昨日衝撃の告白をしたアニーヒラカワ。
彼女は紛れもなく雉真安子本人。
今日はその後を続けて、物語は何とかヒロイン3代が一堂に介するエピソードが描かれると思いきや。
1時40分発の関空アメリカ行きの便に乗るはずだった安子。
必死で追いかけるひなたは追いつくことができず、おばあちゃんはアメリカへ旅立ってしまったと諦めた。
関空から再び岡山に戻って偕成社の前。
なんと、アニーさんがそこにいるではないか😱
やはり、ひなたがジョージに渡したクリスマスフェスティバルの招待券が役に立った。
入り口の看板の前に佇む安子。
おばあちゃん❣️
呼びかけるひなた。
声をかけられた安子は思わずその場から全力疾走で駆け出して逃げてしまう。
必死で追いかけるひなた。
商店街の中を通り抜け、さらにはかつてお参りしたことのある神社まで。
物語の中心となるエピソードは同時進行で他の様子も描かれることになった。
目次
アニーヒラカワ(安子)の思い
今日のエピソードの中で語られていたけど、るい曰く、
私のお母さんはアメリカに帰ったら、今のキャリアを全て捨ててまたどこかへ行方不明になるのかもしれない。
昔から、これはと思い立ったらすべてを投げ捨ててどこかへ行ってしまう。
お母さんはそういう人じゃから。
かつて、るいを置いたままアメリカに渡ってしまった。
どうやら今回も告白はしてみたものの、二度と自分の娘には合わないと心に決めたのではと。
少し考えてみるとこの物語のこの時点で安子は自分に孫が2人いて、その1人がひなたなことを理解していないはずだよね。
安子の気持ちはるい1人で埋め尽くされている。
仕事で面識のあるひなたはあくまでも親しい日本人というレベルではなかろうか。
追跡 ひなたの激走
岡山から関空まで必死で追いかけてはみたものの、結局追いつける事はなかった。
意気消沈したまま岡山まで戻ってきたひなた。
偕成社の前で赤いコートを着たアニーを発見。
思わず呼びかける
おばあちゃん😭‼️
呼びかけられた安子はひなたに気がつくやいなや全力で走って逃げ出始めるのだ。
岡山の市内に詳しい人たちが述べていたけれどあの2人の追跡シーンはおよそ5キロほど走ったとのこと。
この時安子は78歳。ひなたは38歳。
普段から鍛えていないとこんな風に走れるはずもなく。
ネットで様々な意見が出ていたけれど、普段からトレーニングしていなければ絶対無理だよなと。
ひなたの激走シーンが物語の中でも重要な部分として描かれていた。
ベリーとサッチモ
岡山の偕成社。
既に舞台では演奏会が始まった。
物語の中で描かれた最初に登場したグループは、リアルタイムでも活躍している凄腕メンバー。
ちなみにこの演奏の時にピアノを弾いていたのがカムカムの音楽担当の金子さん
ベリーは京都から岡山まで出向いてきた。
会場では木暮さんと会って思わず泣けてしまったと。
この2人はやっぱり親友だよなと思うことしきり。
大阪のクリーニング屋時代からるいとは戦友のような関係だったよね。
錠一郎とは恋敵だったこともあったのに。
クリスマスフェスティバル
ジャズフェスティバルのメインイベントはなんといってもこの2人のセッション。
会場では懐かしい人たちがみんな目に涙をいっぱい浮かべて2人の演奏に聞き入る。
大阪時代ナイト&ブルースで若き2人のトランペッターの面倒を見ていた木暮さん。
2人の姿を見ているだけで感動している様子が伝わってくる。
物語で中心的な役割を果たしていた人たちも同じテーブルで一堂に介する
実はこの場面で伏線回収とまではいかないがディッパーマウスブルースでお供えされていたおはぎについて説明があったね。
横須賀から贔屓にしている店のおはぎは実は岡山のデパートにも店が入っていて今回のコンサートのスポンサーも引き受けてくれているらしい。
なんとなく橘のおはぎがそのまま提唱されているような匂いもする。
岡山の橘では出生したお菓子作りの職人もいっぱいいたから、彼らが終戦後戦地から引き上げてきて店を始めたのかもしれないね。
そういった推察するしかないエピソードも紹介されていた。
安子
安子は自分の気持ちをしっかり述べることで、責任を果たせたと考えたのかもしれない。
彼女の心の中にあるのは未だにるいの前からは自分が姿を消すべきだと。
自分は娘に会ってはいけない。
その思いはひなたからの全力逃亡の形で表された。
もう明日明後日でこの物語は終了するけど、登場人物それぞれが間違いなく相手に気持ちを伝えるところまでは至っていない。
事実関係が明らかになっただけで、お互いの気持ちは中ぶらりんなまま。
しっかり見届けて物語の行く末を感じとるしかない。