カムカムエヴリバディは、今日放送の最後のほんの数十秒間で本来の英会話のエピソードが出現。
既に番組の公式発表の中で、安子が米軍将校と出会うエピソードが発表されていた。
配役も発表されていて将校を演じている外国人役に村雨辰剛。
ただし、ビジュアルでわかる通り全くの外国人。
彼はスウェーデン出身で、日本に帰化しているので日本人名を名乗っているだけ。
今日の物語は、安子ちゃんがきぬちゃんの豆腐屋さんの一画を借りておはぎを売っているところが中心的なエピソード。
大阪時代の習慣もあったが、るいちゃんの額の傷跡にどうしても責任を感じてしまう。
何とか傷跡をなくすだけの処置をしてあげたい。
その費用を稼ぐためと説明されていた。
ただし、物語のエピソードはそんなに甘くは無い。
雉真のお父さんからはしっかりとダメ出しが。
目次
復活 橘のおはぎ
るいちゃんの額の傷は安子ちゃんの左腕が治った後もくっきりと残ったまま。
娘の顔に傷をつけてしまったことは安子ちゃんにとっては、後悔以外の何物でもない。
自分の不注意でと思ってしまえば、何とかして罪滅ぼしようと思う気持ちに嘘はなかろう。
戦後すぐの病院で整形外科がどの程度のレベルだったかはわからないが、医者に連れて行って傷跡をなくすだけの治療は受けさせてやりたい。
いくらお金がかかったとしても、それは自分の責任でなんとかしなければと。
その思いから出た行動はやはりおはぎ作り。
安子ちゃんには父から習ったお菓子作りこそが自分に備わった能力だと信じて止まない。
物語全体を見ていれば、他にも彼女の優れた持ち味はいっぱいあると思うけど。
思い立ってした行動はきぬちゃんの店の一画を借りておはぎを売らせてもらうこと。
実はこうして親子並んで店先に立つことが後々大きな問題となってしまう。
雉真家
戦後すぐに残った工場で仕事を復活させる雉真繊維。
千吉さんの跡取りは稔君から勇君へ。
しかし、商売とはいってもまだ材料が配給制なので、業務拡張なんて事は夢のまた夢。
繊維会社の業績はいまひとつ伸びるところまではいかない。
経営者としては頭の痛いところで、さらに跡取りの勇君が商売となるとからきし役に立たない。
もともと野球しか能のない彼は、頑張って仕事に励むが、自分の果たす役割なんてたかが知れていると思わずにはいられないのだ。
しかし、雉真家で安子ちゃん親娘に本当の意味で寄り添えているのは勇君だけ。
また、物語の中でも安子ちゃんと勇ちゃんのやりとりは本当に幼なじみから出発したもの。
2人の屈託ないやりとりは、ひょっとしたらこの先に何か進むようなことが!と思わせてしまうほどの親密ぶり。
雪衣さんって?
もともと役者経験はほとんど少ない岡田結実。
彼女がなんとなく思わせぶりな演技を、昨日の登場以来繰り返している。
特に勇君への不思議な優しさ。
丁寧にドラマを見ていくと、彼女はなんとなく勇君に好意を抱いているかのような素振りを繰り返す。
しかし昨日説明した通り、番組のエピソードの中では彼女は良い所出のお嬢さんで、事情があって安子ちゃんに冷たく接するとあった。
問題はこの事情だよね。
ここからはどこにも載っていない私の勝手な想像だが、雉真に恨みを抱いている所の出身なんじゃなかろうかと勘ぐってみる。
つまり、恨みを晴らすために雉真家に入り込んだと設定してみたらどうだろう。
安子ちゃんへの個人的な恨みも捨てきれないが、もしそうだとすれば稔君絡みであることは間違いない。
稔君の許婚とされた人がいたと思うが、そこの家の出身からと思えないこともない。
物語の中では確か銀行の頭取の家だったと思うが、千吉さんがわかってもらえたと言っていたはずだけどね。
想像をたくましくいろいろと妄想してみるが、おそらく今週来週中には明らかになるかなと。
るいちゃんのために頑張らねば😓
るいちゃんは安子ちゃんの娘としてよりは、雉真家の娘としての役割の方がはるかに大きい。
親子でおはぎを売る事は雉真家にとってあまり見栄えの良いものではない。
千吉さんからダメ出しが入る事は納得できること。
安子ちゃんは義父からの提案を受け入れざるを得ないのだ。
嫌がるるいちゃんを振り解いてリヤカーでおはぎ売りを始める安子ちゃん。
岡山では、かつての橘菓子司のお菓子を懐かしむ人も大勢いて、仕事はそれなりに繁盛すると言える。
May I help you?


NHKの様々な番組に出演しているいろんな人たちがこぞって朝ドラに登場。
彼もそのうちの1人。
安子ちゃんが通りかかった路地で思わず外人相手にかけた言葉が、
May I help you?
こわごわかけた言葉だったけど、英会話教室で学んだ英語がどうやら生かされたような。
カムカムエヴリバディの公式ページでは彼の存在も詳しく説明されている。
彼は岡山在住の米軍将校で、安子ちゃんの親しい間柄になる存在。
ただし、恋愛関係になると言う事でもなさそう。
英語を通じて、様々な交流がなされると言うことではなかろうか。
演じている村雨辰剛はスウェーデン生まれで、日本の文化を学ぶためにわざわざ日本に帰化したとされている。
過去に結婚経験もあって娘も1人いるとか。
本業は庭師とのことで調べてみたら書籍なども発刊している。
ちなみに、英語スウェーデン語日本語と3カ国語をこなす才能の持ち主。
彼がこの後の物語を大きく牽引する役柄。
また、るいちゃんがもうじき本来の役者さんに切り替わる頃でもある。
今後の展開に興味津々。