くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 真心に応えたい😭

 

チームサメジマは専属のドクターも抱えて細かくデータ分析を繰り返していた。

注目の暑さ対策もうまい具合に対応方法を編み出すことができて順調に準備できると思われた。

しかしあくまでも競技は人間が行うもの。

細かいデータを分析して結果を出そうとしても思い通りにいかないことも多々あったりする。

順調と思われたタイムアップも足踏み状態が続いて、なかなか進歩できない日々が続くと、あれだけ陽気だった鮫島さんが後ろ向きな感覚に陥ってしまう。

競技者のそんな胸の内に敏感に反応するモネ。

今以上のタイムアップを目指すためには、今までとは違った何か別な方法にトライすることも視野に入れなければならないと。

何気なく語ったモネの一言が鮫島さんの逆鱗に触れてしまう。

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標準タイム突破まであと9秒

目次

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足踏みするチームサメジマ

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がんばってもタイムが伸びひん トレーニングがつまらん

準備が整って後はトレーニングを積んでいけば標準記録を突破できるものと思われた。

しかし、人間がやることにおおよそ決まりきったことなどあるはずもなく。

条件が整っているにもかかわらず、

鮫島さんの希望とするタイムはなかなか達成することができずに時間が過ぎたのだ。

必死でがんばってもタイムを確認してみれば必ず数秒遅い状態が続いた。

標準記録を突破することでオリンピック強化選手として認定される。

それだけで国から援助が受けられるはずだが、何よりもスポンサーがつくはずだと。

スポンサーは資金面での援助をしてくれる何にも変えがたいありがたい存在。

選手はそういったスポンサーの期待に応えるべく、何とかして納得できる結果を残そうとする。

その目論見がどうしても達成できない。

モネの提言に激しく反応する鮫島さん

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あんたの言うことなんか知らんわ(怒)

タイムが出せないことを悲観する鮫島さんにモネはふと思ったことの助言を試みることに。

鮫島さんは向かい風で良いタイムが出せている。

レース当日はどうやら強風が吹く予想なので、プランBとして、かつてのレースの感覚に基づいて風を切って突っ走る方法をある程度考慮に入れてみればと。

これは鮫島さんの持ち味を考えたときには、じっと辛抱して決められたラップを刻むことがいまひとつ苦手な性格。

どちらかと言えば感覚的なノリで実力を発揮できるタイプの彼女は、かつて勝つことができた気象条件がそのままモチベーションとして自分の味方につけられる可能性が。

その感覚を思い出しつつ、レースをしてみたらタイムアップが望めるのではと。

その助言を受けたときに激しく反発する鮫島さんがいた。

自分は今まで感覚で突っ走ってきた。

それがダメになって科学的なデータに基づいたサポートをしてもらおうと。

それを今更、元の感覚で突っ走る方法に戻せなんて。

実際にレースを行う本人にしてみれば簡単に受け入れられる話ではない。

彼女は今まで指導された通りに深部体温を上げずに、細かいデータに基づいて辛抱のレースできちんとタイムアップすることを心がけていた。

これがチームサメジマの気象班が提案できた方法。

どうやらこの方法ではいまひとつモチベーションが上がってこないのが事実。

どんな事柄も本人に意欲がわかなければ結果はたかが知れたものに。

モネの毎日のサポートに感謝しつつも、その時の思い付でサポートの方針がコロコロ変わるのはレースを戦う者にも混乱を生じるだけなんだろうなと。

菅波先生は登米へ

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訪問診療で見ていたおばあちゃんが亡くなっていた

モネが鮫島さんから罵倒された時、影でそのやりとりをこっそり聞いていた菅波先生。

モネに対して自分なりの感想を述べていたね。

鮫島さんがああいった性格の人で良かったんじゃないですか?

もし、素直な人で提案したサポート内容に応えようと頑張る人できちんと答えが出せなかったら一体どうなってしまうのか。

鮫島さんは自分がこうだと思った事は絶対に譲らないし、曲げない。

そこにサポートする側のなにがしかの逃げ道が存在する。

言われた通りにやってみて思い通りにいかなかったら目も当てられないです。

菅波先生はどうやら核心部分を述べていたね。

あくまでもレースをするのは本人なんだから、何をどうするかは本人に決定権があるってことで。

逆に本人は自分が良いと思ったことを全力で実行して結果を出そうとする。

10日間の夏休みのはずだった菅波先生は登米で急用ができたとのことでしばらく席をはずすことになる。

ランナーとしての朝岡さんは鮫島さんの気持ちに寄り添うことが…(プランB)

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ランナーに提案できる事は刻々と変化するんです

朝岡さんは鮫島さんに結果が出ないことの原因を彼なりに想像していた。

それは、同じランナーとして思い当たる部分があったのかもしれない。

気象予報士としては予報に基づいた提案ができるんだけど、気象が刻一刻と変わっていく以上、提案の内容もおのずとそれに応じて変化する。

今まで得られたデータから地道にタイムを刻むことを提案していたがどうやらプランBとして全く別なものを用意する必要があるのかも。

特に、モネから聞いた“トレーニングがつまらない”報告はスポーツ気象にとっては致命的な弱点かもしれないと語っているような気がする。

レースで戦う以上、いざ走り始めたならそのことに没頭して喜びを感じるくらい集中できていなければ、車いすマラソンで良い結果が生まれるはずもなく。

どうやらこのエピソードは明日きちんと結果が出そうな気がするね。

鮫島さんは標準記録タイムを突破することができるかどうか。

みんなの注目が集まってくる。