今日のエピソードは若者達中心で描かれた。
昨日最後に登場した幼なじみ亮ちんが存在感増増で。
さて、登場人物たちのキャラクターがいよいよくっきりと描かれるようになる。
セリフは、若者らしく屈託のないほとんど内容のないものばかりが続くように思うので、何気なく見ているとよくわからないうちに15分が終わってしまう。
おかえりモネではセリフだけを追っていても物語は伝わってこないのだ。
表情とかしぐさとかそういったものの中に言葉にならない胸の内が語られている。
要するに、じっくり見ていないと何だかわからないってことかな?
目次
亮ちん登場
突然の亮ちん登場から幼なじみが揃うことですっかり盛り上がってしまう。
この当時はすでにオンラインが当たり前になってきている。
ズームその他を使えば無料で動画を交えて会話を楽しむことが。
盛り上がりついでで、夜9時の新幹線に乗れば11時半過ぎには東京に着くとのことで、これからそちらに向かうとのこと。
若者ならではの行動力。
おかえりモネの中ではこの幼なじみたちの胸の内が物語でも重要な役割を果たす。
何の屈託もない様子でいながら、彼らは皆あの大震災を経験してきている。
そして、それぞれに震災のトラウマを抱えつつ今日生きているわけだ。
そう思うと、彼らの底無しの明るさが切なくも感じてしまう。
それぞれの胸の内
今日のエピソードの中で1番見所があって注目していたのがこのシーン。
亮ちんとみーちゃんのやりとり。
会話はほとんど漁業関係の事ばかりで、恋愛など話題に上るはずもなく。
2人の会話を聞いていて出てきた単語がメバチとか。
これマグロの1種だよね。
テレビでよく見かけるのは黒マグロなどのお高いやつばかりだけど、実際はメバチまぐろが食卓に上ることが多い。
そういったことも2人が水産関係の仕事についているから。
ほとんど恋愛などの話題が登らないけれど、ぎこちないみーちゃんとは対照的に普通に振る舞える亮ちん。
お互いがどんな関係なのかがチラッと見え隠れする。
恋心満載のみーちゃんと彼女をほぼ妹と見ている亮ちん。
相手の気持ちに全く気がついていないように描かれているけど、これだけ気配りのできる亮ちんがみーちゃんの気持ちを全く理解できていないと言うのも、ちょっと不自然かも。
多少なりとも感じる部分があって、自分自身の恋心は他に(モネ)にあるような描かれ方。
菅波先生とモネの幼なじみたち
幼なじみたちが汐見湯で集まった翌日早朝。
菅波先生が朝早くだと言うのに出向いてくる。
彼自身もモネと再会できることを心待ちにしていたようだ。
そしてここで亮ちんとばったり出会ってしまう。
イケメン2人の登場でちょっと緊張感が走ったような。
相手のことを一体どう思ったんだろうか。
亮ちんは明らかにこわばった様子で挨拶していたよね。
菅波先生は亮ちんのことをどうやらモネの幼なじみで、気仙沼の友人くらいの認識だろうか。
この2人の生活する場所は登米と気仙沼で2人が出会う可能性はほぼない。
物語ではここでお互いがそれぞれのことをしっかり認識できたはず。
キラーワード“かわいいね”
幼なじみが集まった時に中心的な役割を果たすのがみーちゃん。
彼女はメンバーの中でも1番明るくそして自己顕示欲も満載で、常に中心に居たがる性格だけど、恋愛関係に敏感で世話好きなところも。
彼女が様々なお膳立てを計画し、そして自分自身も彼氏を探索中。
モネの恋愛模様はしーちゃんなしでは発展しそうもない。
モネと菅波先生はとにかく2人とも鈍感。
お互い意識し始めているけど、自分の気持ちを簡単に表現することができない。
そこはどうしても経験値の低さが邪魔をしているね。
初デートの顛末
サメを見に行きたいと菅波先生。
ちょうどそのイベントのチケットを2枚持っていたみーちゃん。
4人でやりとりしているうちに菅波先生には病院から呼び出しの電話。
医者の仕事あるあるで病院に戻らなければならない。
モネは夜寝る前に菅波先生とメールでやりとり。
当然デートはお流れで翌日持ち越しとなったのだが、その日の夜実家から電話が。
それは母親からの電話だけど、どのような内容かは今日は語られなかった。
さて母親からの連絡で分かったのは亮ちんが気仙沼に戻っていないとの事。
緊張が走った瞬間ではあるけれど、朝早くに出かけたはずだよね。
それが戻っていないとなるとどこかに出向いていった可能性が。
そんなことも含めて物語は明日エピソードとして1段落することに。
どうやらそれぞれの心の中には解決できないトラウマがあるみたい。