昨日の最後でなんとも意味深な終わり方をした、飼っていた豚のアババの行末。
それは誰もが知るとおりおいしい料理に化けて食卓の上に登っていた。
今日は物語開始直後に、その種明かしがされていたね。
やりとりの中で語られたセリフ。
いただきますは命をいただく言葉。
大切に感謝して美味しく残さずいただく。
食べ物に対して普段どんな気持ちで受け止めているかを示した言葉で、
昔から言われてきたね。
日本の食料廃棄物って一体どれぐらいあるか。
調べてみたら 「年間で612万t」
東京ドーム5杯分らしい。
いわゆる食品ロスって言うやつだよね。
物語で語られた沖縄などのように 自分の家で食べるものを家畜として飼っていて、それをつぶして食べるような場合、どれだけ食品ロスを減らせるかが重要なポイントになる。
大抵自分の家で食べ切れない場合は隣近所におすそ分けするのが習わし。
私の田舎でも豚の解体に立ち会ったことがある。
豚を潰した家だけでは消費しきれないので近所10数軒で分けていたような気がした。
私の家も親子で3人暮らしだったけど、結構な量のお肉をいただいたと記憶にある。
ちなみに我が家でも羊を飼っていたので、それは確か売ったと聞いたなぁ。
物語は沖縄の食べ物について詳しく語られることになった。
目次
比嘉家の食卓
アババが食卓に登ってしまうのはちょっとショックだけれど、そこは物語。
両親の説明で納得した長男賢秀はすぐに気持ちを切り替えておいしくいただこうと改めて、
いただきます😋🙏を全員で唱和。
食べ始めれば、豚肉料理はご馳走だからね。
ストーリーの説明では醤油などを中心に煮込むとあったけど、豚肉の煮込み料理だよね。
特に興味深いなと思うのは皮ごと料理しちゃう部分が結構ある。
皮にはコラーゲンとかいっぱい含まれてるから、かなりおいしいだろうなと見ただけでも伝わってくると言うもの。
手順はともかく、材料表もインスタの公式サイトに載ってたので。
日本はつくづく豊かな食文化の国だなぁと納得することしきり。
今日のエピソードの中で、極めつけで面白いと思ったのは、みんなアババを美味しく食べている最中に、歌子ちゃんの一言。
お正月には、アベベを食べるの?
これにはみんなぎょっとしたね😱😳
父賢三の弾き語り
父親を演じている大森南朋は現在50歳で、かなり有名な俳優だと思う。
今回のドラマに合わせて三線の弾き語りを特訓した聞いた。
彼のインタビューニュースを見たけど、三線を弾くぐらいならなんとかこなせたらしいけどそれにボーカルを合わせるとやっぱり難しいんだよなと。
でも今日のストーリーの中で彼の弾き語りはいかにも沖縄民謡風の雰囲気が出ていてとても良かったと思ったね。
家族たち全員が踊っていたのも好感度max。
沖縄の人たちにとって、三線を弾いて歌を歌って踊りを踊るのは心の拠り所なんだろうなと実感。
比嘉家と青柳家
こちらの父親同士が、同じような戦争体験を持つことで不思議な連帯感が生まれている。
賢三は中国戦線で逃げ回っていて命からがら日本に帰ってきたようだ。
様々な仕事を経験したが、今となっては中途半端な人生を自覚することで後悔することも多いようだ。
青柳家の史彦は陸軍の士官だったそうだ。
戦争が終わった後は、全国あちこちを歩いてその暮らしぶりを取材し、ニュースとして発信する仕事をなりわいとしているような。
肩書は民族学者を名乗っている。
2人とも家族がいて、子育てにはそれぞれ思い入れがあるような。
沖縄が、独自の文化を育んで今に至っていることを彷仏とさせるような描き方。
今まで沖縄を題材にしたドラマはいくつかあったけど、今回の朝ドラは驚くほどすんなりと腑に落ちるような。
子供たち
子供たちもどうやらお互い名前で呼び合えるような親しい間柄に。
沖縄角力は地元の子供が圧倒的な強さを誇ったようだ。
和彦はどちらかと言えば体を動かす事は得意じゃないのかも。
子供たちの交流の中で、男の子同士の遊びもさることながら暢子と和彦の間で文通が始まったのはとても微笑ましい。
このポストは青柳家と比嘉家を結びつける大切なアイテムになったかも。
昭和39年当時のそれぞれの家族の様子が詳しく伝わってくることに。
おいしいものを食べることで夢が広がる
暢子は食べることがとにかく大好き。
おいしいものを見つけてはそれを味わってみたいと常に考えているようだ。
青柳家から那覇のレストランに招待された。
この当時レストランでフルコースを食べるのはかなりなステータスだったと思う。
今日のエピソードはここまで。
さて明日が1週間締めくくりのエピソードになる。
今週どんなストーリーになるのか興味津々だね。