くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

カムカムエヴリバディ1週間振り返り 初代ヒロイン安子ちゃん

 

おかえりモネの後を受けた物語は、岡山県岡山市のとある和菓子屋さんで生まれた女の子が主人公になる。

物語にはちょっとした種明かしがあって、登場する主人公(ヒロイン)は3世代にまたがって描かれるらしい。

つまり今週登場したのは初代ヒロイン 安子ちゃん

上白石萌音が演じる橘安子ちゃんは、物語の中で出会ったイケメンの彼氏“雉真稔君”の影響で英会話に触れることになるのだが。

当時始まったばかりのラジオ放送で流れていた英会話教室が、この物語全編を通して大切に描き続けられるようだ。

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橘安子ちゃん 14歳

目次

お名前.com さとふる

岡山市の老舗和菓子店 たちばな菓子司

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お店の正面 粒あんが絶品らしいよ😍

時代は1925年から1939年までを描いている。

これが物語全体の第1部としているようだ。

岡山市にある商店街の中の和菓子屋さんの女の子が物語の主人公と言う設定。

昔ながらの和菓子屋さんで、おじいちゃん夫婦、両親たち、それとお兄さんが家族として。

他に数名の職人たちが働いている。

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はじめの頃に使われていたポスター

じっくり見ると有名な俳優たちがあちこち。

関西の物語なので、ストーリーの進行はわかりやすく、昔風の朝ドラの作りと言ってもいいかも。

今回物語では、主人公の幼少期も登場していたが、わずか2日ほどで大人の配役に切り替わった。

物語を進める上で、走らなければならない事情があったものと推察。

ネットで公式サイトを確認してみると、

年代別に主人公が変わるので、その都度物語を始めて完結させなければならない裏事情があるような気がする。

安子ちゃんの家族って?

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家の仕事に全く身が入らない兄 算太

物語の中ではおじいちゃんは店の当主だが早々と引退。

息子である父親金太が後を継いで、本来ならその後を継ぐのが兄の算太になるはずだった。

しかしこのお兄さん、まるで仕事に身が入らない。

映画をみてはその都度感化されて、自分のやりたい人生を進んでみたいと。

その結果、家を離れて大阪で暮らすことになるらしい。

主人公の安子ちゃんは当時の尋常小学校を卒業した後は、家事手伝いとして家の仕事を手伝うような状況に。

お母さんは優しいし、おばあちゃんはそれとなく孫の自主性を大切にしてくれるような。

物語の中の描かれ方だと、店はそれなりに繁盛しているような雰囲気。

ごひいきさんもあちこちにいて、毎日忙しい日々が続く。

雉真繊維

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今は軍関係の仕事をして大いに繁盛

物語に登場してくる雉真家はこちらのお父さんが1代で築き上げた繊維会社。

最初は足袋を作っていた会社だったが、そのうち学生服やセーラー服も手がけるようになり、今は軍に軍服を納める大きな仕事もこなしている。

この界隈でもかなりの名士なんだろうなと想像する。

実はこの家には、安子ちゃんの同級生勇君がいる。

そして物語で最も大切な登場人物勇君の兄、稔君の存在。

安子ちゃんよりおそらく2〜3歳年上と思われる、稔君が安子ちゃんの恋の相手になりそうな雰囲気。

物語はここで少し捻ってある。

安子ちゃんと稔君はお互い好意を抱いている関係だが、幼なじみとされる勇君も実は安子ちゃんが好き。

子役の時から描かれていたけど何かにつけて安子ちゃんをからかってちょっかいを出していたよね。

ベタな描き方だけど、男の子は好きな女の子にはこんな振る舞いをすることが多い。

こうして、他にも何人かの同級生がいて、それぞれ友達同士として描かれることになる。

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喫茶店の息子とツーショット

来週の予告編にも出てくる重要なキャラクターだと思われる。

この物語は題名が示す通り英会話がとても大切なアイテムになってくるので、当時のアメリカから輸入されたジャズなど、様々な彼方の音楽がいろんな形で登場してくるはず。

出会いはアジなもの

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たまたま店番をしている時に出会ったんだよね

最初はお互い相手のことが誰だかわからずに出会ってしまうが、年頃の男女なので、それぞれ好意を抱くにはさしたる時間はかからなかった。

最初に、興味を持ったのは安子ちゃんの方だろう。

稔君は目の前で外国人相手に英語を話して道案内をしてあげる。

これが結構な衝撃で、その結果 英会話教室なるものがあることを教えられるのだ。

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教科書なしで聞いていたら聞き間違いも curioをきゅうりと錯覚

しかし、そういったことも2人で会って話をしてみると徐々に理解が深まると言うもの。

そして、ある時から自転車が乗れないことに対して先生を駆ってくれる稔君。

自転車の練習することで2人でいる時間がとても多くなり、その結果2人は格段に接近することになる。

そしてその関係は周りに知れるところに。

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豆腐屋のきぬちゃん 安子ちゃんの恋愛にいち早く気がつく

きぬちゃんの粋な計らいで夏祭りのデートをすることになった稔君と安子ちゃん。

2人で過ごす時間はときめきと、嬉しさですぐに過ぎてしまう。

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地元の協力も得て夏祭り撮影を

今週の物語の一番のピークは、勇君が安子ちゃんの恋路を邪魔することに。

自分も彼女のことが好きな勇君は、暴言を吐いて安子ちゃんを大きく傷つけることに。

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甲子園を目指す野球部員の設定

彼は自分の兄に安子ちゃんはふさわしくないと直接言いに来たのだ。

激しく狼狽する安子ちゃん。

現実を突き詰められれば、身分的にちょっと難がないわけでもない。

片や右肩上がりで業績を伸ばしている繊維会社の御曹司。

そして、彼女はしがない和菓子屋さんの家事手伝いの娘さん。

やっぱりこの時代の人たちだとそんな事が2人の関係に影響したのかもしれない。

この事件があって以来、自転車の練習はおろか2人で会うことすらなくなってしまった。

ただし、ラジオの英会話教室だけは欠かさず続けていたが。

稔君と安子ちゃん そして来週は?

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May I write a letter to you ? Of course❤️

物語の最後で2人は文通することを約束し合う。

お互いがそれぞれの存在を好ましく思っていることの証明になったと思う。

さてこの後物語は来週の予告編が若干流れた。

どうやら2人の関係は家同士の付き合いになるような雰囲気。

また、簡単にはうまくいきそうもないような。

それぞれ家の事情があるからね。

そして、思った通り勇君からの告白。

どうやらこの2人の恋愛関係が、来週のメインのテーマで描かれそうな気がする。