昨日、限界を迎えた安子ちゃんだが、助けられたおうちの計らいで、どうやら頑張って生活を立て直すことができたみたい。
物語はその後努力をして、昭和22年頃の設定になる。
この頃になると、お菓子作りのための様々な材料も何とか揃うように。
米、あずき、砂糖など。
橘のあんこを使ったおはぎや大福もいよいよ復活することになる。
やはりかつての老舗の橘菓子司の味はいつの時代にも通用することが証明された。
順調に続いた商売は、やがて外に売りに出る必要すらなくなったようだ。
つまり、あの物置を改造した場所で店としてやっていくことが可能になった。
驚いたのは、頑張ってラジオを購入できたこと。
るいちゃんと一緒に聞く英会話講座は親娘の楽しみに。
目次
復活橘のあんこ
なんといっても、わざわざ街に売りに出かける必要がなくなった事は大変な進歩。
作り始めた頃から芋飴もおいしいとの評判が先に立って、みんなこぞって買ってくれるようになった。
そうするうちに、やがては欲しかった品物も徐々に手に入るように。
やはり、あんこ作りを再開できた事は何にも増して大きな力に。
時々は、思い出に浸ることもあるようだが、娘との2人暮らしは安子ちゃんを穏やかな気持ちにさせてくれる。
長い目で見たときに父親から教えてもらったお菓子作りのテクニックが、今の彼女を間違いなく支えているね。
子供の頃から経験した、朝起きたときのあんこの匂い。
同じ経験がるいちゃんにも。
つつましい生活を心がけたことで、念願だったラジオも買うことができて、きちんとした戦後の生活が成り立っている。
るいちゃんと勉強するラジオ英会話講座
頑張って購入したラジオは、平川唯一さんの英会話講座を親娘で勉強するため。
ラジオ放送を担当しているのは演じているさだまさし。
彼の話し方が驚くほどレトロで、当時の雰囲気をよく表していたように思う。
実は平川さんは冒頭で流れる狸囃子の英語バージョンを自ら作詞したと聞いた。
当時はラジオを聴くことが唯一の娯楽だったと言えるだろう。
映画館に出かける人はラジオほど多くはなかったはず。
しかもこちらの親娘の勉強は、きちんとテキストを目の前に置いて、本当に講義を聞くかのような集中の仕方。
こういった勉強をやっていけば英会話も身に付くかもしれない。
何よりも描かれ方で分かったのは聞いている人たちがいかにも楽しそうで、放送内容もびっくりするほどわかりやすかったから。
戦前は敵性外国語で、英語は一切禁止だった。
それはほんの数年前のこと。
今は、そんなわだかまりもなくなってむしろ推奨されるぐらい。
順調な商売と復活自転車
穏やかで安定した日常が繰り返される中、ある日突然大口の注文が舞い込む。
それは料理屋さんが、毎日200個ほど届けて欲しいと言う。
つまり、個人の小さなお菓子屋さんながら、問屋さんのように自分の品物をおろすことができる。
これは大変な嬉しい話ではあるが、配達場所は住吉とのことで、自分が住んでいる場所からはかなり遠い。
最初歩いて行ってみたところが大変な思いをしたので、その後以降は自転車を利用。
この自転車も、夫稔君との思い出が被る。
まだ14歳の頃、自転車の乗り方をマンツーマンで教えてもらった。
これは2人の出会いのときのエピソード。
物語の中で、親子が河原に散歩に出かけたときの様子も描かれていたね。
これも、夫との思い出が被る景色。
ちょうど昭和22年の春の設定かな?
2人でよもぎを積んで、よもぎを利用した草餅と天ぷらなどの料理をこしらえてみる。
本当は、親子で夫も含めて楽しみたかったけれど、そこは諦めるしかない。
父であり夫だった稔君の思い出
日常生活をする中で父親のことに素朴な興味を抱き始めるるいちゃん。
お父さんはどんな人だったの?
優しい人❣️
大きな夢を持っていた人
るいの名前にはその夢が込められている。
ルイ・アームストロングからとった名前は、どこの国にも自由に行けて、自由に音楽を聴くことができる。
そんな意味が込められている。
この写真は、安子ちゃんの切ない妄想との設定で、実際の話ではない。
ちなみにここでるいちゃんを演じているのは、中野翠咲(なかの みさき)
やっぱりNHKに出演するような子だと、それなりの実績が伴っているね。
番組放送中の字幕から、彼女の名前をGoogle検索。
れっきとした事務所に所属していてまさにこれから売り出し中ってところかな。
さて、今日のエピソードで登場したのはなんと雉真のお父さん
一体どんな用事でこちらに来たんだろうか?
実は登場して振り向いた段階で明日に続くことになったので、目的までは不明。
番組の後のあさイチでは、その話題でもちきりだったね。
いろんな想定もされていたけど、一番思いたくないのはるいちゃんを引き取りに来たこと。
多分そんな乱暴な事はやらないと思うし、るいちゃんもそのままついていくようなことにはならないと思うので。
しかし、ここで物語は大きく動きそうな予感。
明日、今週のエピソードに決着が。