昨日のブログで1977年と紹介したけれど、実際は1976年の物語で私の勘違い。
この年も思い出に残るね。
さて、今日はフォンターナの料理長二ツ橋シェフの複雑な事情?が語られることに。
演じている高嶋政伸はNHKでも御用達の著名な俳優さん。
実は、この物語を見ていて感じたのは、暢子の年齢が私と同じでこの時23歳な事はわかったけれど、他の人たちの年齢設定がいまひとつぴんとこない部分もある。
まずの父親のおばさんとされるオーナー房子。
彼女は現在何歳の設定になっているんだろう?
それと三郎さん。
彼らの年齢がいまひとつはっきりしないよね。
おそらく大正時代の生まれなんだろうなと想像。
フォンターナで働く人たちのうち、二ツ橋シェフも年齢不詳な部分が。
今日の物語の中では房子、三郎さんと何か事情がありそうな描かれ方。
二ツ橋シェフが三郎さんにいきなり殴りかかるようなストーリー展開。
正直なところ、二ツ橋シェフの荒れ方を見ていて、今までとは全く違ったキャラクターで描かれたので、違和感を感じてしまったのは私だけじゃあるまい。
酒を飲んで暴れていたよね。
とりあえずわかったことも多いけれど、それ以上にわからないことがたくさん出現してきた今日のエピソード。
目次
一味違う暢子のストーブ前チャレンジ
今日描かれていた暢子は今までの欠点というか弱点が一掃されていて、理想的なイタリアンレストランのシェフとしての振る舞いだったと思う。
メイン料理を考える上で、決して目先の新しさとか奇抜な味付けではなくイタリアンレストランにふさわしい基本を大切にした上で斬新なアイディアを盛り込みたいとの事。
ほとんど理想論なんだけどこれだけ高く掲げちゃうと何から手をつけていいのやらさっぱりだよね。
しかし、暢子には昔から書き溜めてきた“おいしいものノート”がつよい味方になってくれそうな。
またこの物語の特徴だけど人との関わりが丁寧に描かれる。
暢子の周りにいる智など暢子が大好きなことが見ていても露骨に伝わってくるけれど、和彦は辛辣ながら、暢子に的確なアドバイスを送っていたよね。
それは頭で考えるのではなく、行動をしてみることでわかることがあるのではと。
実はこれ、とても効果的な方法。
最近あまりなくなったけれど、私なども洗濯などしている時の方が良い文章を思いついたり、別なアイディアが浮かんだりと体を動かした方が結果がいいなという思いが強い。
二ツ橋シェフと三郎さんとオーナー
今日のエピソードの前半で描かれていたあまゆでの乱闘騒ぎ。
酔っ払って正体不明でやってきた二ツ橋シェフはたまたま見かけた三郎さんに、
勢いで「いちゃもん」をつける。
二ツ橋シェフは三郎さんのことをよく知っているような雰囲気。
三郎さんも二ツ橋シェフのことを「フォンターナの…」といいかけて、知り合いのような雰囲気。
実はここからが今日のとんでもないシーンで、乱闘騒ぎが。
恨み骨髄な様子で三郎さんに殴りかかる二ツ橋シェフ。
そのことにほとんど無抵抗な三郎さん。
どうやら会話の内容から類推するとオーナー房子さんと三郎さんの何か特別な過去がありそうな雰囲気。
そしてここで分かった事は、二ツ橋シェフがフォンターナのオーナーに特別な感情を抱いているってこと。
料理人として尊敬しているのは伝わっていたけど、女性としても何か特別に意識するところがあるんだろうか。
今日は殴られた後顎に絆創膏を貼ったりしている様子で描かれていたけど、房子さんは優しい面もありながら、従業員に対する態度は思いのほか冷ややかな印象を受ける。
彼女が気配り、経営手腕などどれをとっても一流なことなのに、決してそれを表に出さない控えめなところもなんとなく謎な印象を受けるよね。
良子の気持ち
良子は本当は自分が仕事をすることについての相談をしたかったみたい。
しかし、比嘉家では歌子を東京の大きな病院で診察させることにまとまったお金が必要になる。
比嘉家の家族の結束はびっくりするほど固いね。
困っている時はお互い助け合う。
今もそうだと思うけど、親戚同士では何かトラブルがあったときに支え合う風潮は日本ではよくあることだなと思う。
歌子
病欠することが多いと指摘されれば会社にはいづらくなって当然。
歌子は短い間だったけれど、勤め上げた運送会社を退職することに。
やはり、健康に暮らせるだけの体力が備わっていないと、世の中で仕事をするためには厳しいかもしれない。
そうでなくても、彼女は引っ込み思案でおとなしい。
誰かにうしろゆびさされながら毎日仕事をするなんて全くありえないこと。
退職の日、花束をもらったまでは何となくほんわかしていたけど、その後すぐにあの花城さんが経理の女の子との結婚発表が。
物語的には随分と残酷な展開をするものだと思わないでもない。
1番びっくりしていたのは歌子だろうね。
物語を動かす力⁉️
この物語は、展開がネットでもずいぶん話題になることが多い。
歌子の病院行きももっと早い時期に決断すべきではと、ストーリー展開にかなりなダメ出しが。
今日見ていて感じたのは、高島政伸があんなにもめちゃくちゃなキャラクターで描かれていたこと。
今までかっこよさと頼もしさの象徴でしかなかった彼が、こんなにめちゃくちゃな描かれ方をするなんて。
脚本家が何か意図するところがあるんだろうなと思うけど、とにかく今週のエピソードは昨日と今日で展開が始まったばかり。
明日以降でどんなオチが準備されるのか。