くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん 貧乏対子供たち

 

お父さんが亡くなった後、家族の生活はかつてないほど苦しくなった。

なんといっても切ないのはお金がないこと。

借金を返しながら、しかも育ち盛りの子供が4人いる比嘉家ではお母さんが孤軍奮闘。

まかないの仕事を頑張ってはみるが、もらえるのは一日に50セント。

おおよそ子供たちに何かを買ってあげられるレベルではない。

意を決したお母さんは、親方に、まかないではなく男と同じ人足の仕事を申し出る。

男でも体力的にきつい仕事にもかかわらず、女性がどこまで頑張れるのか。

ほとんど拷問に近いような肉体労働が日々続くことになった。

そうして得られる人足のお金は、1日1ドル

それでも今までの倍もらえる事は励みになっただろう。

そんな中、いよいよ運動会が差し迫ってくる。

やんばるのこの地域は、小学校中学校合同で運動会が行われるようだ。

田舎はどこでもそうだけど、この日は親の世代も仕事を休みにして運動会に集まる。

学校のグラウンドの外周には親たちが様々な敷物をひいて、子供たちの競技を観戦するのが全国どこででも見られただろう。

さて肝心の運動会だが、子供たちが思い描いたような形にはならなかった。

撮影中のオフショット やっぱりゴーグルつけてるわ😳💦

目次

お名前.com

お母さんの決意

運動靴と体操服💦

まかないでもらえるのは一日50セント。

しかし、子供たちが新しい服や靴を欲しがっている。

夫が生きていたなら何とかなったものも、今となってはとてもじゃないが手が出ない。

そんな中、覚悟を決めて男並みの仕事をしようと。

親方に、人夫が1人欠員が出たことで、自ら名乗り出て、私にさせてほしいと。

これはいわゆる土方作業。

男でも簡単に務まる仕事ではないが、

とにかくお金はまかないの倍1ドルもらえる

今までの2倍のお金となれば、頑張る理由としては申し分ない。

しかし、そこはどうしても女の身の上。

男と同じ仕事をしたのでは体力的にも限界を超えて、いつまで務まるのかも定かじゃない。

そんな時、親方が声をかけてくれる。

仕事が欲しいのか?

子供は何人?

4人と答えるとウチは5人と返される。

そうして親方がくれた日当は3ドル。

苦しいのはみんな一緒、明日の運動会子供たちにちゃんと準備をしてあげて。

ある意味天の助けだったね。

この時もらった3ドルで、運動靴と体操着を購入したのだが。

狂喜乱舞する子供たちには、不注意から招いたことだがさらなるアクシデントが襲う。

学校での子供たち

おんぼろ兄妹😓 からかわれる日々

学校では賢秀がからかわれている。

要するに、おんぼろの服を着て、さらにはくたびれた運動靴では運動会に出ても勝てるわけないと。

からかいはさらにエスカレートして、3姉妹についてもおんぼろ姉妹と。

学校で味わった屈辱はどうしても仕返ししたくなるのが子供心って言うもの。

母親に、それぞれ運動靴と新しい体操服をねだるしかない。

お父さんさえ生きていたら😭

仏壇に手を合わせてみても願いが叶うわけではなかろうに。

賢秀と良子

賢秀は新しいズック 綾子は新しい体操服が欲しい

お母さんが死に物狂いで頑張ってたサンドルで、新しい体操服と新しいズックは見事に手に入った。

喜びを隠しきれずにはしゃぎ回る兄弟たちだが、ちょっとした不注意からとんでもないアクシデントに。

1頭残っている豚のアベベに、よせばいいのに新しい服と靴を見せびらかしに行く。

そして兄と妹はそのまま話が弾んで豚小屋の柵の上に置いておいた靴と服を忘れてしまうのだ。

実は番組放送後の朝イチでもこの話題が。

ペットあるあるで、新しい服とかメガネとか家にいるペットたちは興味津々で必ずちょっかいを出したがる。

テレビを見ていながら、華丸大吉さんなど思わず声が出てしまったと。

実は次の日の朝(運動会当日)アベベが新品の服と靴をズタズタのボロボロ状態に。

ズックはおよそ使える状態には見えなかった。

体操服も見事にボロボロ。

お母さんが必死になって体操服を洗って運動会に間に合わせようとするが、すっかり意気消沈してしまった良子は運動会を休むと言う。

さて洗い終わった体操服を物干しに干したところで、家族全員運動会に出かける。

1人家に残った良子。

物干しの体操服を見て何を思うんだろうかね。

暢子を襲う悲劇

ダントツの本名を襲う突然のアクシデント

比嘉家では、二女の暢子は運動神経抜群

かけっこをすれば向かうところ敵なし、ダントツの1位が予想された。

暢子ちゃんとは同じ組で走りたくない😓 勉強以外の私の取り柄はこれ😤

比嘉家の兄妹たちは、それぞれ運動会にも勉強にも思い入れがあるようだ。

三女の歌子は運動がとても苦手で、いつもビリなのを気にしていた。

和彦と智に特訓を申し込んで、万年ビリを何とか返上したい。

結果は思った通りにはならなかったけれど、頑張りは大いに評価できたはず。

さてダントツの1位のはずだった暢子。

かけっこで終盤に差し掛かった頃、履いていたズックが見事に破れてしまって思わず転んでしまう。

その隙に2番目以降の選手たちが横を駆け抜けていく。

まさかのアクシデントでビリになってしまう。

この朝ドラは思ったよりはずっと主人公たちをいじめるようだ。

何もここでズックが破損しなくてもね。

しかし、物語的にはこれがもとでさらに次のエピソードが始まるんだろうな。