くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

おかえりモネ1週間振り返り 地震の爪痕から立ち直るために

 

今週の1週間は気仙沼それも亀島の永浦家の事情に特化していた物語になっていた。

東京から故郷に戻ったモネは地元のFM放送の天気予報パーソナリティーとして番組を担当することに。

家族たちもそれぞれ自分たちの生活に励んでいたところが。

今週は、そんな家族たちそれぞれの胸の内を語る展開に。

とりわけ大きなウェイトを占めたのは永浦家のお母さん亜哉子さんのこと。

彼女が結婚する頃から、子供が2人生まれて今に至るまで、学校の先生を止めざるを得なかったことなど様々な説明がなされたと言える。

亜哉子さんのエピソードを語るためには中学3年の女の子

石井あかりちゃんの存在が必要だったかもしれない。

亜哉子さんのかつての教え子だったあかりちゃんがどんなふうに今に至っているのか。

決して多く語られているわけではないが、その時亜哉子さんがどんなふうに関わったかで物語の重要な部分が明らかになる。

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モネはしなやかさとナイーブさはそのままに力強さが備わってきた

目次

お名前.com さとふる

みーちゃんが抱える心の闇

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家業を継ぐこと 大学へ行くこと 亮君とのこと

研究者としての仕事ぶりを高く評価してもらえているみーちゃん。

研究発表の時にも大学の先生から盛んに共同研究のラブコールを受けている。

もし、その話を受けることになれば気仙沼を離れて東京の大学に入学することにもなるのだが。

しかし、安定した身分の今の生活を捨て去ってまでと言う気にはならない。

そして家の仕事牡蠣の養殖業が自分の将来受け継ぐべきものとのしっかりした意識も持っている。

そして1番の悩み事は亮君との未来。

どうやら彼は未だにみーちゃんには心を開いていない様子。

屈託なく相手をしてくれるが、すべてのアプローチはみーちゃんから。

亮君から声をかけてくる事はほぼないと言っていい。

たまたまモネと2人で話をする機会が。

自分が進むべき道がわからなくて苦しんでいる時、姉は自分がやるべき道をしっかりと見つけて頑張って順風満帆に見える。

みーちゃんはそんな姉モネが羨ましくて仕方がない。

酒に酔った勢いでつい愚痴なんかも出ちゃったりする

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妹の辛さにしっかり寄り添う姉

この姉妹の間に築き上げられた信頼感と相手に対するいたわり。

今までならたじろいで引き下がってしまうモネは、今は相手の気持ちに寄り添ってしっかりと受け止めようとするのだ。

モネは菅波先生とも良好な関係を築けている。

2人は遠距離恋愛だけど、電話でそれぞれ報告しあいつつ、相手のことがとても大切に感じられる。

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ここが痛いと言わせてあげられるだけで随分違うんだよ

モネにとって先生はなくてはならない人。

将来的には一緒になるつもりの2人。

何とかこの物語の最終回までにきちんと一緒になれる道筋が漬けられて欲しい。

永浦水産の今後

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もう歳だから牡蠣棚は修理せずに、このまま仕事を辞めたい

達己さんは永浦水産を閉じるつもりでいたのだが。

それは家族の事や、今後の永浦家の進むべき道すじを考えると、この事業はもうやめてもいいかなと考えるように。

亜哉子さんとみーちゃんを解放してあげたい気持ちもあったりする。

耕治は牡蠣棚の修理のための資金計画を提案していたが、その申し出を受けるつもりはなかったようだ。

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内緒にしていたけどすぐにばれちゃう

物語の流れとしては壊れた牡蠣棚は直さずに、今あるものだけで商売していくことに方向転換。

それは亜哉子さんから強く勧められたから。

母亜哉子さんの過去

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地震の時、娘たち2人が心配で仕事場を逃げ出そうとした

もともと小学校の先生をしていた亜哉子さん。

地震があった一年後に先生を辞めることになった。

その時の詳しいいきさつが語られていたね。

自分の2人の娘たちが心配でたまらなくなって、学校の自分の持ち場を離れようとした。

そんな自分の我を忘れてしまった行動はわずかな時間だけだったけど、その後どうしても思い出してしまって自分は先生を続ける資格がないと。

そんな決意のもと、先生を辞めるに至った。

この物語はいくつかのエピソードが同時に始まってそれが絡み合うように物語が進む。

亜哉子さんの昔の事は、今週から登場した石井あかりちゃんがかつての教え子だと言う設定で結びつくことに。

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勉強を臨時の家庭教師で教えることに

実はこうして子供たちと対応している亜哉子さんは誰が見ても楽しそうで明るい。

彼女は昔やっていた民宿をもう一度再開させるつもりでいるが、その元になる気持ちは子供と接することが何よりも嬉しいし楽しい。

かつて、自分自身のけじめとして止めた先生だが、本当は地震さえなければやめずに続けていただろうにね。

永浦家の未来

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痛いと思うところを誰かに告げててみて下さい

モネは菅波先生との会話の中で、家族が抱えている苦しみや辛さについてアドバイスをもらっていた。

ここが痛いと言わせてあげられることで問題解決にはならなくても糸口ぐらいはつかめるかも。

その受けたアドバイスを自分自身のFM放送でそれとなく発信。

家族はそれぞれが相手をいたわることで、どんな未来がふさわしいのかを模索する。

予告編から見えてくるもの

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どうやら亮ちん 嵐の海で遭難⁉️

今週が終わると残りは15回分の放送になる。

この物語もそろそろ集大成を迎えるだろう。

そんな中、モネは気象予報士として何ができるかを考えたときにやはり起こるべき災害をどのように防ぐかが1番の要になると考えているようだ。

ただし、提案される方は悪くなる話はどうしても気持ちが沈んでしまう。

いろんな人に受け入れてもらうには、これから被るデメリットではなくて、メリットの方をどのようにアピールできるかになるだろうね。

そして、みーちゃんと亮君の未来がどんなふうに進んでいくのか。

かなり厳しい様子も描かれているようだが、みんなで頑張って力を合わせて乗り越えていってほしいよね。