物語はいよいよ佳境に入ってくる。
比嘉家の4人の子供たちは、それぞれ自分の道を切り開くべく奮闘努力。
昨日も紹介した賢秀だけは、危ない領域に足を踏み入れつつある。
良子は恋心を抱いていた彼氏にライバルの恋敵が。
なんと、結婚の約束をしているような思わせぶりな発言。
歌子は、下地先生から逃げきったと思ったが、当の本人はまんざら嫌でもなさそうな雰囲気。
暢子は沖縄そばのグレードを上げるべく、みんなと力を合わせて更なるおいしさアップを。
そんな山原高校にライバル山原南高校から同じ料理部と名乗る1団が訪問。
新しく設定された会場の下見を兼ねながら挨拶に寄ったらしい。
ライバルと名乗った彼女は屋良ひとみ。
演じているのは池間夏海。
さらにもう1人有名人が。
女優水嶋凛
どんな子かと調べてみたらあの斉藤由貴の娘らしい。
こんな大きなお嬢さんがいたとはね。
元のスケ番デカのお嬢さんも今は女優の道に。
今週のエピソードは今日がちょうど中日に相当。
物語は1波乱も2波乱もありそうなきわどい展開が続く。
目次
歌子と下地先生
片桐はいりの登場シーンは基本バラエティー枠。
昨日の終わりの方で見つかってしまうと思ったがかぶせた布切れが渦巻き模様。
その渦巻きを見て目を回すなんて。
トンボじゃあるまいし。
この場面では歌子と暢子のところに母親優子と良子も戻ってくる。
先生とのやりとりの中で、歌子にぜひソロで舞台に絶たせて歌わせたいとの申し入れが。
彼女の歌声には他の人にはない大変な魅力があるらしい。
かろうじて先生の追求の手を逃れて逃げ切った形にはなるけれど、歌子自身は先生の事は嫌いではなさそう。
良子曰く“悪い人では無い”ように見えた。
音楽への情熱が多少過激な行動を取らせるようだ。
姉妹たちのそれぞれの恋模様も同時進行で描かれる。
意識しているのは良子と歌子だけで暢子は今のところ色恋沙汰とは関係なさそう。
危うし賢秀
賢秀は完全に詐欺師のワナに引っかかってしまった。
一攫千金を夢見るあまり、儲け話に軽く乗ってしまう。
この時、沖縄は翌年の本土返還を控えて、交通ルールや使っている貨幣に大きな変更が予定されていた。
当時1ドル360円が固定されたレートだったと思う。
それが変換前は1ドルが300円に。
さらには変換直後は1ドル180円程度が想定された。
沖縄島民は皆すべてドルでお金を所有。
それを円建てにすると、今まで360円だったものが180円にしかならないわけで、要するに大損してしまう。
確かにあの頃から日本円はかなり強くなって、今は円安と言いながらも1ドル130円。
一番安い時は簡単に1ドル100円以下の取引が当たり前だった。
そのことに乗じた儲け話。
物語の作りはかなりなベタ。
見るからに詐欺師とおぼしき登場人物が賢秀を軽々と丸め込む。
かなり間抜けな話になると思うけど、そんなうまい話はどこをどう繕ってみてもありえないので。
良子の恋模様
良子は年頃の娘らしく、職場をつうじた男女間の付き合いもある。
かつて学生時代からの知り合いの石川君。
言うまでもなく彼のことが大のお気に入り。
良子は評判の美人で、言い寄ってくる男性もそれなりに。
彼女には強烈な恋のライバルが現れた。
どうやら、里美は石川君との結婚をほのめかした。
気が気じゃない良子。
この頃の若い男女のぎこちなさも、物語のかなりユニークで面白いところ。
この先の展開がどうなるのか、この恋が成就するかは不明だが、物語を盛り上げるにはエピソードとして十分な重みが。
暢子の奮闘
暢子は産業祭のヤング大会に出展する自分自身が考案した沖縄そばを何とかしてグレードアップしたい。
みんなに、何種類かの麺を用意してどれがいいかを決めさせる。
そして満場一致で決まったのがシークワーサーを練り込んだもの。
さて、そんな中暢子達のライバル校の同じ料理部のメンバーが表敬訪問。
会場の下見を兼ねてこちらで対決する相手に挨拶をしておこうと言うことらしい。
そこでの登場人物についていくつかの発表があるらしいので調べてみたところ、意外なことが判明。
相手高校の料理部のキャプテンを演じているのが池間夏海。
実は気がつかなかったけれど言われてみてわかった。
彼女何年か前の朝ドラなつぞらに出演していた。
主人公なつの遠い親戚の役どころだったけど、ちょっと気を持たせる展開もあったりして記憶に残る。
このときの彼女が山原南高校の料理部キャプテンとして登場する。
さらにはもう1人斉藤由貴の娘「水嶋凛」も登場するらしい。
長期間にわたって登場する事はないが、どうやら物語に花を添えそうな雰囲気。
さて、物語はそれぞれが料理対決をするような展開になるようだ。
簡単にヤング大会が開かれるとも思い難い。
アクシデントなども、この様子では起こって当然な気がする。