1週間の締めくくりとなるエピソード。
お互い好きな気持ちを止められないるいとジョー。
告白されてはみたものの、素直に受け入れることの叶わないるい。
それはほかならぬ額の傷があるため。
この傷があったがゆえに初恋も実る事はなかった。
もし、ジョーの気持ちを受け入れることになれば、やがては自分の額の傷や過去のいきさつなども話すことになるかもしれない。
岡山から、古い記憶をリセットしたくて大阪までやってきたるい。
しかし、乗り越えるためには自分に対しても周りに対しても、しっかりと告白しなければならない時期が来ているのかも。
目次
ジョーの気持ちに素直に答えられない
やっぱり額の傷の告白はるいにとっては難関中の難関になるだろう。
過去からずっと抱えてきたこの傷こそがるいの今を形作っている。
傷もさることながら、母親とのどうしても受け入れられない過去の現実。
自分に愛情をいっぱい注いでいてくれたはずだけど、最後になぜか自分を避けるようになった母親。
母親はそしてその時知り合った米軍将校と連れ立ってアメリカに渡ってしまう。
そういえば、昨日のテレビで、ローズウッド中尉を演じていた村雨辰剛さんが出演していたね。
バラエティー番組なのでこんな風になるのは納得できるけど。
るいはがんばって母親の人生を認めてあげることで先へ進めるんだろうなと、老婆心ながら思ってしまう。
調子の上がらないジョー
るいに告白はしてみたもののなかなか返事がもらえないジョー。
これはプロポーズだから、かなり想いの丈を込めて告白したはず。
るいの事情がいまひとつわからないので、どうして返事をもらえないのか気になって仕方がない。
もうすぐコンテストが近いのになかなか調子が上がらない。
何とかしてモチベーションを最高の状態に保たなければ、いかに実力がナンバーワンといえども、強敵としてトミーが控えている。
彼も全力で演奏しようとしてくるだろう。
気にすればするほど集中力を欠いて、何もかもが思い通りに進まない。
さらには、大会が近くなれば衣装の準備など細々した雑用が増えてくるのも事実。
特に今回は思い入れが強いので、衣装も新調したいなと考えているが。
ベリーの後押し
ベリーが落ち込んでいるジョーを見かける。
周りにいる人たちの中でも彼女は特にジョーの様子は手に取るようにわかるだろう。
彼がいまひとつ調子が上がっていないことを瞬時に見抜く。
そして、その理由も概ね察しがつくと言うもの。
ジョーに直球勝負で尋ねてみる。
何かあったの?
私には聞くだけの権利があると思うけど。
そこで、ジョーから根掘り葉掘り事情を聞いたようだ。
るいに告白してみたけれど、まだ返事がもらえていない。
そのことが気になって、どうしてもコンテストに集中できないのだと。
ベリーのとった行動は驚くほど直球。
直接るいの所に赴いて、どうなっているのかと問い正すのだ。
ジョーのことが好きなのかそうでないのかはっきりしなさい。
ベリ–に詰め寄られて返答できずにうずくまってしまうるい。
額の傷を見せるのが嫌で、先へ進めない。
とても面と向かっては言えないよな。
そんなるいを見て、やっぱり好きなんや
言葉を全く伴っていなくても瞬時に察するのがベリーの良いところかな?。
ジョーのステージ衣装
マスターから言われた通り、ジョーの衣装の購入に付き合うるい。
ジョーが話しかけようとする言葉に答えず、一方的に自分の気持ちを述べるだけ。
具体的なことを言ってしまえば、自分の本当の姿を晒さなければならない。
頑なに自分の姿を晒すことに恐れを抱くるい。
過去から長年抱えてきたトラウマを乗り越えるためにはどうしても相応の勇気が必要なんだよな。
その勇気を出せるかどうかで、るいのこれからの人生も大きく変わってくるはずなんだけど。
さて、見立て通りの洋服を着てみたところでジョーは気もそぞろ。
衣装よりもるいの返事が欲しい。
るいとジョー
るいはジョーの申し入れをあれやこれやと理由をつけて断っていく。
東京には行きとうない
おじさんとおばさんのところに居たい
仕事もなくしたくない
その言葉を西木るかのように
僕のシャツを洗ってよ!
とても断り切れないと思いつつも、ケチャップのついたシャツを洗うのは嫌。
断りきれずに試着室の中に逃げ込むるい。
でも、ジョーはるいの気持ちを引き出そうと。
鏡越しに自分の額の傷を晒するい。
ジョーの反応はかつての片桐さんとは真逆。
優しい眼差しを少しも変えることなく、るいを振り向かせて優しくハグ。
今日はこの後推定だけれど、多分キスシーンがあったのではと思う。
この後のあさイチでもその話題でもちきりだった。
試着室にはお一人でお入り下さい🤪
一流のギャグでコメントを締めくくっていたね。
今週はここでエピソードが終了。
どうやら自分自身の心の中をしっかりと相手に伝えたことで、るいにもジョーにも未来が約束されたと思いたい。