2度目の試験を受けることになった暢子。
彼女の得意料理は父親譲りの沖縄そば。
1時間の制限時間内で、手打ちの麺を打って、しかも出汁まで全て準備。
ギリギリの時間内だけど、持ち前の対応力で無事作り終える。
さて、出来上がりは見事に合格点。
提供した沖縄そばはみんな口を揃えて
うまい😋
フォンターナは1人募集していたこともあって、暢子の採用が決定。
今日の物語は、その後 鶴見に戻って暢子の下宿先が紹介された。
ここでも屋良三郎さんの県人会会長としての手腕が。
沖縄移民2世と言いながら、沖縄県人の心を誰もが納得できる形で保有。
地元でどれほど信頼が厚いのかも描かれた。
さらには今日の物語の最後に登場した、だめにーにー賢秀。
思いのほかあっさり見つかったね。
今週のエピソードは明日で終わりだけど、どんな流れになるのやら。
目次
3度目の正直採用試験
自分の得意料理に思いを巡らせてみれば、やはり父直伝の沖縄そば。
ただし、今回すべての材料が沖縄の時のようにそろうわけではない。
麺はラーメンと同じでかんすいの代わりに重曹を混ぜたみたい。
さらには出汁はまかない用の豚コマとパンチェッタ(豚肉で作った生ハムみたいなもの)を使ったらしい。
ドラマを見ていて感じたんだけど、ほとんど試食レベルの量しか提供してなかったよね。
まかないだからそれなりの量がなければみんなお腹いっぱいにならないよなとか。
そういうのは余計な心配だったかも。
周りのスタッフたちも暢子の作った麺がここまでおいしいとは思わなかったようだ。
この料理は、出来合いのものを利用していなくて、初めから全て自前で準備をする。
日本のそば打ちともちょっと違うけど、間違いなく沖縄のそば。
暢子 採用
オーナーは、暢子の作った料理を まず香りを嗅いで、ひと口すすってみる。
昔から暢子のそばは家でも人気があった。
暢子のそばは特別😍
この評判は全国共通だったことが証明されたわけだ。
最初は不合格だったので紹介状も一旦はオーナーにお返ししてみたけど。
実は物語の中で布石となる出来事が語られていた。
達筆の紹介状の文面の中に
比嘉賢三さんの娘さんです
オーナーはその1文を読んで驚きを隠しきれない。
やっぱり昔からのつながりがあったと見るべきだろう。
その前のエピソードでも暢子の使っていた包丁に比嘉賢三の銘を発見して驚くオーナーの様子が描かれていた。
暢子のお父さんは、鶴見で名前の知られた存在だったんだとみんな思う。
ちむどんどんは物語がベタな作りで、展開を簡単に予想できるとタカをくくっていたが、どうやらそんなことでもなさそう。
おそらく戦後すぐの時に父親はこの鶴見で名前の知れた人だったのかもしれない。
これからそういったことがきっと種明かしとして語られるに違いない。
鶴見で始まる新しい暮らし
三郎さんには何から何までお世話になりっぱなし。
こんなに親切にしてくれるんだと思わないでもないが、彼にとっても比嘉賢三さんの娘と言うことが気になっているに違いないのだ。
この店は沖縄県人会のたまり場のようなところ。
三郎さんが中心的な役割を。
喧嘩の仲裁などもすべて彼が取り仕切っているような。
白黒はっきりさせて誰もが納得できるような流れを彼が生み出す。
いってみれば典型的な親分肌の人。
それにしてもうってつけの場所にご縁ができてとてもよかった。
仕事場は東京、住まいは鶴見。
東京での暮らしは暢子が初めて自分1人だけの部屋を持ったことでもある。
自分1人の部屋、自分だけのプライバシー。
田舎から出てきたものはみんなこの状況に憧れる。
私自身がそうだったもので。
何度も繰り返し語っているが暢子と私はどうやら同い年。
1972年の5月。
私自身も東京界隈で暮らし始めた頃。
あの頃の懐かしい記憶が蘇るね。
沖縄県人会と賢秀
朝ドラは、舞台となった地元が盛り上がる事でもかなり有名。
沖縄の山原でも同じようだ。
さて物語の最後の方でなんと賢秀が登場。
相変わらず調子の良さはそのままに、借金体質はまるで改まっていない。
暢子の下宿する店までやってきて、泡盛を一杯飲ませると。
どうやらお金も払わずにここで飲み食いしているようだ。
暢子はそんな兄に詰め寄る。
東京に出てはみたけれど一人ぼっちで心細かったこと。
家族みんなが心配していること。
借金をどうするつもりなのかと。
今週のエピソードは明日で終了する。
賢秀はこの先どうやって暮らすんだろう。
ここで登場してきたと言う事は、この先は暢子と必ず関わってくるはず。
暢子は新しく仕事を始める。
東京での新生活は今始まったばかり。