病気治療のために詳しい検査をすることになった歌子。
母優子とともに上京。
生まれて初めて見る東京の様子に、
アキサミヨー😳
沖縄から初めてやってきて東京に立てば、真っ先に驚くのは人の多さ。
私自身も過去に同じ経験をしたことが。
一体どこからこんなに人が湧いて出てくるんだろうと。
この頃、初めて人混みに酔うって経験も。
人混みの中でしばらく過ごした後、家に帰ってみるとうっすら頭痛がするんだよね。
今でも懐かしい経験。
さて、歌子はオーナー房子から紹介された大学病院での検査が控える。
その前日、暢子がお世話になっている鶴見のあまゆで懐かしい再会も。
物語は、歌子が東京にやってきても昔からずっと抱えてきた胸の内を明かすことなどが語られる。
それは、幼なじみとの再会もさることながら、自分が置かれた境遇があまりに不本意なこと。
姉2人は夢を叶えて元気いっぱい生きている。
それに対して自分は子供の頃からあらゆる面で1ミリも成長していない。
このまま仕事も、結婚も、それ以外のことも何も達成できず人生を終えてしまうのだと。
放送直後の朝イチで、そんな事はないと、番組を超えて慰められていたけど。
暢子のイタリア料理の新メニューの試作も紹介されて、ストーブ前を目指す様子もしっかり描かれる。
目次
上京 歌子と優子
東京に着いたときの案内役が智。
東京で仕事をしているので街中を案内するのも慣れたもの。
歌子と優子にとっては10年ぶりぐらいの再会になるだろうか和彦と出会う。
今では新聞記者として社会人となった彼は、変わらない様子で昔の話なども。
しかし、歌子に仕事はどうなのかと尋ねてしまう。
歌子は体調不良が続くことで会社にはいられなくなって退職したばかり。
1番聞かれて欲しくない質問だったかも。
大学病院で検査をすることになっているので、そのことも心配🫤
ご飯を食べるのもそこそこに、鶴見のあまゆに向かうことに。
どうやら、東京での滞在場所は暢子の下宿先ということに。
あまゆ
あまゆは言わずと知れた鶴見沖縄県人会の拠点。
ここには沖縄出身者が多数いて、しかも暢子のかつての仕事仲間東洋新聞のメンバーも。
沖縄から出てきた人にとっては1番居心地の良い場所かもしれない。
挨拶をする優子と違って歌子はやっぱり人の多さに圧倒されているような雰囲気。
今日描かれた感じではそんなに引っ込み思案でおどおどした印象は受けないけど、なんとなく打ち解けてないなって感じがありあり。
歌子は、自分と周りの人たちをどうしても比較しちゃうんだよね。
仕事の事とか、体調不良の事。
さらには表立っては言わないけれど恋愛の事など。
そんな歌子の胸の内などお構いなしに好き勝手に談笑するあまゆの人たち。
三郎さんと優子
2人の会話が物語の中で注目すべき点だと思う。
はるか戦争前の話だと語っていた三郎さん。
賢三との隠されたエピソード。
優子が昔の事について語っていた。
夫賢三はおばさん大城房子との約束を果たさずに沖縄へ戻ったような雰囲気。
ずいぶん昔の事のようだが、房子が賢三を恨んでいたとしても仕方がないとも語っていた。
実は、詳しい内容は語らぜずじまい。
戦争前だから、昭和10年前後の話だろう。
そうなると、賢三もかなり若くて、少年ぐらいの雰囲気だろうか。
三郎さんだってかなり若かったはず。
物語の今が1976年の設定だから、昭和51年ってことになる。
ざっくりって、半世紀近く前の話だよなぁ。
その頃、どんなエピソードがあったんだろう。
二ツ橋シェフの評価
フォンターナを辞めることを決意した二ツ橋シェフ。
その前にわざわざあまゆに赴いて三郎さんに謝罪。
ちょうどこの時、暢子が新しいイタリアンメニューをこしらえていたところ。
試作の段階ながら、あっさり食べられるように工夫をしたパスタ。
たまたまやってきた二ツ橋シェフに試食をお願いしてみたところ。
味とか食感は問題ないとの事。
しかし鋭い指摘で
色味がイマイチ。
メインとなる料理ならばやはり見た目はとても大事。
この料理は放送の中でも単調な色合いで、アピールが少なかったような。
とりあえず、おいしければいいじゃんと思ってしまうのが私のようなシロート。
お客さんに提供してお金を取るとなれば、それなりのグレードでなきゃダメなんだよなと。
今日のエピソードで気になるのは歌子の振る舞い。
彼女は自分の置かれた境遇で堂々巡りをしている。
さて、残り2日で今週のエピソードは終了することになるけど、この先どんなふうに進展するかちょっと読めない。