くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ 命を守る行動😱

 

今日のおかえりモネは2019年関東地方を襲った大型台風についての詳しいエピソードが語られる。

最近の記憶なので、かなりの被害が出ていたことを思い出すような。

モネたち報道気象班は迫りくる台風12号のかつてない規模と、起こるであろう被害を考えると、どのように伝えていくか思案することに。

台風が近づく数日前だと、天気が荒れている事はほとんどない。

何事もない状態からいきなり台風のひどい状態になる事は普通の感覚としては想像しにくいこと。

しかし、気象予報士は仕事の性質上これから先に起こる天気について詳しく語ることができる。

特に大規模な災害については可能な限り回避するような行動を呼びかけたいと。

物語では、台風に向けてテレビ局がどんな対応をするのかが詳しく語られる。

f:id:kuwa3972:20210915074940j:plain

ほんのわずか先に起こる未来について伝える

目次

お名前.com 旬の人気特産品ランキング

台風12号(2019年台風15号)

f:id:kuwa3972:20210915082339j:plain

こちらが2019年のリアル

確かに、とんでもない被害が出たことでもよく知られている。

ただし、残念なことだけど地元でない人とか、時間が経っちゃったりすると記憶の中には残らないものなんだよね。

直接被害を受けた人たちだけが、我が事として受け止めることができて次の対策を講じることになる。

東京もさることながら、東京より以北で被害が多かったような気がする。

f:id:kuwa3972:20210915082543j:plain

この時期はもう想定外と言う言葉が当たり前になってた

こんなことがしょっちゅう起こるのでは、防災計画も当然見直しが必要になる。

今は地震保険とかがあるので、建物その他は保険で賄える場合も多いようだが、実際に被害を未然に防ぐような準備とか、避難行動とか、あらかじめシミュレーションする事は必要不可欠なのかな?

モネと菅波先生

f:id:kuwa3972:20210915080805j:plain
f:id:kuwa3972:20210915080813j:plain
医者と気象予報士は似てると思いますよ

ウェザーエキスパーツに泊まり込むことになりそうなモネ。

彼らは気象予報に関してのプロなのでこの先に起こることを誰よりも敏感に正確に察知することが。

汐見湯を出ようとした時に菅波先生からのメールで、思わずそのまま電話をしてしまうモネ。

出発間際なので5分しかないけど、先生と話したい。

この時に相談したのが、今全く降っていない雨が直前になって大雨になる。

そのことをどう伝えたらいいのかと。

医者としての立場から先生が言ったのは、この先近い将来起こるべきことを具体的に聞かせることによって、辺患者さんは納得してもらえる。

気象予報もこれから先すぐに起こるべきことを実際に説明することで納得してもらえるのではと。

それはとても大きなヒントに。

高村デスクからこれから起こる被害について注意喚起を促すようなアイデアを求められていた。

テレビ局だから様々な映像が保管されているけど、その中で雨に関わる実験データの記録が番組内の報道で使われることになったのだ。

起こるべき未来を実際に示す

f:id:kuwa3972:20210915081059j:plain

降雨体験

物語の中ではもっと狭い場所での実験だったけど、こちらの写真はネット検索で得られた大掛かりな実験のもの。

この中で1時間に5ミリ、30ミリ、50ミリと条件を変えた映像が流されていた。

ちなみに30ミリ降ると車のワイパーはほぼ効かなくなると思っていい。

またハンドルを握っている時が夜だと、ヘッドライトが雨粒に乱反射して前方視界が消失する。

40年以上も前に八王子方面で経験したことがあるが、稲光の時にかろうじて前方がはっきり見える程度で、肝を潰した経験が。

それから、私が聞いた話では、1時間に40ミリを超える雨量は街中の排水が追いつかなるだろう。

排水管の設定は1時間に40ミリまでと決められているらしいので。

それを超えるものは当然町中に溢れ出すことになる。

5分枠の報道の中で、これらの雨に立ち尽くす人の様子が映像として流された。

特に雨に風速30メートル程度の風が吹いたことを想定すれば、とても人間が立ってそこにいられるような状況では無い事は容易に想像できる。

f:id:kuwa3972:20210915083602j:plain

モネの体験映像の放映は朝岡さんも評価

気象予報士として、やるべき事は、分析その他の作業を終えた後、どのように伝えるか。

伝え方はとても大切。

災害を未然に防げるかどうかは、当事者がどれだけきちんと準備できるかにかかっている。

今回のモネの発案は見事にピントが合っていた。

関東から東北にかけて

f:id:kuwa3972:20210915081153j:plain
f:id:kuwa3972:20210915081218j:plain
台風の動きは早いけど関東東北を直撃する可能性

台風3日前の様子では全く大きな雨雲が近づいていることを感じられない。

気象予報士たちはそのわずかな時間、先読みすることで起こるべき未来を想定できる。

朝岡さんがかつて物語の中で言っていたリードタイムが発生している。

この時間でどれだけ準備ができるか。

そのことを上手に伝えるのが気象予報士の、さらに報道に携わる人の使命。

f:id:kuwa3972:20210915083947j:plain

故郷でも家族みんなが注目している

東京を過ぎた台風はそのまま北上して東北地方を直撃するのだ。

被害をもたらす時間は少なめかもしれないが、無傷で済むことにもならない。

準備をしておかなければ、大きな損害を被ることに。

Jテレ報道

f:id:kuwa3972:20210915081332j:plain
f:id:kuwa3972:20210915081340j:plain
チームワークもバッチリだね

台風関連の報道はテレビ局としても特別シフトをして情報伝達に努めることになる。

ウェザーエキスパーツでも特別対策本部が設けられて、常に最新の情報を取り込みながら、

起こるべき被害をどれだけ少なく抑えられるか思案しなければならない。

f:id:kuwa3972:20210915084214j:plain

ミーティングは入念に、でも簡潔に素早く

さて、台風一色で終わった今日のドラマ。

あと2回で今回のエピソードに決着がつく。