物語はすみれさんの付き人で時間が忙殺されるひなたを描く。
しかし今日の主人公はひなたと文四郎。
会えば憎まれ口を聞く間ながら、2人は心を通い合わせる戦友のような関係。
男と女なことを考慮すれば、やがて2人が恋仲になったとしても何ら不思議じゃない。
物語的には2人がそのことに気がつかないまま、お互いを好きな気持ちが抑えられなくなる様子が詳しく語られることに。
ひなたはすみれさんの茶道の特訓に付き合いつつ、その後は愚痴の聞き役に。
これがまた驚くほど時間が長い。
要するに“いっぱいやる付き合い”なわけで、すみれさんが手酌で酒を飲む相手を相槌をうちながら座っている忍辱の行。
本当は文四郎のセリフの読み合わせとかに付き合ってあげたくてうずうずしてるけど、それも叶わず。
文四郎は虚無さんと殺陣の稽古をしながら、ひなたがやってくるのを心待ちに待っている。
しかし、待てど暮らせど彼女がやってくる事はなかった。
目次
茶道の指導
映画村の新しい舞台の出し物は「茶道家殺人事件」。
すみれさんは茶道家を演じると同時に茶道の指導を受ける必要が。
そこで白羽の矢が立ったのがひなたの親友いっちゃん。
お母さんがお茶のお師匠さんなので、その手ほどきを子供の頃から受けていて、指導に関して全く問題ないものと思われた。
しかし、生徒がすみれさんな事はなかなか難しい部分があって。
いっちゃんは母親から教えられた通りこと細かく厳しく丁寧に指導。
はじめのうちはおとなしく指導に従っていたすみれさん。
時間が経つうちに徐々に本性が出始める。
自分流で何事も済まそうとするすみれさんが厳しい作法を教えられても、だんだん拒否反応が表に。
すみれさんがたてたお茶を飲むのはひたすらひなた。
毎日何杯も抹茶を胃袋に流し込む。
途中で彼女の苦しげな感想が。
お茶でお腹お腹がタポタポや🤮
できれば勘弁してほしいと思いつつも、榊原さんの業務命令となれば逆らうわけにもいかず。
愚痴の聞き役
お茶の指導を受ける間の付き添いだけだったら、それほど問題になることもない。
しかし、ひなたはお茶の稽古が終わった後、愚痴の聞き役に回らなければならない。
これはいわゆる酔っ払いの相手。
進んでやろうとする人は世の中どこを探し立っているはずもない。
ひなたは辛抱強くすみれさんの相手をするのだ。
彼女はまだ未成年なのでひたすら烏龍茶で付き合う。
すみれさんは言いたい放題。
一恵なんて百恵の100分の1🤣
これは物語が始まった頃から、たまに口をついて出る最大限の侮辱。
そして、ひなたは愚痴を聞かされたことで、肝心の文四郎の読み合わせの相手ができない。
何よりも夜遅くまで酒場に付き合わされたら、彼氏と会うことすらままならない。
文四郎とひなたはお互いが好意を持って付き合っていることに未だ気づいていないのだ。
そのせいでお互いストレスが溜まっている。
どんなに愚痴を聞いても相手の顔を見て安心するのが恋人同士ってもの。
そこがうまくいかないと、ひたすら疲労感ばかりが溜まって、会いたい気持ちが募るし、毎日苦しくて仕方がない。
さらにはひなた自身の仕事すら滞る始末。
とても文四郎と合ってる暇なんかないのだ。
文四郎と虚無さん
殺陣の稽古に余念がない2人。
しかし、ここでも心構えに若干のほころびが。
文四郎はひなたと会えないことで少しずつ不満が募る。
映画村の道場で殺陣の稽古が終わった後、ひなたが来るの首を長くして待っているのだが、残念ながら会社が終わる時間になっても彼女は姿を見せないのだ。
それが何日か続くとさすがの文四郎も徐々に集中力を欠くように。
それはすぐに殺陣の所作に現れてくる。
プロフェッショナルな虚無さんが気がつかないわけがない。
集中しておらんようだな😠
雑念があってはいい殺陣はできん😤
文四郎は今更のようにひなたが恋しくて仕方のない自分を持て余すのだ。
この頃、ひなたはすみれさんに振り回され一日の大半を彼女との付き添いで忙殺されてしまっていた。
それは睡眠時間を削るほど切ない話。
一子さんのアドバイス
いっちゃんの厳しい指導についに音を上げるすみれさん。
さらには榊原さんも加わって、そしていっちゃんもすみれさんを責める。
みんなにとって正念場。
ここを頑張らなければ、せっかくの苦労が水の泡に。
言い争いが頂点に達した頃、おもむろに一子さんが登場する。
とりあえずは落ち着きなはれ。
お茶は作法がきちんとできてなんぼやない。
また出世や名声のための道具ともちゃう。
相手を思う気持ち…それだけや😌
厳しい作法のダメ出しを散々された後のこの言葉は心に染みたに違いない。
うわべだけ、形だけ繕ったところでそれは良い演技につながるわけもなし。
役者として抑えるべき心をしっかりと受け止めておく。
そこに今回の茶道の指導の真骨頂があるはず。
この後みんながどうなったかは知らないが、すみれさんはきちんと指導に向き合ったに違いないのだ。
ひなたと文四郎
2人は、待てど暮らせどお互い顔を合わせることすらできない。
それぞれ忙しいからと言ってしまえばそれまでだが、お互い惚れあってるんだよな。
どんなに憎まれ口を聞こうが、毎日顔を見たい😍
そんな中、失意を胸に抱いたひなたが自宅に戻ってきたところなんと目の前に文四郎。
このシーンが今日の1番の目玉。
言葉は散々だけど、お互いの気持ちがはっきりわかった素敵なシーン。
さて、明日はどうなっちゃうのかなって話になる。
明日と明後日で今週のエピソードが終わるんだよね。
この2人がこの先どうなるかなかなか読みにくいところではあるなぁ🤣