物語は昭和50年11月。
検索してみるとちょうどこの年の11月1日に京都時代劇村がオープンした。
今で言うところのテーマパークの草分けみたいなもので、ここから全国に同じようなテーマパークが次々にできたと思う。
ちなみにカムカムエヴリバディでは条映映画となっているが、実際は
東映映画
現存する施設でロケをして撮影したものと思われる。
番組発表の時に時代劇が大好きなと言う設定はあらかじめ知っていたので、どこから時代劇と関わりができてくるのかはずっと注目していた。
出発点はるいの夫 錠一郎が大阪でジャズトランペッターのコンクール出場の時、気晴らしにるいと見に行った映画が出発点。
映画に心惹かれた錠一郎は、そのセリフを心の中でつぶやき続けて自分を励ましてきた。
その時の行き着く先が今のヒロインひなた。
彼女も筋金入りの時代劇好き。
どうやらそのひなたがお姉さんになるとの事。
るいはふたりめの子供を身ごもったのだ。
目次
太秦映画村
京都の太秦映画村が1番古いテーマパークだと思う。
関東では日光にも同じようなものが。
私の住む北海道では伊達の時代村が有名。
ちなみにずいぶん昔になるが伊達の時代村には2度ほど訪れた記憶が。
初回の時はかなり混んでいたと思った。
そして、感じたのは入場料が結構すること。
要するに高いんだよね。
さらには敷地内にいろいろな建物があって催し物が準備されているが、主な人気の場所はその都度さらにまた入場料が必要になって、気がついてみたら結構な支出に。
しかし中でやっているアトラクションはとにかく見物だろうと感じる。
映画の撮影でも用いられるので、観光客は目立たない場所から見学することができる。
これがとにかく楽しくて。
また、映画ではなく専門のアトラクションも用意されているので、時代劇が好きな人にはたまらない施設だと思う。
錠一郎とひなた
念願の夢が叶ってひなたは興奮を隠しきれない。
見るもの聞くもの全てがリアルタイムで実際に体験できるのだ。
画面を通して伝わってくるものとは全く別物なので、興奮の度合いもマックス。
錠一郎は最近のエピソードではっきりしてきたが彼は筋金入りの時代劇好き。
こちらは今は電気屋さんに鞍替えしたような。
そして岡山時代から同じ配役で続いている出演者。
この頃はラジオもトランジスタラジオが全盛の頃で、昭和50年当時だと10,000円程度で購入できたような気がする。
テーマパークは楽しさ満載
赤螺家とたまたま一緒になったお茶屋さんで、モモケンのサイン会があることを知ることに。
ただし、入場料が必要で1500円とあったね。
モモケンに直に会えるとなればひなたは何が何でもそこに行きたいと思ってしまう。
太秦から帰った途端すぐに母るいにおねだり。
モモケンのサイン会に行くから1500円ちょうだい😘
しかし、るいの答えは厳しいものだった
あかん🙅♀️
小学校4年生にもなって家のお手伝いもせんと遊び呆けてばかり。
いきたたければ自分のお小遣いを貯めてお金を工面しなさい😤
確かに、ひなたの普段の生活ぶりを見ると、娘は自分勝手に自分の要求ばかりで家のことを何一つ手伝おうとはしていないようだ。
るい自身は、子供の頃 物心ついてからはそれなりに家には遠慮があったような気がする。
4〜5歳位まではのびのび暮らせていたが、母親と別れてからは肩身の狭い思いにじっと耐えて暮らしてきたのだ。
そのことを思えば娘の傍若無人さは娘を思えばこそ、このまま放っておくわけにもいかなかった。
ひなたは母親から厳しく拒絶されたことで思わず家を飛び出してしまう。
るいとひなた
今日の物語の最後の方で語られていた。
るいはふたりめの子供を身ごもっていることが発覚。
錠一郎は家族が増えることを素直に喜びとして噛み締めていたよね。
事実を知らされたひなた。
自分に兄弟ができることで狂喜乱舞で喜びを表す。
兄弟ができることってそんなに嬉しいのかなと自分の経験からも考えてみる。
この時ひなたは10歳。
兄弟が生まれてくるときには11歳になるだろう。
かなり歳が離れている印象だが、お姉ちゃんとしてみれば無条件に嬉しいんだろうなと想像。
ひなたは兄弟のために、自分のお小遣いやおやつも半分で良いとさえ言うのだ。
一体どれだけ嬉しかったんだろうな。
さて、そうはいっても、モモケンのサイン会に行くためには何とかして1500円を工面する必要が。
ひなた 一体どうするつもりなんだろう?