今日のエピソードは永浦家の家庭に特化した内容だったね。
市民プラザからみーちゃんを連れて帰ってきたところで物語が始まった。
亜哉子さんが「いつになく遅かったね」と。
そんな中1本の電話から、達己さんが永浦水産を閉じようとしていることがわかってしまう。
どうやら、みんなそれぞれ家族のことを思いながらどうすれば良い道が開けるのかと思案しているような。
永浦家では過去からずっと続いていた歴史が。
雅代おばあちゃんがいる頃から民宿として広く子供たちを向かえ入れる活動をしていた。
今更だけど、亜哉子さんは当時の賑わいをもう一度取り戻したいと考えている。
しかし、亜哉子さんにはかつて学校の先生を辞めた過去があったが、そのことについても話題が。
さらには、少し酔いの冷めたみーちゃんは自分自身がどう進むべきかを真剣に悩んでいた。
モネがとるべき行動に注目が集まる。
目次
達己さん
漁協からの電話で事実を知った亜哉子さん。
当然のことながらおじいちゃんを問い詰める。
達己さんは自分の年齢の事とか、周りの仲間たちがカキ養殖に精を出している姿を見ると自分ががんばり続ける必要は無いなと感じたようだ。
さらには自分の家族を考えたときに亜哉子さんはどうやら過去にやっていた民宿にまだ熱意を持ち続けている。
そしてみーちゃんは水産高校から水産試験場で仕事をしているが、どちらかと言えば研究畑。
実務で日々の仕事に追われるような事はさせたくないなと考えている。
おそらくはそういった答えも想定していただろう達己さん。
やんわりと2人の進言を拒否するような雰囲気。
そして、本当は言わないつもりだった亜哉子さんが学校の先生を辞めた理由についても言及していたね。
雅代ばあちゃんの看病のため
激しく否定する亜哉子さん。
しかし、本当の理由は語らずじまいで終わってしまった。
物語の流れからして、おそらく図星だったんだろうと思う。
学校の先生を続けながら義母の看病はとても厳しい。
どちらかを選択するかとなればそれはやっぱり家族を選ぶしかなかったのだ。
そのことを素早く察した達己さん。
悪いこと言っちゃったな😓
この話題は後にしようや
実は、この会話を襖の横で耕治がしっかりと聞いていた
耕治と達己さんの間では既に話し合われたこと。
銀行からの牡蠣棚の修理にかかる資金繰りの提案も済ませていた。
そんな話の後に起こった事件。
お互いが周りのことを気にしつつ秘密を持ってしまう。
物語はとても切ない作りに。
亜哉子さん
亜哉子さんはかつての海の里親事業をもう一度復活させたいと考えている。
その時の子供たちも今は大きくなってたまにファンレターなんかも届いたりして。
この時中心となって活躍していたのが雅代おばあちゃん。
まだまだみんな元気で、それぞれが活躍できていた。
しかし、今は母親として成人した2人の娘を抱えている。
ドラマの中ではセリフにはでないけど、母親が娘の様子に目配り気配りしている様子がしっかりと語られている。
酔っ払って、姉に連れられて帰ってきた妹の様子に直ちに違和感があることを感じ取ってしまう。
思わず声をかける
未知 大丈夫❓
そして、みーちゃんは何事もなかったかのように大丈夫と即答するのだ。
この家庭は皆がとても仲良く理想的な形に見えるけど、地震があってからはそれぞれが心の中に他の人には話せない複雑な悩みや苦しみを抱えている。
それは家族でも同じこと。
話せないことがあったりするんだよね。
みーちゃん
悩みの深いみーちゃん。
家の仕事牡蠣の養殖
東京の大学で研究生活に入ること
亮君
これらのことを彼女は全て同じ土俵の上で戦わせていた。
そしてそれだけではなく姉の様子も気になって仕方がない。
お姉ちゃんは順風満帆だね。
素敵な彼氏もいて仲良くて結婚も考えている
自分のやるべき仕事を見つけてバリバリ頑張っている
私と違って欲しい物を全部手に入れている。
妹が本音として語った姉への嫉妬心。
どうしても近くにいる人の持っているものはとても良いように思えてしまう。
とても信頼している、さらには頼りにもしている。
でも、羨ましくて仕方がない。
比べた自分はどれ1つとして満足に誇れるものはない。
それは悔しさのレベルではないのだ。
それは苦しみと辛さ以外の何物でもない。
ここでのモネの対応は今までとは全く違っていた。
全部聞くから話してごらん
話を聞かせてよ
今までとはまるで違ったモネ。
今は彼女が誰かを励ます役割を担っている。
何よりも自分にとってはかけがえのない妹。
彼女に助けられ、そしていろいろあったけれど彼女の応援があって今ここで暮らすことができる。
そう思うと何とかして力になろうと力を振り絞るのだ。
モネと父耕治
朝日の出前。
今で1人たたずむ父親の横にたたずむモネ。
これから毛嵐の取材に行くとのことで、たまたま2人きりで入ることになった。
耕治は自分の通ってきた道が果たして正しかったのかどうかをもう一度考えている。
それはすなわち、
頑張ってきても自分が関わった事は必ずしも成功して感謝されたことばかりではなかったと言うこと。
それを思うと選択を誤ったのかなと考えないでもない。
永浦家の家族が抱えるそれぞれの胸の内。
みんな他の家族のために何とかして力になってあげたいとそのせいで苦しんでいるのだ。
今日は家族愛を描いていたけれど、なんとも切ない物語になっていたね。