今週の始まりは5年前の迷走台風が物語の中心で描かれた。
とにかく変わった台風で、発生してから一旦南下するんだけどその後北上に転じる。
太平洋上を北へ向かった後、東北地方を直撃するコースを取ったことで有名だった。
このときの天気予報に絡んでモネが故郷の仲間たちのことを心配するあまり様々な手を講じて必要な情報を流すことから、物語の様々なエピソードが作られていく。
台風が通過した後、
みんなの役に立てた
胸を撫で下ろすモネに、
誰かのためって結局自分のためじゃん
この核心をついた莉子ちゃんの爆弾発言はモネに自分の人生の目的が何なのかを再び考えるきっかけを与えることに。
そんな中、物語には新たな登場人物車いすマラソンランナー鮫島祐希が登場。
目次
誰かの役に立ちたいはモネの罪滅ぼし
故郷を直撃するだろう台風はかつて経験したことがない。
気象予報士として仕事をするモネは故郷の様子が気になっていてもたってもいられない。
何よりも自分が過ごした地域なので、大雨や大風がどれだけの災害を及ぼすか容易に想像できた。
時間がない中で的確な情報を故郷に流すことになったね。
その結果故郷は本来受けるであろう被害は最小限度に済んだと言える。
その結果みんなから言われたのが
モネ ありがとな
あんたのおかげで助かったよ❣️
モネは故郷の人たちの役に立てたことで自分の罪滅ぼしが1つ叶ったのだと胸を撫で下ろす。
それはかつてない安心感をもたらし、自分をこの上もなく幸福な気持ちにさせてくれた。
莉子ちゃんの鋭い指摘
モネが災害関係に過敏に反応していることに違和感を感じていた莉子ちゃんだが、汐見湯で
しーちゃんや菜津さんと楽しく飲んだり食べたりする機会が。
酒が入ったところで、あけすけにものを言う莉子ちゃん。
永浦さんってちょっと重い
誰かの役に立ちたいって結局自分のためじゃん
この爆弾発言は周りの人たちを凍りつかせた。
しかしこの言葉がきっかけで、モネは自分の気持ちに改めて真剣に向き合うチャンスが生まれたと言える。
周りにいる人の方が気を遣っておどおどするぐらい、単刀直入なコメント。
莉子ちゃんは「誰かの役に立ちたい」が目標なんておかしいと言い張る。
もっと人間はシンプルでわかりやすい目標、つまり自分のためにこそがんばるべきなのではと問題提起した。
なるほどと思ってしまったのは私だけでは無いよな。
姉と妹 それぞれの恋模様
この姉妹が仲良く電話することなんて多分あまりないんだろうなと思いつつ。
故郷のことを詳しく語って聞かせるみーちゃん。
その話題の中には家族の事、りょーちんのこと。
しかし、それぞれ仕事を持って頑張っている2人はゆっくりくつろいでいるように見えても気持ちにはそんなに余裕がないんだよね。
あの震災で致命的なダメージをうけた新次さんが船に乗った事実をモネはりょーちんからのメールで知っていた。
そのことに激しく反応するみーちゃん。
お姉ちゃんにだけは教えるんだ
私には全然なのに。
お姉ちゃん ずるいよ
そこまで言って自分があまりに卑屈になっていることに気がつくみーちゃん。
この姉妹は姉が恋愛関係に驚くほど鈍感なのに対して妹が普通に敏感に反応する。
恋心を抱いている相手が自分の方を向いていないと分かれば、そりゃあがっかりするわ。
車いすマラソンランナー鮫島祐希
車いすマラソンランナーの鮫島さんは朝岡さんを頼ってウェザーエキスパーツに。
どうやら次のオリンピックを目指しての代表選考会でなんとしても勝ちたい希望を持っているが、そのためには気象データを詳しく教えてサポートをしてくれるスタッフが必要とのこと。
そのための依頼でやってきた。
とにかくわかりやすい性格の人。
自分のためだけに全力を尽くしていると語る彼女、いかにも大阪の女性らしく屈託なく裏表がまるで感じられない。
この彼女がこれからの物語の中心にすえられるような感じ。
気象キャスター朝岡覚の秘密
朝岡さんには今から23年前駅伝ランナーだった過去が。
大学4年の最後のレースで、周りと期待を一身に受けながら気象予報を誤ったが故に熱中症でレースを棄権する事態に。
自分ばかりか周りの人たちの期待も裏切る格好に。
ドラマの流れで推察すると朝岡さんは現在45歳と思われる。
彼は大学4年、つまり22歳の時にレースに出ていて今23年経っているわけだから、単純計算でそういうことに。
そういえばテレビ局の高村さんが同じくらいかなと推察する。
今から15年ほど前気象キャスターをやっていたんだよね。
昔の失敗した記憶に再びチャレンジしてリベンジするのが今回のチームサメジマのポリシーとなっているようだ。
菅波先生が語る体験談
チームサメジマには専属のスポーツドクターが必要と思われた。
モネはすぐに菅波先生のことを思い出して電話をして丁寧に依頼してみるが、簡単にはオーケーしてくれそうにもない。
東京と登米を往復する暮らしでは時間が取れないのが事実。
しかし、登米の仲間たちはモネの願いを聞いてやれと詰め寄ってくる。
登米の仲間たちの言葉はほとんど脅迫。
結局東京で再び会うことになったモネと菅波先生。
ここで例の麻薬うんぬんの話が出るのだ。
誰かに感謝されるととても嬉しくてもう一度その気持ちを味わいたくなる。
その結果、自分のためだけに行動することに。
菅波先生は、その気持ちがもとで誰かの人生を奪ったと語っていた。
来週その答えが出るんだろうね。
さて、今週のエピソードはここまで。
来週はいよいよチームサメジマが本格的に起動しそう。