くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

照ノ富士優勝に見る大相撲の未来

 

千秋楽を待たずして昨日優勝を決めた照ノ富士。

横綱になってから2場所連続優勝を成し遂げている。

横綱と言えば、白鵬のイメージが強かったので、照の富士の相撲振りを見ていると白鵬とは違った横綱らしさを感じる。

相撲の開催期間中は必ずと言っていいほどテレビで見るので、照の富士中心に相撲のこれからの楽しみ方などを含めて考えてみたい。

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福岡国際センター 今日で15日間全てが終わる

目次

横綱 照ノ富士

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土俵入りもサマになってきた

モンゴル人力士として早くから注目されていた照ノ富士。

2015年にはすでに大関に昇進していた。

彼の相撲人生は実はこのときの大関昇進ではない。

彼はその後今に至るまで、到底ありえない苦労の中で相撲を続けてきた。

彼には、両膝を怪我するアクシデントが。

そのせいで相撲はおろか、日常生活もやっとのレベルまで追い詰められていた。

その結果、

大関から番付はどんどん下がって、序二段まで。

今の彼は、その時からの復活した姿。

もうあちこちで紹介された話なので、知っている人も多いはず。

何度も相撲をやめようと親方に相談したらしいが、その都度遺留されたと聞く。

まず、体をしっかり治すこと

相撲を止めるのはそれからでも遅くない

このアドバイスに素直に従って、今があると言える。

親方はかつての横綱旭富士。

現、伊勢ケ浜親方

それと、忘れられないのは横綱にとって内助の功で支え続けていた奥さんの存在。

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奥さんの果たした役割はとても大きい

ちなみに最近知り合った人ではない。

2015年、大関になった頃に知り合って、照ノ富士がどん底に落ちたときに支えてくれた人が彼女。

彼女は、“相撲が取れなくなっても私が仕事をしてあなたを支える”と言ったそうな。

最近はほとんど聞くことのなくなった言葉かもしれない。

ちなみに、横綱は彼女の用意してくれた食事を食べて、持病の糖尿病も治療中と聞いた。

体つきを見てもそんな気はしていたが、照ノ富士は満身創痍と言える。

照ノ富士以外の力士たち

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幕内力士土俵入り 観客もそれなりに入っていて賑わいが

大相撲は白鵬の1人勝ちの時代が長く続いた。

白鵬の功績は認めざるを得ないが、私の個人的な意見では、彼の相撲に対する姿勢は正直、好みではない。

大変な記録を打ち立てているが、もし横綱朝青龍が現役を続けられていたなら、これだけの記録にはならなかったはず。

そんな事はともかく現在の力士たちで横綱以外と言えば、大関2人が挙げられる。

彼らが果たして横綱になり得る器かどうかというとそれは厳しい。

さらには今謹慎中の朝乃山が果たしていつ頃復活できるのか。

そういったことも含めて、照の富士以外の力士たちで横綱まで行けそうな力士は今のところ見当たらない。

照ノ富士の相撲を見ていて特に感じるのは決して、攻撃的な相撲を取らないこと。

つまり、横綱として必ず相手の力を受け止めてから事に及んでいる。

白鵬とは真逆の相撲姿勢。

横綱の条件

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相手の相撲を受けて立つ

これは昨日の相撲 阿炎との1戦

全力で、死に物狂いで向かってくる阿炎の激しい突き押しは一旦はしのいだ後。

リアルタイムで見ていて、負けた!と思わせるぐらい危機一髪の内容だったけどね。

私が大切だと思うのは、相手の攻撃を一旦は受けると言う事。

かつて私が知る横綱たちは皆照ノ富士と同じ相撲をとっていたような気がする。

大鵬、北の湖、千代の富士

体の大小こそあれど、彼らは絶対に自ら攻撃を加えるようには見えなかったな。

そのイメージを一新したのが白鵬だったと思う。

白鵬の相撲は先手必勝。

必ず先に攻撃を仕掛けて、相手をひるませてから自分のやりたいようにとっていたと思う。

実はこのやり方を評価しない私のような相撲ファンはかなり多いだろう。

大相撲では横綱は名誉職なのだ。

名誉が傷つくような横綱では止めていただかなければいけない。

今までも今もこれからも私が持ち続けるだろうポリシー。

大相撲の未来

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テレビで毎日見かける「たまり席の妖精」と呼ばれる女性

この方は、ネットで特に有名でよく知られている。

最初は誰なんだろうかと思っていたが、毎日必ず同じ席で見かける姿で、テレビの放送上観客席の様子もよくわかるので、おのずと気にかけるようになる。

もちろん名前も身分もまるで存じ上げないが、とある有力なタニマチのお嬢さんだと聞いた。

座っている席と、毎日見かけることが実は大変なことで、あの場所の席を確保できる力を持った人と言うのは一般人ではありえないこととされるので。

相撲では土俵周りのたまり席は特に席が確保しにくいと昔から言われる。

テレビ放送は、画面がハイビジョンでくっきり映るので、お客さんまでしっかり見ることができるのだ。

彼女は、どうも東京在住の方ではなかろうかと感じている。

今場所は九州なので、ホテルでもとっているんだろうか。

テレビ放送で見ている大相撲は、観客に誰が座っているかを確認するのも私にとっては最近の楽しみ方。

いろんな楽しみ方があるとは思うが、大多数の相撲ファンは皆テレビで観戦していると思う。

こうしろ、ああしろなんておこがましい事は言わないが、これからも放送し続けてほしいと願うばかり。