くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

カムカム1週間振り返り ひなたと文四郎

 

今週1週間で物語は大きく進展したと言える。

高校3年生のひなたは虚無蔵さんの計らいで映画村で夏休み期間中アルバイトをすることに。

そしてそこでは無愛想な青年五十嵐文四郎君と知り合うことに。

ひなたは時代劇愛をさらに深め、高校卒業してからは太秦映画村に就職することになった。

そして、なんといっても物語的に3代続くヒロインが、最後のひなた編で伏線回収をし始めていること。

意外な形で過去の記憶と現在が結びつけられる。

特に、るいのエピソードや安子の物語がここへきて振り返るような形で懐かしい登場人物。

安子の“虎の子”を持ち逃げして雲隠れした算太が 「サンタ黒須」を名乗る振付師として登場してくる。

彼こそ間違いなくひなたの大伯父 橘算太!

本人はのらりくらりして決して真実を語ろうとしないが、なぜか彼は2代目モモケンが団五郎を名乗っていた頃からの古い知り合いだと言う。

そして、条映映画のかつての駄作とされた「黍之烝妖術七変化隠れ里の決闘」が2代目モモケン主演でリバイバル撮影されると言う。

さらには敵役とされる小野寺左近役をオーディションで選ぶ、イベントも企画される。

流れを受けて来週は五十嵐文四郎と伴虚無蔵さんのオーディションの剣術立ち会いの試験が行われることに。

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休憩室にて皆記念撮影😍

目次

お名前.com

五十嵐文四郎

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時代劇俳優を夢見る大部屋俳優 研修所出たてで下っ端

先週描かれた条映お姫様コンテストでひなたに切り殺される侍を演じた文四郎君。

このときの演技がひなたも文四郎も上の方々の目に止まった。

文四郎は普段からよく修練していることを認めてもらえて、監督たちの目に止まる。

無愛想な青年の五十嵐文四郎君は養成所を出たばかりの大部屋俳優。

世間一般では斬られ役専門とされるが、実際はそこまでにも至っていない。

たまに回ってくる仕事は死体役。

実はこれが結構大変らしい。

特に冬場の水死体の役柄は半端でなく死にそうになるらしい。

過去にその死体の役柄を演じた後、大月の回転焼きを食べた経験が。

その時の温かさとおいしさに感動して、何かあるにつけて大月まで回転焼きを求めにやってくる。

伴虚無蔵

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大部屋俳優ながら太秦映画村の重鎮

大部屋俳優ながら条映太秦映画村の重鎮。

時代劇のこれからを心から憂いている。

お姫様コンテストのひなたを見初めて、映画村でアルバイトを持ちかけるのだ。

物語が進んで初めてわかるのだが、このアルバイトは虚無蔵さんが私費で雇ったもの

この俳優はるいと錠一郎がトランペットコンテストの時に見た映画以来、大月家とは深くつながっている。

回転焼き屋大月の壁には彼が出演した映画

黍之烝妖術七変化隠れ里の決闘のポスターがしっかりと貼ってある。

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物心ついた時からこのポスターはあったよね😍

虚無さんは訳ありで普段のセリフも時代劇そのもの。

その理由も、週後半のエピソードで本人の口から語られることになる。

根は真面目な人で、稽古場の雑巾がけなども自らこなす。

彼が、ひなたの高校卒業後の人生を決定したと言っても過言ではないだろう。

 

ひなたの日常

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業務係とは名ばかり 要するにすべての雑用が舞い込んでくる

アルバイト終了後、年が明けてからひなたは映画村の職員として働くことになった。

配属先が業務係。

要するに何でも屋で、付き人からお茶の世話とか観光客の案内係までありとあらゆる仕事をこなす。

ひなたは激務に忙殺されながらも、憧れの俳優と直接話し合うことも出来るように。

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美咲すみれさんといっぱいやることも😅

美咲すみれさんはひなたと深く関わる間柄。

ひなたは「破天荒将軍」に彼女が出演したときのサイン入り台本をもらっている。

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ポスターとか色紙よりずっと値打ちがあるよ😍

彼女と関わることで古い時代の様々な裏話など耳に入ってくることになる。

初代モモケン主演の遺作がヒットしなかった理由なども彼女から聞かされた。

もっともその情報は真実ではなかったけどね。

本来モモケンが親子共演するはずだった妖術七変化は初代の意向によって2代目は外されることになった。

映画を大切にしない息子に当てつけの意味で名もない大部屋俳優を抜擢。

それが虚無さん。

サンタ黒須

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打ち合わせ中 振付師の設定だからね😅

物語の途中から登場した「サンタ黒須」は紛れもなく橘算太!

ひなたの大伯父にあたる。

彼は2代目モモケンの古くからの知り合いで振付師をしているという。

彼が登場したあたりからこの物語は伏線回収が始まっている。

彼は初代ヒロイン安子の兄なのだ。

戦後橘再建のためのなけなしのお金を持ち逃げした張本人。

ここへきてわざわざ登場してくるのにはそれなりの理由があるはず。

もうかなり歳をとってるはずなので推定年齢70歳以上と思われる。

妖術七変化隠れ里の決闘リバイバルにまつわるエピソード

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黍之烝の敵役はオーディションで選ぶ😳

2代目モモケンは父親の遺作の作品をリバイバルでもう一度取り直すらしい。

告知として相手役の小野寺左近役を公募で選ぶとしていた。

年齢経験不問とあったので、全国から数千人の応募があったとも語られていた。

当然のことながら文四郎も応募。

そして、なんと虚無さんまでもが応募すると言う。

2代目モモケンは父親が当てつけで大部屋俳優を採用したことがいまだに腹にすえかねているような。

おそらくはその時着せられた汚名を今取り返そうと画策している雰囲気。

初代モモケンに可愛がってもらった虚無さんはセリフ回しが特に苦手で、何度もダメ出しされたと語っていたね。

結局編集で主なセリフのシーンは全てカットされてしまってそれがもとで映画はヒットしなかったと語っていた。

虚無さんもかつての失敗から学んで汚名を注ぎたい。

それぞれの思いを受け止めながら来週このオーディションは行われることになる。

オーディションから来週に続く物語とは

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文四郎とひなた そして算太の口からは「るい」😭

文四郎は予告編の中でひなたに告白していたね。

幸せにしてやりたい❣️

そしてなんと算太は絞り出すような声で 「るい…」

この予告編をちらっと見ただけで、来週どれだけの伏線回収がなされるのかネットでも相当な賑わいが。

考えてみればもうあと1ヵ月ぐらいしかないんだよね。

物語の最後の落としどころはどんなふうになるのか興味は尽きないね。