先週が終わった後の直後のエピソードから始まる再びの岡山。
安子ちゃんは雉真家に対して後暗い気持ちを捨て切れない。
冒頭で描かれたシーンは、先週の予告編で描かれた通り。
その場で土下座をして謝罪する。
このときの美都里さんの反応がネットでも盛んに書き込みが!
怖いとか、ラスボス感とか。
優しくしてねとか。
今日描かれた内容は、憶測のどれもがハズレだったことが証明されたね。
安子ちゃんとるいちゃんに戻ってきてくれたことにお礼を言っていた。
どうやら正気を失っていたところからは元に戻ったような。
ただし、迎えたときの姿は寝間着のままだったんだよね。
つまり、まだ寝たきりの状態だってことだ。
恐々と始まる再びの岡山生活。
目次
再び岡山
すっかり落ち着きを取り戻していた美都里さん。
土下座する安子ちゃんに逆に頭を下げて戻ってくれてありがとうと。
以前は、出て行けっ😤
ほとんど錯乱してる状態だった。
今日の反応は安子ちゃんも面食らっていた様子。
安子ちゃんにしてみれば、自分の左手の骨折よりも何よりもるいちゃんの額に一生残る傷をつけてしまったこと。
今更だが、女の子の顔に傷がつく事は世の中の習わしとして致命的なダメージとされる。
まだ絆創膏が貼られた状態で、どんな傷になるかはわからない。
予告編では、結構大きな三日月が額にくっきりとメイクされていたけど。
かつて雉真家で暮らしていた部屋がそのまま使えることになった。
ただし、新しいお手伝いさんが1人加わっていたよね。
顔を見ればバラエティーでもお馴染みの人なので一目瞭然なのだが。
雪衣さん
彼女は、少女の頃からモデルとかバラエティーで活躍していて、芸能人一家の出身。
今回朝ドラ初出演とのことで、それなりの緊張も感じていたらしい。
とにかく、演技経験がかなり少ないのでそのことをずいぶん危惧しているみたい。
調べてみると彼女が演じている雪衣さんは、良い所の出のお嬢さんの設定で、事情があって安子ちゃんには冷たく当たる役柄と紹介されていた。
今日の物語の内容からはそんな事はまるで感じられないけれど。
ただし、予告編の内容を思い出すとなんとなくそれっぽいような場面もあったような。
じわじわと安子ちゃんの心を追い詰めているような、ブラックな感じも若干匂わせていたりして。
それと、彼女がひとりでいるときの様子も見ると、少し暗さを感じる。
心に何か秘めているものがあるのかなと勝手に想像するが。
わざわざこんな風な設定を設けたところを見ると、この先 彼女が絡んでくるエピソードが大切になってくる気がしないでもない。
再会 きぬちゃん
こちら水田屋豆腐屋さん。
幼なじみであり、安子ちゃんの良き理解者だったきぬちゃんは跡取りを迎えて見事に結婚していた。
疎開先で知り合った農家の三男坊との設定。
とにかく明るいキャラクターで家族みんなを和ませてくれると紹介されていたね。
こちらのお父さんお母さんは栄養失調がたたって、あまり体が丈夫ではないんだそうな。
しかし、このご主人力さんがいるおかげで、そんなことを気にせず明るく暮らしていると報告。
話題はみんな戦地から帰ってくるの家族のこと。
まだ戻ってきてないのは橘の長男算太。
夢の中では、元気に帰ってきた様子だったが、それはあくまでも夢。
実際はほぼ行方不明扱いだと言える。
ひょっとしたら安否の情報はナレーションで告知されるのかもしれない。
ナレーションで告知される死亡のことをナレ死と言うんだそうな。
そんな事はないだろうと思いつつ、岡山のこちらの商店街では安子ちゃんの橘家はほぼ全員が戦争で亡くなってしまうことに。
かつての橘菓子司は今は不動産店になっていてかつての面影は無い。
そういえば、戦争中焼け野原になった後は人が戻ってきてまた暮らしが復活したのだが、家族がほぼいなくなった土地は別な人が住むことになった例も多かったのでは。
例えば、そのことについて裁判沙汰になったとかそんな話はなかったんだろうか。
疎開していた家族が戻ってきたら、かつての家の後に全く別な人が居座って暮らしていたなんて話は容易に想像できるけど。
戦争による状況の変化は想像の域を超えていたと思うので。
懐かしい大阪
大変だった大阪の暮らしを懐かしむ安子ちゃん。
そんなことを告白できるのはきぬちゃんだけ。
きぬちゃんはいつでも安子ちゃんの良き理解者。
戦死した夫の稔君との仲を取り持ってくれたのも彼女だった。
そういえば、橘で店番してた時もあったよね。
こちらのお豆腐屋さんとお菓子屋さんは親戚のように付き合っていたとも思える。
今日の物語は穏やかな岡山での暮らしが再び始まったとの設定で描かれたが、何気ないやりとりの中にこれからの物語の布石が貼られていたかも。
幸せが長く続くと思っている安子ちゃんのナレーションは意味深に感じた。