始まったばかりの物語はまだ物語そのものの設定を紹介している最中。
3世代にわたる親子が同居しているわけで、この当時の習慣だと家は代々そこの長男が引き継ぐものと相場は決まっていたようだ。
ところが物語の橘家は現在の当主が杵太郎、
そして2代目は安子ちゃんの父 金太。
そして彼女の兄が長男で算太。
物語の設定ではこの長男は家の仕事を継ぐことに全く情熱を感じていない。
それどころか、将来はダンサーになりたいとすっかり舞い上がっちゃってる。
そんな様子を見ていた妹は、
お兄ちゃんを自由にしてあげて😓
この家は、私がお婿さんを迎えて継ぐから。
なんとも健気な発言と受け止められるが、実際はどうなんだろう?
目次
家業を継ぐ
始まったばかりの物語で大きくクローズアップされるのは家の仕事がどんなふうに受け継がれていくのか。
橘家では祖父から父へ代代わりが進んではいるが、問題はその後。
長男の算太はまるで仕事に身が入らない。
とにかく、家の人の目を盗んでは映画館通いを繰り返している。
この兄を盛んに怒るのは父親。
なんといっても跡取りなんだから、しっかりしてもらわなきゃ困る。
親世代の言い分はもっともなこと。
しかし、当の本人はそんなことまるで意に介さない。
この当時たまたま見かけた映画にいたく感動した様子。
ごく普通に憧れたんだろうねチャップリンに。
安子ちゃんの気持ち
主人公安子ちゃんの目覚めは仕事場から寝床まで流れてくるあんこの匂い。
早朝から、あんこの仕込みに忙しい大人たち。
職人も何人か抱えていて大所帯のお菓子屋さん。
毎朝匂いにつられてやってきて、仕事場におはようの挨拶を。
それが日課となっているようだ。
最近は特に、ラジオが家にやってきたので、それをを聴く時間もとても楽しい。
ある時、兄が家を継ぎたくないと言い出した。
仕事を抜け出してはこっそり見に行っている映画で、チャップリンに感動したとのこと。
兄 算太
チャップリンの映画を見てダンサーになりたいなんて、何と言う単純明快な性格。
見た映画はチャップリンの黄金狂時代だよね。
このシーンでいたく感動した結果、自分もチャップリンのようなダンサーになりたいと。
チャップリンはコメディアンだけどダンサーではない。
基本は俳優。
俳優をやる中で歌を歌ったりバイオリンを弾いたり、はたまたダンスをしたりと言うところだろう。
当時の映画はチャップリンが大流行りで、他に日本の時代劇なども上映されていたようだ。
長男が真顔で自分は家を継がないと宣言することに困惑する親たち。
そして安子ちゃんが兄を弁護するかのように、自分が家を継ぐと宣言する始末。
結局親たちが取った結論は、兄算太は期間限定で大阪でのダンス修行を認める。
と同時に当主の杵太郎は引退して、金太が家督を継ぐこととなった。
物語は真面目なストーリーをコミカルに描いていく大阪流のやり方。
ドラマの作り方から見て、きちんと説明が入るので分かりやすいと言える。
上白石萌音
最後のほんのわずかな時間で主人公を演じる俳優の交代が描かれた。
ちなみに今日登場した安子ちゃんは14歳の設定。
つまり、最初の物語からすると4年経ったと言うことになる。
さて、いよいよ主人公安子ちゃんは上白石萌音が演じることになるが。
子役の演技を上手に真似するところから物語が始まるようだ。
とにかく演技力では定評がある彼女。
今回も役作りでどれだけ伸びやかにほんわかした雰囲気を出せるかかなりの努力をしたんだろうな。
明日以降どんなふうに描かれるのか。
ネタバレはできないと知りつつ若干与えられた情報を整理してみると、同じ年頃の友達が周りにはいっぱいいるようで、大きなテーマはラジオから流れてくる英会話と、少年野球になるだろう。
そして、ナレーションをしている城田優は英語がかなり堪能。
また、子役時代出ていた友達たちも全て大人世代に切り替わることになる。
今週1週間描けば、物語がどんな方向で進むのかがはっきりしてくるような気がする。
とにかく娘世代が3台続くストーリーだから、誰かと結婚して娘を設ける必要が。
そういったことを考えれば結婚相手がこれから登場してくるんだろうな。
タイトルコールの中で必ず登場人物として役柄名も表示されるので、結婚して姓が変わることがあればそこですぐ気がつくことに。
しかし、物語的に見て始まったばかりなので全てはこれからだろうな。