残り5週間分の放送となった「おかえりモネ」。
物語は進行のスピードを加速させ、いよいよ東京から故郷気仙沼へ戻るストーリーが描かれる。
今日は東京最後となった日のエピソード。
どうやら、Jテレ気象班では大きな人事異動があって、莉子ちゃんとモネが次のステップに進むことになる。
モネはこの2〜3週間の様々なエピソードから大きく成長したことがうかがえるような。
しなやかさとナイーブさはそのままに力強さが加わったような。
今日はまだ登場しないが、気仙沼では新たな出会いで登場人物が複数加わることになりそう。
物語は集大成に向かっていよいよ期待が高まる。
目次
永浦家
突然帰ると言い出したことだけど、きちんと話ができていたのはみーちゃんだけ。
他の家族たちもいるので改めてきちんと文字で気持ちを伝えることに。
地震の時の辛い体験が引き金になって故郷逃げ出してしまったモネ。
再び自分の気持ちをしっかり見つめたことによってもう一度故郷で人たちに貢献できる仕事がしたいと。
そのことを知った家族はみんなしんみりしてしまうが、しかし、家族が元通りに元気になって全員揃う事は嬉しいに違いない。
みんな嬉しさを必死に隠して、わざと平静を装っている。
内心嬉しくてしょうがないんだけれど、それを露骨に表すのは自分の格が下がると思っているんだろうかね。
1人みーちゃんだけは直接姉と話すことができたので、自信に満ちた態度。
帰ってきなよ!って言ってあげた😍
おじいちゃんや両親にしてみればこれでほっと一安心なのかも。
みーちゃんは喜びを隠しきれない。
Jテレ気象班
最後の放送となったミーティングの時に、新しい発表がなされた。
退職するモネと仙台テレビで報道キャスターとしてデビューすることが決まった莉子ちゃん。


これで朝の報道番組の天気予報は内田君のワンマンショーになりそう。
数年の間だったが、一緒に仕事をした経験は皆それぞれ糧になったものと。
ウェザーエキスパーツ
朝岡さんはなんといってもモネの背中を押してくれた。
彼はモネの苦しみの本質を知っている。
その上で様々なアドバイスをしてくれて、さらに新しい道筋もつけてくれたことに。
気象予報士を目指すきっかけになったのも彼。
朝岡さんの特殊能力は、仕事をする仲間を的確に見つけてくること。
さらには説得をして知らず知らず自分の仲間に引き入れてしまう。
大変な才能と言うしかないが、今回また意味深な発言をしていたね。
故郷へ帰って距離は離れてしまうけど、またいずれ一緒に仕事をすることになります。
同じ空でつながっているから。
そう遠くない将来、気仙沼のウェザーエキスパーツ出張所の職員として働くモネと仕事の上で一緒になることがあるのかもしれない。
この2体のパペットはモネ以上に視聴者に認めてもらっていたね。
このぬいぐるみを操ることでモネは知名度を上げていった。
その記念のパペットをお土産としていただけることに。
社長が冗談交じりで語っていた。
基本給だけで、社員を先行投資として雇う私の方が鬼かも。
今回の気仙沼の仕事は社長が特別な計らいで認めてくれたもの。
新規事業として認可されていたわけじゃない。
2年間で結果を出すことの約束は厳しくのしかかってくる。
すーちゃんと最後の夜
みんな故郷に帰るのに自分は帰ろうとはしない。
そう語るすーちゃんは“自分が薄情な人間なのかもしれない”とちょっと涙ぐんでしまう。
しかし、そのことを優しくでもきっぱりと否定するモネ。
すーちゃんは今好きな人がいて一緒にいることができる。
彼女にとってはそれが全てなんだと言い切っていた。
その上でモネに言葉を投げかける。
故郷に戻る気持ちになれたのはとても素敵なことだと。
幼なじみの彼女はモネが地震の体験に耐えかねて故郷を逃げ出したことをよく知っていた。
それはすなわち、モネが自分の苦しい体験を乗り越えることができた証でもある。
しかし時代背景を考えればつい最近のことで、スマホなどを使って如何様にもコンタクトをとることができるだろう。
東北大震災の津波を経験した人たちは他の一般人とは比較することにはならないはず。
それぞれが自分自身の体験として厳しい記憶としっかりと向き合わねばならない。
そうでなければとても日々過ごすことなどできないんだから。
ここでびっくりする演出が1つ。
モネが持っている植木だけど、これは登米で父親がこしらえた笛から芽が出てきたもの。
物語の設定ではおばあちゃんの生まれ変わりとなっている。
結構大きな木に成長しているよね。
よくはわからないけれども、ナラかブナの苗木のような印象。
さて明日はいよいよ故郷亀島に戻ることに。