物語は昨日の流れを受けて戦後初めて聞くラジオ英会話講座に遭遇。
家の軒先で聞いた英会話講座は懐かしい狸囃子の音楽を英語バージョンで歌っていた。
毎日、芋飴を売って何とかやりくりしていた安子ちゃん。
るいちゃんの世話をしながら、しかも商売は困難を極めて、体力も気力も振り絞る毎日。
しかし、仕事終わりに軒先で聴く英会話講座は疲労困憊した安子ちゃんにとって、わずか15分ながら応援歌のように聞こえたに違いない。
物語は、体力的に限界を迎えつつある安子ちゃんが、不思議な縁で助けられることが描かれる。
それは15分の英会話放送から始まった励まし。
目次
カムカムエヴリバディ


たまたま軒下から聞こえてきた英会話教室は記念すべき第一回の放送だったようだ。
実はドラマは安子ちゃんを中心とした登場人物がたくさんいて、その人間関係が描かれる。
でも、タイトルが示す言葉によれば、カムカムエヴリバディが物語全編を貫くポリシーだと言えるだろう。
英会話、英会話ができること、英会話を学ぶこと、そのことが物語の最初から最後までをつなげるアイテムになっている。
今の段階では平川唯一さんが放送しているが、演じているのは歌手さだまさし。
まだ、ご本人の登場は無いね。
声のみだけで登場。
放送はわずか15分だけど、当時は大人気だったと聞いた。
この放送を我が家で聴くとすればラジオが必要になるが、物語の中でラジオの値段を見たら、なんと2500円とあった。
これを現在のお金に換算するといくらになるか。
諸説あって、はっきりしないがそれでも大学出の初任給が数百円レベルの時代。
おそらくは現在の価値で数十万円程度したものと推察。
庶民に手が出るレベルじゃないね。
しかし戦後とは言え、持ち家の人たちは概ねラジオを所有していたようだ。
物語で描かれる安子ちゃんは特別な事情だからね。
他の人とは一緒にならない。
空き巣じゃないし😰
初めて立ち寄った家が小川さん。
しかし、同じ時間あちこちの家の軒先でじっとたたずんでいればやがて声をかける人だって出てくるってもの。
小川さんの家では、問い詰められて芋飴をたくさん渡してその場を逃げた過去が。
2回目に見つかった時はさすがに逃げ隠れできなくなっていた。
しどろもどろになりながらも、必死で事情を説明する安子ちゃん。
もう体力的に限界を超えていた体は、ついにそこで崩れ落ちるように倒れ込んでしまう。
娘をしっかり育てるために、自分の食べるものもロクに取ることなく、全力で仕事をしていた安子ちゃん。
芋飴は父親から教わった様々な技術をもとに、日々品種改良。
当初は時々売れるレベルだったものだったが、今ではそれなりの人気であちこちで声がかかるようにも。
物語がこの時点で芋飴の材料はサツマイモと麦芽。
これだけで他には真似のできない味が作れるんだよね。
おそらくさつまいもの蒸し加減とか潰した後の火加減や、麦芽の混ぜ方とか色々とあるんだと思う。
物語でもそんな描かれ方で紹介。
捨てる神あれば拾う神あり
テレビの画面で見た感じでは30半ばぐらいかなと勝手に想像していたが、彼女はなんと50歳を過ぎている。
さすがに、元宝塚だけあって、画面に映った姿だけでも華があるような❣️
物語の中では家庭の主婦の設定で、男の子1人女の子1人の母親。
さらには安子ちゃんからもらった芋飴が家族が大ファンとのことで、もう一度会いたいと思っていたような。
ある時、男の子のセーターの袖の繕いをして、安子ちゃんの仕事ぶりが素晴らしかったので、繕い物の仕事の口利きをしてくれるようになった。
物語は主人公がギリギリのピンチになったときにまるで神様のように誰かが助け舟を。
出来過ぎなような気がしないでもないが、この物語の流れで見たら、納得できる。
るいちゃん
るいちゃんを演じる子役は赤ちゃん時代からだと10人を超えると聞いた。
もちろんテレビで見るしかない私にとっては誰が誰だか全く不明だが。
ストーリーに合わせてたくさんの役者さんが用意されているみたい。
写真の子たちは実際でも仲良しと聞いた。
とてもよく似ているが姉妹ではない。
名前が全然違うので。
今日はるいちゃんが初めて言葉を発したことが報告されたね。
カムカム…エヴィリバディ
なるほど、こんな形でタイトルが回収されるとはね🤣
るいちゃん、これからどんな子に育っていくんだろう?