションで、なんとなく惰性でやっているような雰囲気がありありな大会も珍しい。
様々な意見があるに違いないが、私なりにどんなふうに受け止めているかを考えてみたい。
目次
コロナとは切っても切れない
オリンピックを開催するので一体どれだけのお金がかかるのかを考えてみたことがある。
調べてみたところ今回のオリンピックで1兆6440億円ほどとのこと。
天文学的な数字でいまひとつピンとこないのが事実。
コロナの影響で、1年延期となったので若干割高になったとのこと。
それにしてもとんでもない金額だ。
さらには、今回無観客となった ことで、観客収入は望めないことになった。
何よりも日本のコロナ対策は現在進行形。
オリンピックといえどもコロナ対策が欠かせない。
とにかくニュースで散々流れてたオリンピックをやれるのかやらないかの議論から始まっている。
ほとんど部外者と自分のことを決め込んでいた私でもどうするんだろう?って感じでずっと見守ってはいた。
やることに至った様々な経緯はネット等のニュースで確認させていただいているが、デマ情報もてんこ盛りで、どこまで信じてよいのやらって感じ。
しかし、様々なお金の事情とか、オリンピックを牽引する側の裏事情とかあってやるしかなかったんだね。
始まった以上は、私の個人的な意見では応援するのが妥当だと思っている。
けなしてみたところで一体どれほどの得になるんだろうか。
思うにけなげに頑張っている選手たちには何の罪もないはず。
テレビなどで選手の活躍を応援するのが私の務めと単純に理解している。y
選手たちの活躍
開会式は、翌日仕事なこともあって夜更かしをせずニュースなどで若干確認できた程度。
期待するのはやはり選手たちの真摯な戦い。
すでにオリンピックが始まって2日ほど経過したので日本選手の中にも金メダルを獲得する選手などがちらほら。
そしてベテランとおぼしき選手が競技でミスをして脱落していく姿も報道された。
私の個人的な意見では、競技にさえ参加できれば、あと結果は付録のようなもの。
参加に至るまでの道のりが死ぬほど大変だと何となく理解できる。
どういった結果に見舞われた選手でも私としては心から賞賛したいね。
特に内村航平、三宅宏美 、瀬戸大也 彼らにも惜しみない拍手を送りたい。
誰が責任者なの?
オリンピックを仕切っている団体にIOCがあるが、彼らはどんな活動をしているのかいまひとつ私的にわからない部分がある。
ネットで流れている様々な噂を総合すると、良い話は聞こえてこないね。
特にバッハ会長は「ぼったくり男爵」とあだ名がついていた。
それは何を意味するのか?
要するにお金に汚いってことだろう!
噂でもそんなことを言われるようじゃ終わってるんじゃないのかな。
さて、詳しい事はネットでいろいろ調べてもらえればすぐに検索でヒットするのでここではいちいち述べたりはしない。
今回のオリンピックの開会式でさらにヒンシュクを買った行為が1つ2つ指摘されていたね。
それは天皇陛下が大会を宣言したときに、本来きちんと起立すべきところを日本の総理大臣と東京都知事は途中まで着席したままだったってこと。
まずい!と気がついてのろのろと立ち上がったところが全世界に流れてしまった。
ネットでもかなり噂になっていたのでもうみんな知っているだろう。
恥をさらしている!私もそのように感じたね。
まとめ
世の中は多様性に満ちているので、そのことを受け入れることこそこのオリンピック精神にかなうものだと様々言われ続けている。
そういえば、様々な差別発言で何人もの大会関係者が更迭された。
過去のことを忘れずにいた人たちがネットでアップしたことがその発端のようだ。
確かに、多様性を認められない世の中はいずれ破綻をするのだと個人的に思う。
私の個人的な考えだが、世の中には様々な種類の人たちがいてこそ値打ちがあってしかも面白いのだと実感している。
よく言われるLG BTの性差の話。
これなんかも最近よく話題に上ってきているが、オリンピックでの男女の振り分けを最新の研究によるならば、もっと細かい分類が必要らしいのだ。
それは姿かたちだけでなく、ホルモンの数字にも表れていると言う。
そういった最新の生物学的な特徴がこれだけ情報があふれている世の中でも、なかなか人に受け入れられるわけではない。
また、ドーピングなどいまだにいたちごっこの戦いが続いていると聞く。
どんな形であれ、オリンピックを楽しみにしている人たちは多そうだ。
私も、おそらくは開催期間中は毎日テレビにある程度の時間向かいそうなので、自分なりの楽しみ方でオリンピックを受け入れたい。