思いがけない再会を果たした菅波先生とモネ。
これだけ広い東京だが、2人の生活圏は驚くほど近かった。
汐見湯の裏に建っている大きな病院が菅波先生の職場とのこと。
日中なのに偶然出会えたのは菅波先生が夜勤明けだったから。
モネ以上に菅波先生は驚いた様子。
さて、同じコインランドリーの利用者だとわかって、それぞれお互いのことを話そうとするが、傍で見ていても2人はやっぱりいい感じに見えちゃう。
モネは、4カ月間会えなかったけれど、赤の他人な気がしないと。
仕事で、かかえた悩みをそれとなく菅波先生に悟られてしまう。
菅波先生のアドバイスはやっぱり的確だった。
目次
4ヶ月間の空白のわけ
菅波先生の東京での職場は確か大学病院だったと思ったね。
中村先生とのやり取りで大学病院に戻るとか戻らないとかってエピソードも紹介されたことが。
菅波先生はウィークデイは大学病院で勤務。
週末に登米の診療所にやってくるって言う設定だった。
つまり平日の場合はこの近所の生活域なので、 モネと遭遇するチャンスは山ほどあったと思うけど。
しかし、モネはテレビ局勤務で昼夜逆転とも言える生活スタイル。
この2人がうまい具合に遭遇できる可能性はやっぱり今日みたいなタイミングしかないのかなと。
菅波先生が夜勤明け。
モネは仕事が終わった後。
つまり平日の午後くらいしか会えるチャンスはなさそう。
やっぱり再会できた事は嬉しい😆
この物語のお決まりで、誰かが1人で何かをしているときにこっそりそばで別な人が覗いている。
そして一部始終を把握してしまう。
今回の設定もモネが悩んでいて、誰かに電話して話を聞いてもらおうとしている最中に菅波先生がやってくる。
偶然でやってはみたけれど、菅波先生にしてみればモネの諸事情は把握済みってことだ。
そんなことを知ってか知らいでか、モネは偶然の再会を手放しで喜ぶ。
そして汐見湯の裏に立っている大きな病院が菅波先生の職場だと知ってさらにびっくり。
思わずつぶやいた。
東京って狭い😳
あくまでも感想なので、実際 東京は決して狭くは無い。
ただし、大都会であるがゆえに隣の住民が誰なのかを知らない場合は圧倒的に多いかも。
私もはるか昔に住んだことがあるので記憶に残るが、私は1階2階で4軒居住しているアパートに住んでいたが、自分たち以外の住民とほぼ顔を合わせる事はなかった。
なんとなく誰が住んでいるかは分かっていたけど、生活の中で会う事はほぼなかったと言える。
菅波先生の勝手な分析
何気ない世間話から、 モネが今抱える悩みのことにもそれとなく話題が向いていく。
菅波先生は勝手な分析と言いつつも、確信をズバリと言い当てる。
永浦さんは憧れの職業に就くことができて手柄を立てたがっている。
自分の周りの人を心配しすぎる。
過去の経験と自分の仕事が直結している場合、どつぼにはまる。
自分を縛っているツナを少し緩めて、肩の力を抜きましょう。
テレビを見ていて、このアドバイスを彼の口から聞いたときにあまりにもドンピシャなのでちょっとびっくり。
これは脚本だから筋道立てて語れるのであって、実際の生身の人間のやりとりでここまで理路整然とアドバイスできることってあるかな?
このやりとりは、おかえりモネの今までずっと謎だった部分の解明の進化バージョンとも言える。
モネは誰かの役に立ちたくて、自分の罪滅ぼしをしたくて気象予報士になった。
頑張ってみたがどうしても自分の気持ちが優先して空回りしてしまう。
ど新人の空回り
菅波先生の批評はまさにドンピシャ。
ここからさらに物語が進展しそうって時に、実は回していた洗濯機が終了してしまう。
洗濯機を回している時間は2人で自由にコミュニケーションが取れると思っていたが、心を通合わせている2人にとって時間はいくらあったって足りない。
ただ、驚くほど恋愛の匂いがしない2人の関係。
これもこの物語の大きな特徴かもね。
一皮むけたモネ
翌日、莉子ちゃんと自分たちの担当コーナーの打ち合わせをするモネ。
方の力が抜けてほっこりと穏やかなモネの様子にすぐに気がつく莉子ちゃん。
なんかリラックスできていてすごくいい感じ❣️
ひょっとして何かあったの?
恋愛関係の機微には驚くほど敏感な莉子ちゃん。
普通、男女は思いを寄せる異性と何かいいことがあったりすると雰囲気に出るものらしい。
そこを何事もないかのように隠し通せるのはかなりのツワモノかも。
そういえば、汐見湯の正体不明の宇田川さんとのわずかなやりとりも描かれていた。
なんとも不思議なやりとりだったけれど、姿は見えなくても相手がどんな人物なのかいくらでも理解することができると。
さて今週のエピソードはこれで終了したが、どうやら来週早々は台風が故郷を直撃する物語になりそう。
気象予報士としてどんな役割を果たすことができるのか、おかえりモネの物語の本当のストーリーがこれから始まろうとしている。