東洋新聞でボーヤさん修行は続く。
登場人物は新聞社の人とか、鶴見のあまゆの人たちばかり。
しかし、新聞社の様々な仕事の中で、著名人に取材を申し込んで記事に仕上げる仕事が。
それは和彦が自ら申し出て許可を取り付けた業務だったが。
今日はその詳しいいきさつが物語として語られた。
東洋新聞には、様々なコラム欄があるが、著名人が最後に食べたい料理は何かという内容のコラム欄が。
文化部に配属になったばかりの和彦は編集長の田良島に、自ら記事の執筆を申し出た。
今までとは違った切り口で書いてみせると。
食い下がった結果、何とか執筆の許可は取り付けてはみたものの、肝心の取材対象が元として取材拒否。
イタリアで著名な料理人とのこと。
門前払いを食ったままで全くなすすべもない。
そこへ助け舟が。
編集長がある筋を通じて取材許可を取り付けていた。
編集長の「優秀なブレーンが」と言った人はフォンターナのオーナー房子で間違いないだろう。
取材の様子も予告編であった通りに行われたようだが、演じていたイタリア人シェフがジローラモ。
最近見かけないと思ったけど、もともと日本で活躍するタレントで日本語も堪能。
そして沖縄の歌子のオーディションの様子も。
目次
鶴見沖縄県人会
この辺の気配りができるところが三郎さんの凄いところ。
新聞記者として沖縄の記事を書こうとしていたんだよな。
和彦が答えるには、沖縄の調査が自分のライフワークで、父の仕事の引き継ぎでもあることを改めて告白。
沖縄で暮らした、少年時代が自分の人生を大きく変えてきたことを強く意識していた。
ここを舞台にして、自分自身の新聞記者としてのキャリアを積み上げたいと考える和彦。
熱意と意気込みは充分なものと思われた。
和彦の熱意
新人がたやすく扱えるような、優しい企画では無いけど。
自分の熱意で注目のイタリア人シェフについて良い記事が書けると、直談判。
さらには今まで発表してきたコラムが、どちらかと言えばマンネリ気味なことも指摘。
やる気は充分なので、編集長も大丈夫かな?と思いつつ、任せることにした。
まずは取材を申し込んで様々なことをインタビューする必要が。
さて、和彦が目指すイタリアンシェフに取材を申し込んでみたが、あっさり門前払い。
取材は一切お断りとのこと。
簡単に行き詰まってしまう和彦。
実はその時に編集長から助け舟が出される。
編集長には心強いブレーンが味方に。
それはフォンターナのオーナー房子な事は間違いない。
フォンターナのオーナーはイタリアで単身修行をしてきた伝説の料理人。
おそらくイタリア語も堪能だろうし、イタリアの著名なシェフとも親交があって当然だと。
物語の中では語られなかったけれど、突然編集長がインタビューのセッティングをしてくれることに。
アレッサンドロ・タルデッリ
演じているのがちょい悪オヤジのジローラモさん。
久しぶりにテレビで見た感じだけど、相変わらずのダンディーさ。
彼がイタリア人シェフに扮して様々な質問に答える形でインタビューが進む。
驚いたのは、彼が日本語ペラペラなこと。
通訳は準備されていたけど質問は普通に日本語で受け答え。
最後の質問で人生の最後に食べるとすれば何を食べたいかの質問に対して、
ピザマルガリータ
オーソドックスなピザだよね。
普通においしそうに見えるけど、今は日本中どこでも別に珍しい食べ物じゃなくなった。
ナポリの発祥らしいけど、私の記憶の中ではあまりはっきりした記憶は無い。
ピザそのものがあまりなじみのない食べ物なので。
山原新人歌手オーディション


山原での新人歌手オーディションの様子が伝えられていた。
緊張で完全に固まってしまった歌子。
ピアノの伴奏にも驚き、とても声が出るような状態ではない。
審査員が気を利かしてくれて、5分ほど準備の時間をもらうことができた。
歌子がとった行動は暢子に電話して助けを求めること。
暢子の答えは思いのほか単純明快だったね。
自分が大好きな人、大切だと思う人のために歌ってあげるつもりでいたらどうかと。
実はこの作戦が大成功で、歌子は見事に「翼をください」を歌い切る。
上白石萌歌の歌声はこの物語のバックに時々流れていたので耳に心地よい。
周りのオーディション参加者たちも、驚きの表情で見上げている。
これで合格できれば凄いと思うけど。
和彦と暢子
最後に何を食べたいですか?
ピザマルガリータ!
実はなぜこの料理が最後に食べたいものなのかには答えてもらえなかった。
このことを編集長から厳しく責められる和彦。
不安な様子で状況を見守る暢子と愛。
自分が書こうと思った題材に全く近寄れていない和彦。
編集長は曖昧なその記事をすぐにダメ出し。
今までと変わらないものを出されても困る。
肝心なことが書けていない。
新聞はお前(和彦)の意見発表の場ではない。
これは強烈だったよね。
さて、暢子はびっくりするほどのシロートとして描かれている。
彼女の知識が深まるんだろうかと心配になってくる。