今週描かれる物語がどんなものかと待ち望んでいる人は多いと思う。
ふるさと気仙沼で自分の思いをどうしても周りの大切な人たちに伝えたくてひたすら頑張る
モネ。
しかし、周りの反応は思いのほか冷ややか。
仕事ではどうしても結果を求めたくなる。
しかし、周りとの信頼関係がきちんと築けていない状態では、残念ながら結果には結びつかない。
くじけそうになる気持ちを奮い立たせ、必死に自分自身と向き合おうとする。
周りの人全てが冷ややかなわけではなくて、中には自分の味方になってくれそうな人も。
がんばり続ける中で、東北地方に大きな災害が近づいている可能性が。
モネがとるべき行動とは?
目次
菅波先生とメールでのやりとり
昨日の物語の最後の方で菅波先生から電話がかかってきた。
実は、そのまま電話には出なかったんだよね。
そしてメールで気持ちを伝えていた。
そのまま電話に出れば整理のつかない気持ちをそのままぶつけてしまいそうで、それで自分で考えることにしたと。
そして今の気持ちをメールで伝える。
新しい情報はいくらでも伝えられるけど、そこから先どうすべきかは私には無理。
そして、自然相手のことで自然の前ではあまりに無力な自分を痛感。
確かに、気象予報士は天気予報が専門だから、何か問題が起こったときの対応策等まで言及する事は無い。
あくまでもこういった天候でこういったことが予想されると伝えるしかない。
物語の1連の流れから見ても、モネにできる事は全てやり終えているのだ。
菅波先生のメールの答えは実に単純明快。
自分で選んだんでしょ!
それとも東京に戻ってくる?
この言葉を投げかけられたときに、モネは今更のように自分の覚悟と向かい合うことになる。
未知と亮君
2人のツーショットが物語の一方で描かれていた。
ちなみにこの物語は現在2020年のお正月の設定になる。
髪をアップにして少し大人びた感じのみーちゃん。
亮君はどうやら少し遅れてきたような。
ごめん待った?
ううん😌
やんわり否定して「今来たばっかり」と伝えるみーちゃんだが、目の前に置かれたコーヒーカップは空っぽ。
少なくともコーヒー一杯飲み干すだけの時間は経っていた。
そのことに気がつく亮君。
しかし、このツーショットは、傍目にはとても仲良さそうに見えるけど実際はずいぶん相手のことをデリケートに扱っているんだね。
相手を傷つけないがために意外と小さな嘘も積み重なっているような。
こういったことがこの先の2人をどう導いていくんだろう。
みーちゃんは今度船が港に帰ってきたときに少し会って話をさせてくれと。
そして、いくつか聞きたいこともあるような素振り。
快く引き受ける亮君。
どうやら、それぞれが語らずにいた本音がこの機会に話せるような雰囲気作りができたと思う。
迫りくる災害
いつも通り天気図などをチェックしていたモネは、画像からいつになく危険が迫っていることを敏感に察知。
この数時間後に何が起こるのかを予測できたので、ウェザーエキスパーツ野坂さんに久しぶりに電話をかけてみることに。
それは今発達している低気圧のさらに南側でもう一つ低気圧ができるので東北地方の海上は大しけになる可能性が。
しかし、予報として流すにはまだ確たる証拠がない。
これから起こるはずだが、その予報は早くても午後1時過ぎになるとの事。
そして、1時過ぎ野坂さんからかかってきた電話の内容は、モネの予想通り。
低気圧が発達することで、強風に厳重に警戒が必要とのこと。
陸上はもちろんのこと、問題は海上で操業している漁船、彼らには直ちに港に戻るよう伝えなければならないと確信するのだ。
気象予報士の矜持
気象予報士として様々な関係各機関に電話連絡を入れるモネ。
最初に連絡を取ったのは消防署など、地元の防災関係に携わる人たちへ。
なんといっても嵐が来る前の呼びかけや働きかけが被害を最小限度にすることができるから。
そして満を持して漁業組合へ電話。
電話に出た組合長は、全く相手にすることなく簡単に電話を切ってしまう。
そこでモネがとった行動。
彼女はそこで諦めたりはしなかった。
電話を切るやいなや直ちに直接話をしに向かうのだ。
あっけにとられる組合長。
モネの必死の呼びかけに仕方なさそうに無線を入れておこうかなと。
この時はすでにあらかたの船は港に戻ってきていたが、3隻ほどはまだ沖合にいるらしくて、海が荒れる前に戻ってくるように無線連絡をしてくれるようだ。
と必死の呼びかけに答えた組合長の素朴な見解。
東北でがんばり続ける人たちは決して強くなんかない
ただ、しぶといんだなぁ
これは、モネのおじいちゃん達己さんのふと漏れ出た言葉。
そのことを思い出して思わず微笑んでしまうモネだったが、組合長が思わずツッコミを。
あんた、何がおかしいの?
思わず真顔に戻るモネ。
しかし、この時 海の上ではのっぴきならない状況が起こっていた。