くわちゃんの独り言

音楽や映画が大好きな爺さん。長年の経験から知りえたことを発信します。

ちむどんどん フーチャンプルーは家族の絆

 

正直なところ、ちむどんどんは物語的にはベタな作りでそれほどのひねりもないとタカを括っていた。

しかし今日のエピソードを見てびっくり。

比嘉家は賢秀のしでかした不始末によってさらなる借金を抱えることに。

そのため暢子をはじめ、家族全員が後始末に追われることになった。

何よりも、東京行きを希望していた暢子の夢は無残にも打ち砕かれることになる。

今日はそんな八方塞がりの比嘉家に起死回生の挽回策が訪れる。

そしてそれはほかならぬあの賢秀から。

相変わらずの性格のままだけど、彼なりに自分に何ができるかを真剣に考えたようだ。

その結果、東京でプロボクサーを目指すことになったようだ。

その後のエピソードが秀逸。

出来過ぎだと思わないでもないが、ストーリー的には申し分のない展開。

賢秀のだめぶりにネットでも盛んに書き込みが多くはなっていたが、ここへきて一気に名誉回復。

どうやら、彼こそが比嘉家の疫病神転じて救世主になったような。

良子ネェネェにも感謝😍

目次

さとふる

比嘉家にもたらされたもの

300ドルでどうか許してほしい💦😭

比嘉家では、暢子の東京行きがダメになることをどうしても避けたかった。

そのためにはある程度借金を返して賢吉おじさんの了解を取り付ける必要が。

おじさんからは、1000ドル近い借金があるんだろうと思う。

そのうちの300ドルはお母さんからもたらされることに。

しかし、賢吉おじさんは300ドルでは不足だと。

せめてもう300ドルほどあれば(合計で600ドル)許可しないでもないと。

そんな中、共同売店から緊急連絡が。

血相かかえてやってきた店主が手にしていたのは札束の入った現金袋。

そこには驚くなかれ日本円で60万円

ドルに換算すると≒1666ドル。

これだけあれば、おじさんへの借金はおろか銀行に残っていた分の借金全てが返済可能。

さらには、暢子の東京行きの資金も充分賄える。

このストーリー展開にはドラマを見ていてもいささかびっくり。

しかし、賢秀は国語の勉強を小学校からやり直した方が😰

驚くと同時に、物語を見ている人たちをこれほど良い意味で打ちのめすストーリー展開は久しぶりかも。

賢秀の起死回生

ファイトマネーの中から60万円を送金してくる😳❤️

賢秀はもともと高校時代ボクシングを手がけていた過去がある。

体力的にはそれなりに自信もあっただろうし、格闘技のセンスがあったのかも。

今日の物語を見ていてさらにびっくりなのは、

物語の中に登場してきた具志堅用高

NHK公式発表より

言わずと知れた沖縄の英雄具志堅は泣く子も黙るボクシングの元世界チャンピオン。

彼の試合は私自身リアルタイムでテレビだったか何度も拝見したことが。

彼のストレートは、とてもフライ級のボクサーとは思えないほどの破壊力が。

どんないきさつで賢秀がこちらのボクシングジムとの縁ができたかは、これから東京編が始まれば詳しく語られるようになるのだろう。

それにしてもこの当時から、ボクシングなどのファイトマネーがかなりの金額だった事はみんな知っていたと思う。

暢子が抱く感謝の気持ち

暢子の夢を叶えるためにみんな自分を犠牲にして応援

物語が描かれる中で優子や良子が暢子のために身を犠牲にして便宜をはからったことが判明。

そのことを知った暢子は嬉しくてありがたくて仕方がない。

暢子の作ったものとはちょっと違うかも

NHKの料理サイトから拝借した画像。

暢子はありがとうと言う気持ちとともに、自分の作ったフーチャンプルーを美味しく食べてもらうためのオススメを。

暖かいうちに食べてほしい。

温め直しはフーが硬くなるから。

冷たくても、そのまま食べる方がおいしいねと。

暢子が東京へ行くと、この後の料理担当は誰になるんだろうね。

良子ネェネェは料理に関して暢子ほどのこだわりはなさそうだから、暢子のようには作れないとあっさり降参宣言。

どうやら、暢子の未来にも希望の光が。

歌子と下地先生

ベートーベンの名言集から😌

下地先生はこの春やんばる高校から石垣島の小学校へ転勤すると告白。

歌子にいくつかのアドバイスを述べていた。

どんなにつらく苦しいことがあっても歌うことを続ける。

歌うことで歌子の人生は輝きを増すことに。

この2人が音楽で指導するシーンは結果としてはなかったけれど、歌子のこれからの人生について的確なアドバイスがあったんだろうと。

引き合いにベートーベンを出してきたのは、ベートーベンが音楽家と言うよりはむしろ哲学家の領域に近いくらいの存在だったから。

下地先生が求めていたのは音楽がどれだけ優れた精神性の上に成立しているか。

音楽こそが人間の精神性を限りなく高めてくれると信じて疑っていなかった。

ベートーベン自身は様々なメモを残しているので彼自身の名言集も相当数存在。

歌子のこれからの人生には座右の言葉になるのかも。

いよいよ東京行き決定

東京行きは1972年5月15日に決定

いよいよ沖縄本土返還の日に東京行きが決まった暢子。

胸膨らむ希望に満ちた季節が始まる。

東京でとなると、かつての幼なじみなんかもいるので(青柳和彦くんとか)再会するエピソードなんかも描かれるだろう。

何よりも今回逆転ホームランを放った賢秀とのエピソードも興味津々。

沖縄出身の俳優が大勢登場することでも見所はたくさん。

物語の今後の展開には大いに期待。