くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 沖縄発家族の物語

 

専修大絶賛の家に幕を閉じたカムカムエヴィリバディの興奮冷めやらぬまま、直ちに次の物語が始まる。

ちむどんどんは沖縄の方言で“ドキドキする”くらいの意味。

どうやら、主人公の黒島結菜はおいしいものが大好きと言う設定で描かれるらしい。

沖縄の食べ物がたくさん登場するものと大いに期待。

また、沖縄の文化もたくさん紹介されるようで、その点でも楽しみは尽きない。

第1回目の放送は見た感じでは設定の説明に終始する感じ。

場所は沖縄本島の北側やんばる地域と呼ばれる小さな村。

そして時代設定は昭和39年とあった。

物語は冒頭だけ昭和46年の主人公が描かれたが、実際のストーリーの展開は

昭和39年東京オリンピックがあった年

主人公の女の子比嘉敦暢子はこの年小学校5年生とあったので、11歳(テロップでは10歳)で昭和28年生まれと推察。

なんと驚くなかれ私と同い年。

最初の設定で、思わず親近感を抱いてしまう私の独り言。

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昭和39年当時、3姉妹がこんな感じ😊

目次

お名前.com

脚本 羽原大介

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鳥取県出身の脚本家 舞台なども積極的にこなす

現在57歳の脚本家としてはかなりの実力者だろう。

実は今から8年前の朝ドラ、マッサンが彼の作品。

北海道を題材にした物語とのことで私は真剣に見ていた記憶がある。

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やはり、エリーを演じたシャーロットケイトフォックスが強く記憶に残るね

この物語は、モデルとなるストーリーがあらかじめあったので、脚本家は下調べをしつつ、ストーリーを考えたと思われる。

舞台は大阪と北海道の余市が中心になるが、特に余市のニッカウヰスキー記念館は私も訪れたことが。

この脚本家は、今回の朝ドラを引き受けるにあたり、沖縄方面の歴史なども詳しく調べたに違いない。

今日のドラマを見ていて真っ先に感じたのは沖縄の方言の心地よさ

最近のテレビなどで、日本全国どんな方言が使われているかは意外と知識として入ってくるので、俳優たちの会話を聞いているとそれがどこの国の言葉なのかすぐにわかってしまう。

あえて沖縄弁と呼ぶが、いかにも南国を表していて、さらには服装がほぼ全員半袖だよね。

この身軽さも、舞台背景として大いに説得力があったと思う。

米軍統制下の沖縄

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1964年オリンピックのときの聖火リレー(沖縄)

物語の中でも説明されるがこの当時はまだ沖縄はアメリカの統制下にあった。

車は右側通行で、使われている貨幣はドル💵

この当時沖縄に旅行した人は、グアムとかハワイに行った時のような感じを受けたと思う。

私は1978年当時、すでに仕事を始めていたので仕事先でアルバイトで出会った青少年たちが沖縄出身で、彼らと会話したことが。

本土に渡ってきて真っ先に違いを感じたのは車の通行方向らしい。

右側通行に慣れているので運転免許を持ってはいても、左側通行をしつつ、何度か右折左折を繰り返しているうちに自分がどこを走ればいいのか分からなくなってしまうんだそうだ。

なるほどと納得したことが今でも記憶にくっきり残る。

主人公の家族構成

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両親と子供4人 この頃なら普通の家族構成かも

今日の物語では、まだここに紹介する俳優たちは大人以外は登場してこない。

長男の賢秀は14歳と紹介されていた。

推定だが、主人公の3歳年上で中学2年生の可能性がある

そして長女の良子 彼女が13歳とあったので、多分中学1年生かな?

主人公の暢子はテロップでは10歳と流れていたが、物語のセリフの中で父親が小学校5年生と言っていたので、まだ誕生日前だった可能性が。

ちなみに物語は1964年の9月とされていた。

妹の歌子はまだ小学生の低学年って感じだったね。

主人公の暢子は食べることが大好きで、運動能力もかなりのポテンシャルを秘めているような。

同級生の男子生徒とかけっこをしても決して負けないほどの腕前。

さらには、物語の中でも盛んに紹介されていた、

食い意地が張ってる。

この時代のこの年頃の子だったら男子女子問わず皆食欲旺盛だったはず。

私が個人的に思うのはこの年、小学校5年生の子供は私と同い年なので、この年頃なら何を食べてもすぐに腹が減ったような記憶が。

さらに、子供たちが遊んでいるシーンがあったけど、それはすなわち食べることとも紹介されていた。

物語には関係ないけど私自身がそうだったもので。

北国育ちの私だが、夏の間ほんの数週間ほど海に行って泳ぐことができた。

私が最も得意としたのは素潜り。

物語の中では巻き貝をとって茹でて食べている様子が描かれたが、私はエゾバフンウニをとっておやつがわりに食べていたと言う、とんでもない経歴が。

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素潜りで3メートル以上もぐれるだけの力があればいくらでも取れたと思う

ちなみに紫色の棘の長いのが紫ウニ。

こちらは味的にはあっさり系だね。

子供心に、海の中で拾ってくる印象だった。

北ではこんな暮らしだったけど南の沖縄では、やっぱり潜って巻貝なんかとって食べていたんだね。

しかし、味付けにシークワーサーを手で絞って加えるあたり、料理人としての片鱗がチラリと覗いたような。

俳優たち

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朝ドラに登場する俳優たちは独特の連帯感で仲間意識が強い❣️

これから毎日彼らの演技を見ることになる。

朝ドラは、普通1週間分まとめて撮影すると思うので、彼らはセリフ等のチェックでかなり忙しいはず。

聞くところによると主人公の黒島結菜はあっけらかんとした穏やかな性格で制作陣のチーフ役をかってでているらしい。

主人公はどうしても老若を問わず、みんなのまとめ役になることが朝ドラ現場では多いそうだ。

かなりのプレッシャーがかかっているとは思うけど、およそ1年間の長丁場。

女優としてこれからさらに大きなキャリアを積むためには今回は絶好のチャンスなのかもしれない。