いよいよ1週間締めくくりのエピソード。
実はネタバレ情報では結果は分かっていたんだけれど。
最後のオチがどうまとめられるのかがいまひとつはっきりしていなかった。
見て納得。
暢子のペペロンチーノは評判も良く、誰もが口を揃えておいしいと評価。
対するオーナー房子のペペロンチーノ。
それは、暢子の出来栄えを遥かに凌駕する別次元の仕上がり。
料理にかける意気込み、熱意、そして何よりも食べる人への愛情が。
あまりの美味しさに絶句する暢子。
勝負の結果は誰が見ても明らかだった。
実は、ここまではネタバレで全て把握してた私。
問題はその後だよね。
負けたらクビ!のルールが今更ながら迫ってくる。
もちろん、約束は約束だから、負けた以上はフォンターナを去るしかないのだが。
この物語が驚くほど心優しく作られているのはそこから先のエピソード。
結論から言えばクビは回避された。
その後に本当の意味でのオチが。
さらには物語は半年ほどワープ。
久しぶりに里帰りした暢子も参加して良子ねーねーの結婚式。
なるほどこういうことかと思っていたら、来週の予告編もチラリ。
思いがけない再会もありそう。
目次
対決暢子とオーナー


何度も試作を重ね研究し尽くした暢子。
最後の決め手になったのは母親から教わったソーミンチャンプルーの隠し味。
それは最初油で島ニンニクをゆっくり素揚げするところから始まる。
そうすることで、ニンニクの風味がでしゃばることなくペペロンチーノの味をまとめ上げる。
それは、店のスタッフたちの評判も上々で、申し分ない完成度と評価された。
そして、その時注目すべきはオーナー房子の反応。
暢子が普段どんな努力をしているかを瞬時に見抜いていた。


房子が何者なのかはネットでもずいぶん噂になっている。
父賢三が亡くなった時に東京の遠い親戚を名乗る人から手紙をもらっていたよね。
子供を1人引き取っても構わないと。
その親戚の人なんじゃないかともっぱらの噂だけど。
そのうちわかることかな?
オーナー房子の実力
暢子のペペロンチーノの試食が終わった後、いよいよ房子が15分で同じ料理を。
ドラマの中では料理風景は全く映されていなかった。
完成品が2皿目の前に並べられただけ。
房子は、最後に仕上げと称してシークワーサーの皮だけすりおろしてペペロンチーノの上に。
これは、柑橘系の味わいを最後に加えることで料理をさっぱり食べられる。
実は彼女のペペロンチーノが後から共されることで試食する人たちは同じ料理を2度食べなければならない。
2度目の味付けはやっぱり胃には重く感じて当然。
それを和らげるための斬新なアイディア。
さらにはニンニクの使い方にも一工夫。
丸ごと素揚げすることで、ニンニクの風味を和らげることに成功。
房子は料理についての意見を述べる。
食材の持ち味を最大限生かすこと。
食べる人のことを常に思い浮かべること。
当たり前の事のようで、意外と思いが至らなかったりする部分。
こうして作られたペペロンチーノの味わいは誰もが口を揃えて絶賛。
暢子の物とは比較にならないほどおいしい。
実は、それは勝負に負けたことを認めるので、最初に取り交わした厳しい約束事が。
クビ!かと思いきや😨😅🤣
暢子は自分が負けたことも忘れてペペロンチーノに没頭。
おかわりするほどの美味しさ。
しかし、負けたと言う事は厳しい決め事でクビが言い渡される。
ここからが今日の物語の見所。
暢子は負けは認めたもののフォンターナの仕事は絶対にやめたくない。
必死で頭を下げて房子は謝罪。
心を入れ替えます。
ごめんなさい。
何でもやります。
これだけのことを言った後のオーナーの反応。
分りました。
ただし、条件が。
雇用継続に関わるいくつかの条件
何があっても絶対泣かない
オーナーには一切質問しない
決して口答えしない
命令には絶対服従。
それができるなら働かせてやってもいい。
二つ返事でオーケーする暢子。
そして料理長の二ツ橋に指示を出す。
暢子の新しい仕事として伝票整理、品物の管理を言いつけるように。
さらにはまかない当番にも加えるようにと。
これはとんでもない嬉しい配慮。
仕事は大変にはなるけど、暢子は思う存分料理修行ができる。
ここで1つ暢子からの提案がスタッフたちに告げられた。
私のことを 暢子 と呼んでください。
沖縄にいた時からの習慣で比嘉と呼ばれるのは苦手。
これもオーナーの了承が得られた設定に。
沖縄里帰り
物語は一気に半年が過ぎて、暢子は沖縄に里帰りして良子ねーねーの結婚式に出席。
親戚一同皆喜びに満ちている。
沖縄での様子はざっくりと描かれただけ。
心なしか暢子は少しあか抜けたような感じがしたかも。
賢秀の反省とは
物語の最後の方で賢秀の様子が描かれた。
相変わらずしょうもない手紙を書いているようだが、今度お世話になっているのは千葉の養豚場と設定されていたね。
そういえば、子供の頃はアベベとアババの2頭の豚を飼っていたな。
あの頃の経験を生かせば、養豚業は1番向いている仕事かも。
さて、鶴見では雪がちらつく天気。
来週の予告編もチラリと紹介される中、どうやら新たな展開を迎えるちむどんどん。