先週生まれた赤ちゃんが週明けには10歳まで成長するのが朝ドラ。
るいとジョーの長女ひなたは小学校4年生の設定。
時代劇が大好きな女の子で、毎日チャンバラごっこに余念がない。
今週は時間をかけて彼女の少女時代が描かれることになる。
物語は3人のヒロインが代替わりで物語の主人公を務めるが、初代から2代目に変わる時は突然だったにもかかわらず、2代目から3代目へは緩やかな流れで変わりつつある。
さて、設定で描かれた大月ひなたは明るく屈託のない性格だが、何事も最後まで長続きせず、飽きっぽい欠点が。
特に興味のあることには驚くほどの執着と集中心を見せるかと思えば、それ以外の事はからっきし。
また、とりあえずと言うのが彼女のポリシーのような。
夏休みの宿題など、最後の最後ギリギリまで手をつけずにそのまま残すような性格。
ひなたとるいと錠一郎、さらにはるいに赤ちゃんが生まれることも決まった盛りだくさんな1週間。
目次
ひなたの夏休み
夏休みの宿題が最終日までそっくり残ってしまって誰かの助けが必要になった時、実はひなたには親友が2人いた。
ひなたとは全く逆の性格の2人はとっくに宿題は片付け終わっていて、ひなたのピンチに助け船を出してくれる。
それは、ひなたが性格とは裏腹に、陰日向なく誰にも明るく朗らかに接することができる心優しい女の子だから。
そのことを知っている友達たちはすぐに助けてくれるのだ。
ひなたのいい加減な性格を、どうしてもそのまま受け入れるには抵抗がある母るい。
自分が子供の頃とはまるで違う育ち方に、どうしても違和感を感じてしまう。
そんな母と娘を温かい目で見守るのが父親錠一郎。
彼は、家でほぼ仕事をすることなくぼんやり過ごしているだけにもかかわらず、周りの人たちを納得させ包み込むおおらかさがあった。
ひなたは時代劇大好きが高じてモモケンのサイン会に行きたいらしい。
母親から厳しくたしなめられて、入場料1500円は自分で工面することに。
なんとも涙ぐましい努力だけど、どれだけ時代劇大好きなのかよくわかるね。
親友2人
この2人は子供時代から大人になっても親友としての関係が続くようだ。
いっちゃんはあのベリーさんの娘。
お母さんとるいは仲良しだけど、子供たちの世代も同じように仲良し。
小夜子ちゃんはあちこち塾通いをするような良い所のお嬢さん。
彼女 英会話なんかもこなせちゃう。
演じている2人の子役たちはNHKの御用達と言っていいくらいあちこちで見かける。
名の知れた俳優さんであることがよくわかるね。
ひなたはこの親友2人を連れてモモケンのサイン会に赴くのだ。
近所にできた太秦時代村
今で言うテーマパークの草分けで京都には時代劇専門の映画村ができた。
ここでは映画やドラマの撮影、舞台の上映なども行われている。
観客は撮影などに影響を与えない形で見学することができるのだ。
こういった施設は全国に波及してあちこちできた模様。
北海道から九州に至るまで、様々なテーマパークが作られてそれなりの集客が見込めたようだ。
その中でも太秦にできたこの施設は日本初ということもあって、映画やテレビドラマなどここでの撮影がかなり多い。
ちなみに、今回の朝ドラカムカムエヴリバディはひなた編と安子編がこちらで撮影されたと聞いた。
安子編は物語の設定では舞台は岡山だったが、セットはこちらに作ったらしい。
何おかいわんやである。
看板を掛け替えたとも思えないので、おそらくはコンピューター処理して字を変えたんじゃなかろうかと。
ここで様々なイベントが催される。
モモケン命
ひなたにとってさむらいはなににもまして大切。
将来はさむらいになりたいとさえ、言ってのける。
志を捨てなければなれるのかな⁉️
さすがのモモケンもとっさに答えにくいほどの熱烈なファンなことを理解。
ここでサインをもらえたばかりでなく、声をかけてもらってさらには握手までしてもらえた。
さて、今週の物語はさらにぐいぐい進んで、初代ヒロインから一貫して扱われてきた英会話についてのエピソードも。
実は、物語の最後の方でひなたは小夜子ちゃんの英会話に出会うことになった。
日常会話を軽々とこなす小夜子ちゃんに憧れるひなた。
私も英会話習いたい😍
しかし、高い月謝が払えるはずもなくどうしようかと思案していた時に手に入ったのが、この中古のラジオ。
物語は時代劇から少しずつ方向修正して英会話のほうに導かれるような流れ。
るいの額の傷はひなたにはかっこよく見える
英会話を勉強しようと思えば、高い月謝を払って塾に通う必要が。
しかし、自分でお金を工面するにはもう一度空き瓶拾いをしなければならない。
その時アクシデントが。
赤螺の息子と一升瓶を取り合う形になって事故が‼️
ひなたにはたいしたことないように感じたかもしれないが、るいにとっては一世一代の大事件だったようだ。
るいは子供の頃、額に受けた傷跡を自分自身への生きていくためのポリシーとして受け止めていた。
このときの自分の決意は誰にも語っていないが、ただ1人夫の錠一郎だけが優しく受け止めてくれた。
女の子が顔に傷を作ることがどれだけ大変なハンディキャップなのかをるいは深刻に受け止めているようだ。
さて、来週の予告編を見る限りついに3代目ヒロインとして川栄李奈が登場。
現在26歳で高校生の役柄を演じるところからのようだが、違和感なく若く感じるよね。
ちょっとくたびれた感じの服装も、昭和の名残のような雰囲気が。
どうやら時代劇と大きく関わっていくような。
さらには番組プロデューサーの発言で、物語のアイテムとして“あんこ”が再び伏線回収されるような雰囲気とあったね。
いよいよカムカムエヴリバディも集大成を迎えそう。