榊原さんの計らいで撮影現場を見学させてもらえることに。
さらにはあの無愛想な青年五十嵐君にも第一スタジオまで出向いてくるように言いつけられた。
前日とは違った場面の撮影にドキドキワクワクが止まらないひなた。
撮影は、あのお姫様女優美咲すみれが登場する場面に悪漢が乱入してきてそれにまつわるエピソードが展開。
しかし、久しぶりに出番のすみれさんは、何かと物語の設定に口出し。
本来、端折ってとっとと終わらせなきゃいけない撮影がなかなか終わらない。
どうやら、何とかして自分の出番を増やそうとするすみれさんの姑息な作戦らしい。
その場面に勘違いしたひなたが思わず撮影内容に口出しを。
さらにはそこから、五十嵐君が割り込んでくる。
結局撮影は延び延びになってしまう。
1週間を締めくくるエピソードだが、来週に気を持たせる意味深な内容。
目次
美咲すみれ
今日の撮影所の様子はひたすら笑える作りになってたね。
あの実力者安達祐実が大根役者を演じてるって相当すごい設定だよな。
へたくそな演技をするってのは実際どういう感じなんだろう?
やってる本人たちは多分かなり楽しかったと思う。
俳優たちももちろんのこと、スタッフもそれぞれあらかじめ設定が決められているわけだから。
それに基づく反応を思い思い演じればいいわけで。
今回は女優さんの役なので、いろんな意味でやりやすかったり大変だったりする場面がありそうな。
物語の設定としては充分納得できる作りになっていたと感じたね。
撮影内容を大幅に変更😨
すみれさん曰く、お花を生けるのは武家社会では首がぽろっと落ちたりするので縁起が悪いんじゃない?
お茶をたてるシーンにしましょう😊
撮影が押しているので監督は気が気じゃないんだけど、古いなじみの女優さんの言うことだとむげに断るわけにもいかず。
急遽、場面設定を変えてお茶をたてるシーンに変更。
指導の先生が来るのも待てずに、自らお茶を立てようとするすみれさん。
黍之烝シリーズで経験済みなのでお茶の立て方ぐらいわかる😅
実はここで、ささやかな出来事が。
お茶の作法では、ひなたは友達のいっちゃんのお母さん(現在お茶の師匠ベリーさん)に厳しく手ほどきを受けていた。
茶杓を茶碗の縁でコンと打つときに大きな音を立ててはいけないと叱られた記憶が。
そのことを親切心ですみれさんに教えてあげたはずだったんだけど。
実はこれ撮影現場では絶対にやっちゃいけないタブーを犯したらしい。
意外に思うかもしれないけど、撮影所っていうのはどうやら序列がかなり厳しく決まっているんだね。
そういった微妙なニュアンスが物語の中からよく伝わってくるので、見ている方は面白くて仕方がない🤣
スタッフと俳優の微妙な関係
ひなたの進言は周りの者たちの心を凍りつかせた。
大女優に向かって何と言う無礼な言い草。
途端に不機嫌になって“撮影なんかできない”とすみれさん。
監督にしてみればこんなふうに女優にスネられることが1番の心配。
そこから先撮影できなくなっちゃうわけだから。
そんな時横から辛抱たまらずに口出ししてきたのが五十嵐君。
ひなたに対して厳しく意見をする。
まず、テレビは映画と違って、早く安く作品を仕上げなければならない。
同じような作りで同じようなオチで作品を大量生産するのが流れ。
流れを押しとどめるようなことをするな!
対するひなたは、たとえそうだとしても自分はそんな物語が大好きでいつも欠かさず見ていた。
そんな私が馬鹿だと言うならそれで結構
しかし、そんなやりとりの後 かつて見たテレビシリーズの話でひなたと五十嵐君は時代劇愛に火がついちゃう
ここまで2人のやりとりがあってその後は周りのスタッフに2人ともつまみ出されてしまう。
五十嵐君は数少ない出番を失ってしまうことに。
ひなたと五十嵐君
この2人は明らかに似たもの同士。
今日の物語の中で明らかになったけど、どうやら過去に見ていたテレビの番組は似たようなもの。
黍之烝シリーズは2人にとって時代劇のバイブルみたいなものだったのかもな。
しかし、2人がまだ仲良くなるような描かれ方にはなってない。
五十嵐君は出番がなくなったことで今日は無収入になる可能性が。
そのことを思うとひなたは多少なりとも責任を感じちゃうかも。
この間、撮影所の中でもこんなシーンがあったね。
彼はなぜかどこでも横たわってしまう癖が。
おそらく理由があるんだろうなと思うけど、周りの人はびっくりする。
今日はびっくりしてうろたえるひなたの様子が描かれて1週間分のストーリーの取りまとめとして終了。
ネットではもう来週の予告編もアップされているね。
まぁネタバレになるからあまりペラペラ喋っちゃっいけないんだろうけど、やっぱりこの2人で決まりだなとみんなが思う通りになった。
さて、ひなた編の落ち着く先やいかに