いよいよ最後のヒロインひなたを演じる川栄李奈が登場。
初回からこの物語をずっと見守り続けてきた者にとっては、満を持しての感が強い。
女優としての川栄李奈は他のドラマでも何度か見かけている。
特に大河ドラマの前作 青天を衝けでは
徳川慶喜の正室 美賀君の役柄で登場してたよね。
私の中では時代劇をこなせる俳優は、どうしても評価が高くなる傾向に。
しっかり時代劇女優として存在感を発揮していたので、元アイドルとは思えない。
さて、物語は1983年 前回の物語からはおよそ10年経った設定になる。
この時代の世情も物語の中に充分反映されていて、特にさすがNHKだなと思ったのは、朝ドラのおしんを登場させていたこと。
あのドラマはギネスブックにも載るぐらい大きく評価された内容。
春からは高校3年生になるひなた。
ふと気がついて周りを見ると友達は皆自分の進むべき進路を決めているような。
ただ1人ひなた本人は相変わらずの日常で、先がどうなるかなどまるで眼中にはない。
いまだに時代劇命で、機会があるごとに太秦に通いつめている。
目次
大月家
ちなみにひなたの弟は桃太郎
この春から小学校に上がる。
この写真でとてもユニークだなと思うのは前掛けを親子でしているところ。
ちなみにこれをするように言ったのはるい。
朝ご飯の食卓にはひなたの大好物、卵焼きが😋😍
80年代に入った頃の一般的な家庭の朝ご飯はこんな感じだったろうか。
ここは京都なのでこうなのかもしれない。
この頃は朝ごはんにパンとコーヒーなんておしゃれな人もいっぱいいたと思う。
そして、時計代わりの朝ドラもお馴染みの光景。
物語の中で語られていたのは弟の桃太郎君は少年野球で活躍しているような。
錠一郎がるいと交わしていた会話。
僕でなくて、るいに似てよかったな😅
錠一郎はどうやら相変わらずだね。
仕事をせずにひがな1日家にいるみたい。
時々は桃太郎と野球をするのかな?
ひなたは相変わらず時代劇が大好き少女。
それ以外はテレビ、漫画、友達。
時代は今と同様、楽しむためのアイテムは巷に溢れかえっていた。
朝ドラ「おしん」
おしんの視聴率は60%を超えた時もあったそうな。
今ではありえないような数字。
この間亡くなられた橋田寿賀子さんの代表作。
わざわざ物語の中に丁寧に登場させるあたり、NHKとしても自慢なんだろうなと勝手に解釈。
再放送の時に、テレビで全編を観させてもらったけど、やはりすごいドラマだなと感じたね。
また、後日談として泉ピン子が語っていたけど、やつれた感じを出すために、奥歯を全部抜いて演技したいと橋田寿賀子に申し入れしたそうな。
言下に“絶対やめてくれ😱🙅♀️”と言われたらしい。
脚本の凄さもさることながら、俳優たちの思い入れも伝わってくるようなエピソード。
ひなた18歳の年
夜遅くまで漫画を見てテレビを見てたらそりゃ早起きなんかできないわ。
18歳になるとは言え、彼女の気持ちの中では、時代劇命、さらには友達や漫画テレビなど、楽しみなネタは尽きない。
彼女が都合が悪くなったときに出てくるのは時代劇のセリフ。
あっしには関わりのないことでござんす😚
物語を見ていて感じるのは、確かにちゃらんぽらんなところもあるけど、彼女頭の回転はかなり速そうな雰囲気だね。
飽きっぽい性格を除けば、そんなに心配するほど不器用な感じはしないね。
この時代の子供たちは将来どんな道に進むかをそれなりに心配していたフシがある。
気がつけば友達たちは皆進路のことを考える
ひなたの友達たちも当然成長するよね。
一恵ちゃんと小夜子ちゃん。
どうやらこの2人も自分の進路はきちんと考えているようだ。
彼女は母親にしっかり仕込まれていた。
短大に行きたいとの事だが、お母さんのベリーさんは許さないような雰囲気。
でも、お母さん自身も短大出で、羽を伸ばしていた時期もあったはずだよね。
ひなたとは大の仲良しなのもいまだに変わらない。
小夜子ちゃんは大学進学して学校の先生になると言う。
ちなみにこの女優さんは私的には時代劇で見かけた顔。
NHKの金曜8時にやっていたドラマで 大富豪同心 があったけど、その時にヒロインを演じていたのが彼女。
時代劇も板についていたと感じたね。
小夜子ちゃんとしては、習い事などもずっと継続していたが、高校3年になってからは塾だけにしようと決めたみたい。
将来は学校の先生志望なので、桃太郎君の勉強も自分の勉強のつもりで引き受けてくれる。
彼女の存在がひなたの初恋に大きく関わっていたのも事実。
流暢な英語を話す彼女に憧れてラジオ放送の英会話を勉強したひなた。
モノにはならなかったけどね。
赤螺の吉之丞も自分自身の進路をしっかり意識しているような。
知らないうちに周りの仲間たちが皆未来に向かっているのに、自分は準備の段階にも入っていない。
そのことでひなたは落ち込んで考え込むことも多くなったようだ。
謎の登場人物
この突然現れた彼、彼こそがどうやらひなたのこれからの人生に大きく関わってくる男性になりそう。
この物語は駆け足で進むのだ。
この後何回も彼氏が入れ代わり立ち代わりなんて事は考えにくい。
今日の物語はここで終わり。
この後どんなやりとりがあるのか。
さて、残りわずかな回数だと思うけど、ひなた編はこれからどんな広がりを見せるんだろう?