追い詰められ、先の見えなくなったジョー。
決意して彼を守ろうと心に誓うるい。
けなげに振る舞う彼女と、支えられるジョーのギリギリのエピソードが今日語られる。
そして、物語は細かな設定が少しずつ明らかにもなっていくような。
ベリーさんの本名も今日明らかになったね。
なんとも古風な名前が発表されていた。
今日の見所はなんといっても物語の最後、海でジョーを抱きとめるるい。
遠くから見ているトミーの目線が、テレビを見ている自分自身の目線とも被って思わず泣きそうになるほど感動的なシーンだった。
トランペッター大月錠一郎の未来がどうやら少しずつ見えてくるような雰囲気。
目次
野田一子さん⁉️
卒業後は実家のある京都に帰ると言っていたね。
卒業式に着るスーツのクリーニングに来たところ、本名が明らかに。
かなり古典的な名前で、なんでベリーなんて名前にしたんやろ?
だれ❓😳
一瞬誰のことだかわからなかったるい。
この場面ではベリーが一皮むけたるいの変身ぶりに驚く。
関西風のギャグを交えた受け答えがしっかり板についたるい。
ベリーからの指摘にも、笑って答える。
いえいえ、まだまだベリーさんには及びません😅
そういうとこが以前とはまるで違う😳
見ていて感じるのは、昔のようなおどおどびくびくしたようなるいはどこかに退場。
ここに登場しているのは、真心に支えられたしっかりとした母性を前面に出せる女性。
かわいらしくもあり、それ以上にたくましささえただよう。
ジョーを守ると決めた時から、るいの強さはピークに達したものと。
るいの献身
何度断られても、ジョーの泊まる旅館に足しげく通うるい。
ジョーは自分の身の上に起きた厳しい現実とまともに相手することもできない。
物心ついた時からトランペッター一筋でやってきたジャズマン。
自分の唯一の存在価値を真っ向から否定されて、暗闇の中をひたすら彷徨続けてきた。
半年間苦しみ抜いたと語っていたよね。
普段温厚なジョーが感情を爆発させるシーンもあった。
るいが持ってきた洗濯物を窓の外へ放り投げるのシーンとか。
しかし、るいは彼を守っていくと心に決めた。
彼女にとってはそれ以上もそれ以下もない。
2人が日向の道を歩いていけるように、これからは自分が彼を守るんだと。
トミーとジョー
ジョーのところにやってきたトミーはジョーのために医者その他を探していたようだ。
そして、良い医者が見つかったとのことで、ジョーを連れて行こうとする。
トランペッター同士の普段聞けないような会話。
ジョーが笹プロから誘われたことを知っていて、トミーに話しかける。
東京へ行って僕の代わりに活躍してくれ。
トミーの活躍しているところを見たい。
誰が行くか😤
かたくなに東京行きを拒否するトミー。
そしてテーブルの上に置かれたお重を見て、サッチモちゃんか?
食べたれよ😋
食べれるわけない😓
本当は食べたいだろうにね。
自分の愛する人が真心込めて作ってくれた弁当。
でもそれを食べてしまえば自分の不幸な境遇にるいを引きずり込んでしまうと信じて止まないジョー。
彼にとっては、トランペットを吹くことのできない自分に存在価値などあるわけないと信じて疑わなかったのだ。
そして、そんな価値のない自分にるいを付き合わせるわけにはいかないと。
on the sunny side of the street
この当時世界中でヒットしていたのがビートルズ。
デビューして数年経ったビートルズはイギリスはおろかアメリカでも人気を欲しいままにしていた。
ちなみにラジオのディスクジョッキーがかけようとしていた曲はこれだね。
YouTubeで検索すればすぐにヒット。
とにかく山ほど曲を作ったグループなので、曲名を言われてもすぐにはわからないけど、実際に聞いてみたら直ちにわかるのがビートルズ。
この時、ラジオから流れてきたのはサニーサイド。
物語にとって、ジョーとるいにとってバイブルとも言うべき曲。
明るい日向の道を歩いていこう。
この歌詞が、この場面ではジョーを深い絶望の淵に追い込んでしまう。
リアルタイムで聞いていたラジオはるいも同じ。
流れてきたこの曲でピンと感じるものがあった。
ひょっとしたらジョーの身の上に何かが⁉️
守る❣️
ちょうど旅館に着いてみたらそこにはトミーが。
ジョーと医者に行く約束なのにどこかへ行っていなくなったと言う。
るいには思い当たる場所があった。
最初に4人でドライブデートしたあの海岸。
きっとあそこの海に行けば何かの手がかりが。
案の定、追い詰められたジョーは入水しようとしていた。
必死で引き止めるるい。
怖がらんでいい
私が守る
ジョーがるいの胸で泣きじゃくりながら語った言葉。
どこまでいっても暗闇のままなんや
日向の道が見えへん
しかし、るいの優しさに触れて、彼女にしがみつく。
この場面でトミーが岸壁の上から2人を眺めていたよね。
このわずか1 〜2分のシーンだったけど、思わず涙ぐんでしまうほど感動的な場面だった。
この厳しい事実を受けて、今週のエピソードが描かれる。