くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 傷つくことが未来への糧に

 

物語は昨日からの流れを受けて思いがけない展開が。

莉子ちゃんは気象キャスターとして決定的な試練に立たされていた。

それは視聴率低下の流れを受けて、彼女自身がこの先も気象キャスターを続けられるかどうかの瀬戸際に。

テレビ局が視聴率が下がったままの番組を放置するはずもなく。

先手必勝と言わんばかりに、

キャスターとしては新人の内田君が大抜擢されることになる。

莉子ちゃんは自分の居場所がなくなることに必死で抵抗しようとするが、しかし悪あがきはかえって立場を危うくする。

万事休すと思われた莉子ちゃんにきちんと向き合ってくれて、さらに力を貸してくれそうな高村デスク。

彼女は、かつて莉子ちゃんと同じ立場に立たされて気象キャスターを下された過去を持っていた。

物語は莉子ちゃんがいかにして前進するかが詳しく語られる。

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実家の父と電話するモネ 新しく橋ができるんだよね

目次

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莉子ちゃんと高村デスク

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あなたが戦う場所は私が死守するから

内田君のカメラテストの瞬間、周りの心配をよそにモニターには様子が全てあからさまに写し出されていた。

自分の立場が危うくなるような場面で、莉子ちゃんでなくたって絶対焦る。

そこでの莉子ちゃんと高村デスクのやりとりがなんとも心に残る名シーンだったね。

自分の存在が否定されたと

勘違いした莉子ちゃんはついに本音をぶちまけてキレることに。

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私は手に人形をつけてパタパタやってればいいだけの存在ですか💢

それに対する高村デスクの答えは実に暖かく、それでいて厳しいものだった。

自ら仕事に優劣をつけるようなことをしてはいけない。

さらには自分で自分を貶めるなんて最低の行為。

常に実力で自分は戦えるんだと自分を信じなさい。

そして次の名台詞になったのだ。

あなたが戦うべき場所は私が死守する

これ以上の励ましは無いだろう。

仕事で自分の立ち位置を自分で確立しなければならない。

それはどんな立場にあったとしても、誰にも共通だと言えるのかも。

この厳しいやりとりを目の当たりにした沢渡さんは朝岡さんと現状について討論。

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神野さんは自分の未来を自分で切り開くしかありません

我々の世代が味わった苦労を若い世代がもう一度味わうなんてナンセンス。

しなくても良い苦労をもう一度せずとも、他に悩むべき検討すべきことがあるはず。

神野さんにとっては今がチャンスと捉えるべきでしょう。

朝岡さんの説明は理路整然としていて、全くスキがない。

上に立つ人間は、こうでなければ人員配置なんかできないってことだね。

莉子ちゃんをかわいいだけで評価するのは、逆に彼女の可能性を考えたらちょっと気の毒なことになるのかもね。

かわいいと思って集まる人たちはそれはニーズなので決してお断りすることにはならないけど。

しかし、自分の存在価値、立ち位置をいまひとつ考察すべき時に来ているのは間違いない。

Jテレの判断

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週5回の気象キャスターをあなた方2人で交代でやりなさい

テレビ局の判断は意外と新しいやり方だと思う。

気象キャスター2人を競わせるような形で設定するんだから。

条件が悪いのは莉子ちゃん。

なにせ、視聴率低下のきっかけとなった事実があるので、誰かと比較されるんなら、ちょっと分が悪いのは否めない。

しかし、若い2人を対比させるやり方は、ある意味とても斬新なので、視聴者の興味を引くことには違いないだろう。

どちらか人気の高い方を採用するって話でもなさそう。

男性と女性の比較対象でそれぞれに視聴者が支持してくれるなら言う事は無いよね。

莉子ちゃん 内田君の2人体制

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内田君のサポートにはすーちゃんが😅

内田君はスーツ選びからすーちゃんが応援していたね。

物語を見ているとすーちゃんに新しい恋の予感。

今までは亮ちん一筋だったけれど、つい何週間か前のエピソードできっぱり忘れたと告白していた。

そして、条件が良いのには、すでに2人とも知り合っていて、さらには頑張れば2人で会える時間も作れそうな感じ。

もっとも、内田君にその気があるかどうかだけどね。

とりあえず始まった、2人体制はやっぱり内田君に人気が集中するような雰囲気。

その点は、朝岡さんや安西社長の見立てはどんぴしゃりだったと言える。

故郷と本土に架かる橋

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物語上では今工事が始まった、完成は2019年

ウェザーエクスパーツでは気仙沼と亀島を結ぶ橋の工事が知らされていた。

物語は2017年なので、工事がちょうど始まった頃だよね。

今はそこから少し年数が立ったので完成形もきちんと把握できる。

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立派な良い橋がきちんと開通してるんだよね

橋の工事についてモネと父親の2人だけの会話も語られていた。

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地震の思い出に直結する事だけど、これからはいざって時にすぐに行き来できる

2人のやりとりは、地震の時に2人とも共通で辛い経験があって、そのことに答えが出たような雰囲気。

行きたくても行けない切ない気持ちがこの橋が開通したことでリセットできそうな。

おかえりモネではこの端がこの先のエピソードにかなり大きく関係してくることも予想される。

莉子ちゃん

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私 傷ついたことなかったから

汐見湯でお風呂に入ってゆっくりくつろぐ莉子ちゃんとモネ。

2人の話題はどうしても今抱えている視聴率低下に対する対応策。

莉子ちゃんはちやほやされて何も傷つくことなくここまで生きて来れたと告白。

これから自分ががんばるためには傷ついた経験のないことで、うまくいくかどうかと思案しているのだ。

モネは地震を経験したことで、大きく傷つき心にトラウマを抱えていた。

それが今仕事を通じて少しずつ解消しつつあるところ。

莉子ちゃんはその辺に説得力の種明かしがあるのではと考えたようだ。

そのことに「待った‼️」をかけたのが菜津さん

実は、今日の物語はここまでなので詳しい事は明日今週のエピソード最終日で語られることになる。

物語の流れからいって莉子ちゃんが立ち直れるようなそんな話になりそう。

終盤に来て、挫折者がそのまま物語から消えていくなんて、あまりに朝ドラらしくないしね。