残り3回の物語の中で、今日は何が放送されるのかと期待感満載で見ていたところが。
なんと、地震の時の登場人物たちのそれぞれの体験の中で、今日初めて明かされたエピソードがあったよね。
それはモネの妹、みーちゃんの胸の内。
何かあるんだろうなとは思っていたけれど、主人公やその他の人たちのエピソードの中でなんとなく、霧の中に没してしまっていたような。
それは、この物語にとって驚くほど重要なエピソード。
地震の時みーちゃんは、雅代ばあちゃんと2人自宅にいた。
そして津波が来るからなんとしてもばあちゃんを連れて逃げなきゃいけない。
物語を最初から見ている者にとって、きっと2人で逃げたんだろうなと勝手に思い込んでいたが、実際は違った。
みーちゃんはどうしても動いてくれない雅代ばあちゃんを残して1人逃げてしまったと。
実は、そのことでいまだに自分を責め続けている。
大学進学の話もあって、未来がこれから明るく変化しようとするときに、故郷から逃れられないと苦しい胸の内を明かす。
地震の時、この物語の登場人物たちはそれぞれに傷を負った。
家族を亡くした人だっている。
心に傷を負う人たちも。
主人公モネと妹みーちゃんはあの時以来、心の中に消すことのできない深傷を負ったのだ。
目次
気象予報士としての新たな提案
菅波先生が東京へ戻った後、市民プラザで、周りの人たちに新しい提案を試みる。
ウェザーエクスパーツお得意の気象アプリと、FM放送をタイアップすることができれば、双方向のやり取りでリアルタイムの気象情報を始めとする様々な暮らしぶりを共有できる。
ネット社会なことを踏まえると、皆それぞれネット情報を得ることが、今や当たり前になっている。
LINE、メール等は今や日常の中に溶け込む。
その他に様々なSNSのアイテムが完備しているのだ。
それを利用すれば、情報は一方的に与えられるものではなく、双方向で発信することが可能になる。
私などもそうだが、SNSなどで毎日発信し続けるので、自分自身の投稿に大勢の人たちの反応が返ってくる。
私のポリシーとして、私のところにも様々な人たちの情報が入るので、可能な限りコメントなどを入れることにしている。
長くやってみて分かった事は、こういった不特定多数の人と毎日関われる事は楽しみになっているってこと。
どんなことも、楽しいって条件が加わるだけで、人はいくらでも継続することができる。
提案した内容に周りの人たちもを大乗り気。
“誰かの役に立ちたい”もトラウマの1種
何週間前に登場をしていた大学生の水野さん。
再びボランティアとしてこちらに戻ってきたようだ。
彼女は、苦しんでいたよね。
よそ者の自分に一体何ができるんだろうと。
そのことにモネが優しく諭す。
そんなことを考えなくてもいいじゃない
ここに戻ってきてくれただけで嬉しい😂
人は自分がいる場所に、なにがしかの意義とか理由を求めたい生き物。
別の言い方をすれば、自分の存在意義を常に問うている。
それは、社会生活の上では大切な条件だが、諸刃の剣の部分も持ち合わせているようだ。
人によっては必要以上に自虐の念に駆られて、自分自身を責め続け自ら傷つく。
そこに求められるのはバランス感覚だけど、言葉では簡単だが実はこれが驚くほど難しい。
突き詰めれば、自分が納得できるかどうかが1番のポイントにはなる。
モネはどうやらその辺のカラクリを少しずつ理解しつつあるようだね。
モネはしぶとい😘
月額一万円の契約料って高いのかな?
でも、重要な情報公開は普段から接していないと、ある日突然役に立つとか立たないとかの判断ができるものでもなさそう
漁業組合の組合長は相変わらず相手にしてくれない。
値段を多少ディスカウントしても契約を取り付けたいモネ。
まだ、もう少し時間がかかりそうな雰囲気だね。
この間の亮君の乗った船が遭難しかけた時に、モネの気象予報士としての実力は納得できたはずだから。
もう少し信頼関係が深まれば、顧客として登録してくれるかもしれないね。
未知の将来
自宅の作業部屋で姉妹が養殖業についての打ち合わせを。
かなり専門的な話が出ていて、種苗の話題も上っていた。
地域によってやり方は随分変わっているような。
そんな中、なにげに出た話題が、みーちゃんの大学への進学。
実は漁業組合で亮君とモネはみーちゃんの進学について若干話しをしていた。
亮君は進学するように勧めていて、きちんと受験するようにモネからも話しをしてほしいとの内容。
若者たちは、それぞれの進むべき道をきちんと進むべきだと考えている。
みーちゃんは大学に行って、研究の継続をすることが1番ふさわしい未来だと思っているようだ。
そのことについてみーちゃんは大学へは行かない…。
なぜか思い詰めた分があって、大学行きを拒否。
決して胸の内を明かしてこなかったみーちゃん。
そのことに対してモネも亮君もずっと違和感を感じてきたようだ。
“彼女は心の中に何かを抱えている”
あの時の体験😰
そこで、地震のときの様子を初めて語ったみーちゃん。
襲ってくる津波から逃れようと、おばあちゃんを何とかして連れ出そうとしたらしい。
しかし、中学生の女の子ではおばちゃんを運ぶことなどままならなかった。
仕方なく、自分1人だけおばあちゃんをみ捨てて逃げた‼️
当時の状況を考えれば、致し方ないことと受け止められて当然だが。
しかし、みーちゃんはそんな風には受け止めていなかったんだよね。
自分はこの土地からは離れるわけにはいかない。
ここで罪の償いをする😥
その思いは頑なでつけいる余地もない。
今日の物語はそこで終了だった。
おかえりモネはあと2回で全てのエピソードに決着がつくことになる。