昨日に引き続き謎の部分を残したまま物語は先へと急ぐ。
ハリウッドの映画スターマットロリンズが来日。
物語の主人公として、さらには日本側の俳優
モモケンと伴虚無蔵
小さな役ながら美咲すみれも出演する
サムライベースボール
今日は物語の中で新しく制作される映画の概略が紹介されていた。
幕末の日本を舞台に描かれるが、物語はSF映画。
驚くなかれ、現代に生きるアメリカ青年が幕末の日本にタイムスリップしてくるという。
昔からこういったタイプの題材はよく取り上げられていたと思う。
最近ではそれほど目につく事はなくなったが、カークダグラスが第二次世界大戦中の戦艦でタイムスリップしてきた人とやり合う映画などが思い浮かぶ。
日本では大沢たかおと綾瀬はるかが主演した「仁」がまさにこの題材だったと思う。
映画制作に関わって様々なエピソードが紹介された。
小道具の話になるが俳優たちが使用する足袋はなんと雉真繊維のものが採用されるらしい。
およそ100年近く前、岡山の勇おじさんの父親が1代で起こした会社は足袋作りでここまで大きくなった。
足袋は生産の中心からは外れて久しいが、会社の伝統ある製品として今でも作り続けている経緯がある。
物語の中では勇おじさんと、岡山のディッパーマウスブルースの様子なども登場。
次々と新しいエピソードが紹介されるので、謎の部分がわからずじまいなまま物語は先へ進む。
目次
サムライベースボール
映画の全容が明らかになりつつあったね。
どうやらタイムスリップしてくる物語でSF映画の形をとるようだ。
現代のアメリカ青年がなんと幕末の日本にタイムスリップ。
その時、交流する日本人の藩主がモモケン。
そしてその藩主を助ける口数の少ない家老が虚無蔵さん。
アメリカ青年は彼らと交流するのに野球を教えることをアイテムとするらしい。
衣装をつけると時代劇スターはバッチリ決まる。
今日のドラマの中で家老役の虚無さんが主役のマットロリンズとぎこちないキャッチボールするシーンが紹介されていた。
物語は時代背景として「尊王攘夷思想」が日本を席巻し始める頃。
最後はハリウッド映画らしくSFXを駆使したチャンバラシーンになりそうだ。
朝ドラの中でどこまで映画の撮影シーンが踏み込んで登場してくるかはあと何日かの撮影の様子を見守るしかないね。
足袋は雉真繊維製
映画の撮影そのものはどうやら外国(ニュージーランド)で行われるらしいが、1部は条映でも。
その時に制作スタッフが小道具の中で足袋の納入業者について言及。
日本の岡山の雉真繊維のものが、品質的にも極めて優れているとのことで今後は全てこちらの製品を使うと言う。
榊原さんが“大月さんの親戚だよね”の言葉が妙に誇らしげに。
たまたま大槻家を訪問していた勇大伯父さん。
ひなたから話を聞かされて思わず号泣してしまう。
父親の千吉さんから足袋だけは雉真の原点だから作り続けてほしいと遺言を受け取っていた。
その遺言はあたかも力を持った言霊のように、およそ100年経った今登場人物たちを翻弄する。
勇大伯父さんが号泣する理由も納得できるかも。
足袋には橘のあんことは別な意味で物語の中では圧倒的な存在感で説得力を誇示。
ディッパーマウスブルーズ
錠一郎とトミーはディッパーマウスブルースでセッションをしていた。
もちろんるいもいっしょ。
マスターの健一さんが余韻に浸りつつ、お願いをしてみる。
来年のクリスマスパーティーに出演してほしい。
会場はかつての岡山の進駐軍のパーティー等が行われた場所
この思い出の場所でトミーと錠一郎に演奏してほしいと。
錠一郎は彼にとっても初めてジャズを知ることになった思い出の場所でステージに立ちたいと。
1も2もなくOKするトミー。
物語はいよいよ佳境に入りつつある。
この場所はディッパーマウスブルースの初代マスター定一さんが圧巻のサニーサイドを披露した。
今回のステージではトミーがトランペット錠一郎はピアニストとしてになるようだ。
るいの思い
岡山から京都に帰ってきた3人。
トミーはるいの様子を気にかけていた。
岡山でクリスマスパーティーに出演することを了承したときに形容しがたい複雑な表情を浮かべていたから。
るいに問いただして見ると、
錠さんにはトランペットを吹かせてあげたかった。
ピアニストとしてではなくトランペッターとして
そういえば錠一郎のサニーサイドは、るいも聞き及んでいる。
このときの音が蘇ったのだろう。
さて物語の中で今も謎のまま進むアニーさんの本当の身分。
安子なのか違うのか。


既にネタバレ情報は公開されているけど、私の口からは言わない。
残り何回かの放送で絶対に明らかになる事実なので。
それにしてもドラマの筋立てでこれほどまでに、ネットが盛り上がるとは誰が想像しただろう。