物語の中では、ひなたなりに自分の人生に危うさを感じていた。
確かに、飽きっぽくてちゃらんぽらんな性格の彼女はどうしても人から軽く見られがち。
しかし、他の人と物事の視点が若干違うだけで、本人はいたって大真面目。
気がついてみたら年頃になっていて自分がどのように進むべきか迷いが生じただけ。
真剣に考えてみたところが、どうやら進むべき道は見つかったような。
ただし、大乗り気の本人に対して、周りの反応は様々。
諸手を挙げて賛成してくれたのは父親錠一郎。
母親るいは必ずしも肯定的な反応ではなかった。
友達を始め周りの人たちはそれなりに受け入れてくれている。
ひなたはこれこそが自分が全力で取り組めることと信じて止まない。
目次
条映お姫様コンテスト
ひなたは自分が将来何をすべきか分からなくなったときに、映画村でふと見かけたポスターに反応。
それは条映映画のオーディションでお姫様役を募集するという。
もし、首尾よく合格したなら、あの憧れのモモケンと共演したり、また賞金も50万円出て、夢が大きく広がる。
とにかく、自分の大好きな時代劇と直接関われる事は何にも増して嬉しい。
生きるために家の仕事の回転焼きを焼いたりなんて事は、単純に義務感と自分自身の生活の糧を得るための手段としてやむを得ずしなければならないと考えてのこと。
今回のお姫様コンテストは、まさに自分が胸をときめかせる世界へのチャレンジとなる。
ここを素通りしてこの先の人生設計などありえないと彼女は受け止めた。
ひなたはコンテストに応募するにあたって家族に報告。
両親の了解を取り付けて応募するあたりがなんとも健気で彼女の真面目さが現れる部分かな?
両親の反応
父錠一郎は諸手を挙げて賛成してくれる。
コンテストに出るときのワクワク感とかドキドキ感はとても嬉しく、誰彼味わえるものではない。
娘がコンテスト出場を決意したことを心の底から応援してくれるのだが。
父親とは対照的に母親のるいは現実を厳しく受け止めていた。
ひなたが高校3年生なこと。
将来を真剣に考えるべき時に、脇道にそれていると受け止めたようだ。
コンテストに出場して、俳優業を目指すような形になるわけで、そんな夢物語はと考えたようだ。
錠一郎はそんなるいにひなたの応援を促す。
僕の時は応援してくれたやん😅
コンテストってワクワクドキドキするんよ🤣
決意したひなたを僕の時と同じように応援してあげて😊
るいにもう一度回転焼きを上手に焼けたら、コンテスト出場を許して😭
必死なひなたを許するい。
自分の決意が伝わったことでほっとするひなた。
おかげで着々と準備をする。
友達を始め周りの人たちの応援
友達が応募用の写真を選んでくれた。
応募用の好写真撮影を錠一郎に代わってやってくれたのが吉右衛門。
周りみんなが協力してくれて、応募のための準備は着々と整い、守備力書類審査は合格。
そうなると残るは本戦。
ここで合格して初めて賞金も女優デビューの道も開けることになるのだ。
物語は時々、ひなたの妄想が描かれる。
妄想の世界ではひなたは首尾よくコンテストに優勝。
見事に女優への道が開かれるといった設定になっているが、その様子がベリーさんに見つかる。
そこで茶道の手ほどきを受けることに。
何よりも、着物の着付けがきちんとこなせるところが時代劇では必要不可欠なこと。
また、物語の中で描かれたように細かな所作の中で、時代劇らしさはどうしても知っておく必要が。
いざ コンテスト
書類審査が合格すると、その後は本格的なステージ上の披露になる。
ひなたは10番目に登場して大勢の前で自己アピールを。
今日はここで物語は終了。
他の娘さんたちがそつなくお姫様らしい振る舞いを見せている中で緊張でガチガチのひなた。
果たしてこんなんで審査員たちにアピールできるのかな?
今日見た感じでは、とても合格できるようには映らなかったけれど、物語はあちこちに伏線が貼られているような。
捨てる神あれば拾う神ありで、物語展開は簡単には想像できないね。
それと番組発表でずいぶん前から紹介されていた本郷奏多。
彼との共演もまだ時代劇上ではなされていない。
そういったことも含めて今週は物語の中に登場しそうな雰囲気。